こんばんは!
クラウドファンディングを始めてから19日、
既に220名を超える皆様から
総額104万円以上をご支援いただいております。
プロジェクト終了(3/12 23:59)まで
残り11日ございますので
引き続きどうぞよろしくお願い致します!!
さて、今回はまた農業に関してのお話です。
皆様からよくご質問いただくこと、
「茶園にある扇風機みたいなのってなんですか?」
この扇風機のようなものは防霜ファンといって
文字通り霜を防ぐための機械です。
これからの時期、お茶の樹の新芽が芽吹き始めますが
その時期に霜がおりると害を受けやすいため、
防霜ファンが大活躍します。
原理といたしましては、
冷え込む地表付近に対して
上空数mの比較的温かい空気を送り込むことで
地表面の温度を上げ、霜の被害を防ぎます。
今の時期、ファンが少し回っているように
見えることがあるかもしれませんが、
単に風を受けて回っているだけです。
実際に動くとブーンという割と大きめな音がします。
この防霜ファンですが、
それぞれの圃場に設置してあります。
近隣の状況により騒音の恐れがある場合などは
設置できない圃場もあります。
毎年この時期はすべての圃場を回り、
温感センサーを設置します。
そしてきちんとファンが動くか点検します。
一年の中でも限られた時期しか使用しない上に
その時期も年々の天候によるので
なかなかスタート時期を決めるのは至難の技です。
そして、初めに点検して終わりではなく、
実際にファンが回る気温になった時に
各圃場を見て回り、作動確認をしなければなりません!!
夜の22時なのか朝の5時なのか。
日々の気温に左右されるので時間は決まっていません。
また、それぞれの圃場を見て回るのに
1時間弱ほどかかります。
(家の中でも隣の圃場のファンが回ると音で気づきます)
一度点検したんだから大丈夫なのでは?
と思われるかもしれませんが、
温感センサーがズレていたり、
電源がうまく入っていなかったりと
実際に見回ってみるとそのような事が
結構あるんです....
霜の被害はとても大きいです。
少しでも良い碾茶を製造するために
夜や朝の見回りは欠かせないんです...!
なので、お茶のシーズンは5月ですが、
3月からお茶の苗植えや防霜ファンの見回りなどが
始まるので気分はもうお茶シーズンです。
今からもうドキドキワクワクソワソワです。
でも3月はカフェの周年月間なので
そちらも全力で取り組みますね。
(その話はまたいつか)
今後の活動報告では前回までのように
商品の紹介や、リターン品の説明、
カフェの近況、農業の近況などを
ご報告させていただければと思いますので
どうぞ宜しくお願いいたします!!
また、各SNS(Twitter、Instagram、Facebook)の
フォロー&拡散のご協力、何卒お願い申し上げます。
最後の最後まで、駆け抜けていきます。
応援のほど宜しくお願い致します!!