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日本の技術ず文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたず䞀緒に育おたい

M×A×O前代衚の父が「岩村ミシン」靎瞫補加工業を倧阪で開業。職人でもあった父の意志を匕継ぎ、小さな事業者間ず地域を繋げるオリゞナルファッションブランド「arcchaichicアルカむシック」を立ち䞊げたした。これたで支えお頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さたず䞀緒に育む掻動を応揎しお䞋さい

珟圚の支揎総額

66,500円

22%

目暙金額は300,000円

支揎者数

10人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支揎により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了したした

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

日本の技術ず文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたず䞀緒に育おたい

珟圚の支揎総額

66,500円

22%達成

終了

目暙金額300,000円

支揎者数10人

このプロゞェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支揎により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了したした

M×A×O前代衚の父が「岩村ミシン」靎瞫補加工業を倧阪で開業。職人でもあった父の意志を匕継ぎ、小さな事業者間ず地域を繋げるオリゞナルファッションブランド「arcchaichicアルカむシック」を立ち䞊げたした。これたで支えお頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さたず䞀緒に育む掻動を応揎しお䞋さい

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2021幎3月4日 掻動報告

前回、リタヌン【8】
「Room106 by advance leather factory」 庫本 氏、
「染工房 正茂」䞊仲 正茂 氏、ずの3者コラボ リタヌン

アヌトキュヌブ立䜓ブロックBag  Sサむズ1個 を補䜜するに
あたっおの、プロセスをお䌝えさせお頂きたした。


その際に、本革の瞫補加工では、leatherのDr.である庫本 氏には、
無理難題をお䌝えしおしたいたした。
䞀番の問題点は、先日お䌝え
したように、䞀芋、簡単そうに芋えるパヌツの裁断ず、瞫補、䞉角
パヌツ本革ず、䞋地の本革が異なる事による、瞫いズレでした。
衣服類でも異玠材䜿いは、瞫補珟堎でずおも嫌がられたす。理由は、
玠材同士の盞性や瞮率が問題ずなる事から、珟圚では、手仕事颚の
ラフな1点ものデザむン以倖は、嫌われる、又は、避けられるデザむン
です。
ただ、あえお、こうしたデザむンを䟝頌させお頂いたのは、
䌝えたい思いがあったからです。


そのため、圓初はコンピュヌタヌの刺繍ミシンを䜿い、正確な
瞫補を詊みたのですが、
䞊手くいかず、コンピュヌタヌ刺繍機
ならではの問題が出おきたした。

理由は、正確すぎる事です。

PCでもそうですが、少しの融通ずいうのが利かず、手動で修正
する事がある。そんな経隓、皆さたもありたせんか䟋えば、
自働曎新や、自働補正などもそうです。これず同じように、
アナログの手仕事による修正が必芁ずなった事から、今回は、
コンピュヌタヌの刺繍機を掻甚する事を断念し、本来の職人の
感ず技術で瞫補する方法を遞択したした。
そしお、四蟺にOPEN
ZIPを取り付け、どの䜍眮からも取倖し可胜な仕様にした亊で、
倚様な色合わせや、組合せを可胜ずし、立䜓圢状も維持する
アヌトキュヌブ立䜓ブロックBagが完成したした。



そんなプロセスの䞭で、特に、問題だったのは、リタヌン【】
アヌトキュヌブ立䜓ブロックBagは特異な圢状にも可倉させ、
圢状を維持する仕様でした。そうした特異な仕様であったため、

䞉角パヌツの隙間に折れ線代わりずなる、察角線のクロスステッチを
入れおいたす。そのステッチは、䞉角パヌツの隙間沿っお、正確に
入れお行く必芁がある䞭、倚様な折れ方をさせるため、芯地などで
固定するわけにもいかず、䞉角パヌツが寞分の狂いなく瞫補しな
ければなりたせんでした。

䟋え、コンピュヌタヌであっおも瞫いずれやその時に糞調子などで
狂う事がある䞭、
本革は垃地ず異なり、調敎しきれなかったステッチの
針埌が付いた堎合は、治す手段はあたりありたせん。

そうした、倚様な䌞瞮性を持぀本革ならではのデメリットを掻かし、
立䜓圢状を維持するデザむンには、ほんの少しの手加枛を䜿っお調敎
する必芁がありたした。
そうした調敎は正確さを長所ずするコンピュヌタヌ
刺繍機には適合しなかったため、手仕事に切り替えたした。これが、
デゞタル機噚の正確すぎるデメリットです。


たた、本革ずいう生きた玠材の厚みや䌞瞮を螏たえながら、䞊偎ず
䞋偎の本革の特性が異なる玠材を扱う堎合、䌞瞮率を想定しおおく
必芁がありたす。
ただ、詊隓デヌタヌは、あくたでも平たく蚈枬した
生地䞊のデヌタヌであり、瞫補䜜業䞭ずいう人の手加枛も螏たえるず、
枬定䞍可胜な数倀は、珟堎の瞫補職人の経隓倀でしか刀りたせん。

そうした庫本 氏ずの察話や、絵柄を圩る䞊仲 氏のレザヌに色を乗せる
際の、䌞瞮性なども加味しながら瞫補するには、正確な機噚を䜿った
再珟性の保持を捚お、それよりも本来の手仕事の良さであり、生きた
玠材を扱うレザヌ補品ならではのぬくもりを瞫補技術で衚珟したした。


未来的なデザむンで敎え、珟代瀟䌚の二極化デゞタルずアナログを
融合させる事で、手仕事本来の良さを際立たせる事が出来たのが、
今回のリタヌン【】アヌトキュヌブ立䜓ブロックBagです。

あたり、こうした珟堎をご存知でない皆さたにずっおは、こうした
お話しをお䌝えしおも、正確なコンピュヌタヌ裁断機を䜿った方が
綺麗に仕䞊がるのではず思われがちですが、
どんな補品でも、必ず
瞫いズレは起こりたす。
海倖では、最先端の機噚が導入され、毎日、
レヌン化した堎所で、同じパヌツを蚓緎するように瞫補しおいるので
海倖補品の方が優れおいるず感じるず思いたす。

ですが、定番補品ではないデザむンや、芯地などを匵らず、本革本来の
生きた䌞瞮率を掻かすデザむンの堎合は、こうしたアナログ的な数倀も
螏たえた職人技の感ず、技術が必芁ずなっおきたす。
たた、これからの
時代は、あっお圓然だった物やサヌビスが幎々ず枛少しお行く時代に
なっおいきたす。そうした時に必芁なのは、やはり、叀来からの技術を
創意工倫しながら、鍛錬しおきた方々の経隓が必芁ずなっおきたす。


たた、こうした玠材本来の特性を螏たえながら、倚様なデザむンにも
察応できる技術者の方々が珟堎を去っお行く時期を螏たえるず、継承
しおいける時間は、少ないように思いたす。


そんな貎重な孊びを䌝えおくれる方々が去った埌、孊んでみたいず
思っおも、もうその堎所には、倧切な孊びやプロセスを䌝えおくれる
方々はいたせん。
自身の父もそんな颚に倚様な金型を取り扱いながら
教えおくれた人でしたが、今は他界しおいるため孊ぶ事も出来たせん。

そんな思いは、次䞖代の方々にはしおほしくない。そんな思いもあり
今回、コロナ䞋で各地域産業の高霢化しおいる方々ぞの䟝頌を加味
しながら、詊䜜品の䟝頌を受けお䞋さった堎所にご恩返しをしたいず
思いたした。父にはもう恩返しは出来たせんので。


これからの時代に倧切な孊びは倚様にありたす、デゞタル化が遅れお
いる日本の珟状も、確かに危惧するべき事だずは思いたす。ただ、
そうしたデゞタルの原点でもある、人の経隓によるモノづくりは、
粟密でありながらも、ぬくもりのある日本らしい技術ず文化だず
私は思うんです。
そうした、倧切な原点を振り返りながら、繋がり、
孊び合いながら、䌝えおいける掻動が行えるよう、最埌たで、応揎、
宜しくお願い臎したす。


シェアしおプロゞェクトをもっず応揎