こんにちは名取天文台です!
今夜の活動報告では、VRプラネタリウムminiで使用する銀河写真の画像処理についてお話しようと思います。
銀河は地球から見ると非常に小さいため大きく拡大できる望遠鏡で撮影する必要があります。
今回は、BORG107FL+ASI 533mc pro+Vixen AP赤道儀という機材構成で撮影をしてみました。当団体で使っている機材の中では、焦点距離が比較的長くカメラのセンサーサイズが小さい組み合わせです。そしてこの機材で銀河を拡大して撮影してやろうという作戦です。
そして撮影した銀河の写真がこちら。
回転花火銀河という名前の銀河で、回転花火のように見える渦巻が特徴の銀河です。
これはPCでの撮影中に画面に映ったものをスクリーンショットしたものです。
そして、このような画像を何枚も何枚も撮影して、画像処理をしていきます。
二晩に分けて撮影を行って、約3時間分のデータを得ることができました。
そして、画像処理の結果はこちらです!
回転花火銀河の特徴である渦巻をしっかり写すことができました!
もっと画像処理のスキルをアップすれば銀河中心の構造がもっと鮮明に出てきそうです。
引き続き頑張ってみます(^▽^)/
現在、ご紹介したような天体写真を使用してVRプラネタリウム開発を頑張っています。コロナ禍でのおうち時間に360°カメラ&天体写真で美しい星空をお届けすることを目指しています。
もしよろしければクラウドファンディングでのご支援よろしくお願いします!
また、VRプラネタリウムの体験版としてVRプラネタリウムminiを作成しています!
公開をお楽しみに!
<VRプラネタリウムminiのご案内>
VRプラネタリウムminiの公開は、4/17(土)を予定しており、名取天文台yo utubeチャンネルにて公開いたします!!
さらに、動画をダウンロードしていただくと高画質で視聴していただけます。ご希望の方は、下記のフォームにて申し込みください。公開日になりましたらメールでご案内させていただきます。
※ダウンロードにはGoogleアカウントが必要です。申し込みフォームでご登録ください。
VR動画の視聴方法につきましては、こちらをご覧ください。
ぜひご覧いただき、VRプラネタリウムをご購入の参考にしていただけたら幸いです。
完成をお楽しみに(^▽^)/
P.S.
約1年前に撮影した回転花火銀河です。
1年で天体撮影も画像処理もたくさんやって、すこしづつでも成長してこれてよかったです!