参加作家のAndrew ScottとReima Mäkinenのコメントです!
8月9日水曜日及び13日日曜日に、フィンランド ヘルシンキ市で開催されたSF大会Worldconに参加しました。 ○プログラムについて 8月9日にはプログラムとして、「サルミアッキ フィクション」の内容や制作経緯・作家の意図などをディスカッション形式で紹介するパブリッシュプログラムを開催し、約150人の方がプログラムに参加してくださいました。 プログラムのパネリストは、Andrew Scott, Petri Hiltunen ,Reima Mäkinen ,Sky and Cosmos、司会は本プロジェクトのプロデューサーNIEALが勤めました。 来場者は世界各国から来たサルミアッキが好きだという方々。ところが、サルミアッキを食べたことが無い人に対してサルミアッキが配られると知ると否や、殆どの人が手の平を返して「サルミアッキ食べたことない」と自称するなど、終始笑いに包まれる和やかなプログラムとなりました。 また、当プロジェクト参加作家のSky and Cosmosは、フィンランド人にも関わらずサルミアッキを食べたことが無いという事で、大勢の方に見守られる中で初めてのサルミアッキを体験し、戸惑いながら食べる様子にとても盛り上がりました。 ○アーティストアレイについて 8月9日水曜日及び13日日曜日には、アーティストアレイにて『サルミアッキフィクション』の頒布をしました。 アメリカ、イギリス、ベルギー、ドイツ、オランダ、スウェーデン、アイスランド、オーストラリア、中国そして日本など、様々な国の方々が本に興味を持っていただけました。 また、サルミアッキを食べたことが無い方々へ、サルミアッキの試食もしました。 ・中米やイギリス、オーストラリアなど方はリコリス菓子を食べる文化がある国ですが、「ソルティーリコリス(サルミアッキ)」と聞くだけで拒絶感を示す方が多く、互いのリコリス菓子文化の中でも違いを確認しあうことができました。 ・オランダやドイツ、ベルギー、スウェーデンやアイスランドなどは、ソルティーリコリスを食する文化があるため、サルミアッキが好きという沢山のシンパシーを頂きました。 ・日本からは日本SF作家クラブの方が沢山来てくださいました! サルミアッキが特に大好きで、「日本でも、もっとサルミアッキを広めたい」とおっしゃっていた作家さんや、「サルミアッキが好きな宇宙の住人と、嫌いな宇宙の住人」というSF世界の設定を作ってくださった作家さんなど、サルミアッキの楽しい話題が尽きませんでした。 ・フィンランド人の多くは、タイトルと表紙を見ただけで大笑いするほど、とても喜んでくれました。 そして、多くの人がSFやファンタジー・ホラーなど、様々な漫画に興味を示し、読んでくださいました。 沢山の外国から来てくださった方々には、フィンランド文化を感じるお土産として、フィンランド人にとっては身近で馴染みやすいテーマの作品として、本を手に取ってもらえたと思います。 また、プログラムや一連のアーティストアレイで、『サルミアッキフィクション』通じた文化交流を喜んでいただけたかと思います。