こんにちは! Roots教室長の佐野です。
プレオープンで毎週末に講座を開き、少しずつですがどんなコンテンツがいいのか掴めてきています。今回紹介するのはちょうど先週実施した科学実験教室の内容です。
実験教室ではエタノールとドライアイスを組み合わせて、-30度の液体を作りました。これを使うとミニトマトもあっという間にカッチンコッチンに凍り、ハンマーで割れるようになります。
実はこの実験教室、通常の講座ではあまりしない内容にチャレンジしてみました。それは【材料を買いに行く段階から子供と一緒に行く】ことです。普通、講座というと部屋の中からあんまり出ることはありませんが、今回は1時間30分の中で近くのスーパーまで凍らせるものを買いに行きました。
子どもたちも「何を凍らせよう...」と頭の中でぐるぐる考えながらスーパーに向かっていました。子どもたちが選んだものは「納豆、豆腐、ゼリー、ラー油、もずく、チョコレート、お酢...」などなどいろんなもの。講師が準備するものよりもいろんなものが机の上にそろいました。
いざ物を凍らせるとなると、子どもたちも自由に実験! あれとこれを混ぜたり、ラー油とドライアイスを組み合わせたり... 自分でいろいろ考えて買ってきたものだから、どんどん色んな発想が飛び出してきました。私の予想外のものもいろいろ飛び出して講師も楽しみながらやっています。
さらに買い物に行くと科学実験とは関係のない興味まで探ることができました。ある女の子はお母さんの料理のお手伝いをすることが大好きらしく、料理がしたいとスーパーのフライパンをじっと見つめていました。ほかにも外に出てリラックスしたからか、初対面の子どもたちも打ち解けて遊んでいました。
すこし子どもたちにとってどんな要素があると、自分らしさを出せるのか分かってきた気がします。