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「慰安婦」被害者の絵に出会える『咲ききれなかった花』を翻訳出版したい!

【ネクストゴール挑戦中】日本軍「慰安婦」被害者たちが、絵を描くことを通して自らの傷に向き合い、それを表現することで解放されていく姿を、温かい視点で描いた本『咲ききれなかった花』を翻訳出版するためのプロジェクトです。現在書籍の価格を安くするため、ネクストゴールに挑戦中!!

現在の支援総額

1,885,000

157%

目標金額は1,200,000円

支援者数

217

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/02に募集を開始し、 217人の支援により 1,885,000円の資金を集め、 2021/04/21に募集を終了しました

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「慰安婦」被害者の絵に出会える『咲ききれなかった花』を翻訳出版したい!

現在の支援総額

1,885,000

157%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数217

このプロジェクトは、2021/02/02に募集を開始し、 217人の支援により 1,885,000円の資金を集め、 2021/04/21に募集を終了しました

【ネクストゴール挑戦中】日本軍「慰安婦」被害者たちが、絵を描くことを通して自らの傷に向き合い、それを表現することで解放されていく姿を、温かい視点で描いた本『咲ききれなかった花』を翻訳出版するためのプロジェクトです。現在書籍の価格を安くするため、ネクストゴールに挑戦中!!

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このプロジェクトを始める理由

韓国「ナヌムの家」に暮らす姜徳景(カン・ドッキョン)さん、金順徳(キム・スンドク)さんなど日本軍「慰安婦」被害者たちが描いた絵は、1990年代中頃に発表されて人々に衝撃を与えました。彼女たちが描く故郷の風景や日本軍人の姿、幼い自画像からは心の叫びが聞こえてくるかのようでした。しかし、それがどのように描かれ、彼女たちにとってどのような意味があったのかについては、あまり知られていなかったのではないでしょうか。

2018年に韓国で出版された『咲ききれなかった花』は、それを解き明かしてくれる本です。被害女性たち(ここではハルモニと呼びます)に絵画で自己表現するきっかけを与えたのが、この本の著者李京信(イ・ギョンシン)さんだからです。美大を卒業したばかりの若い女性がおそるおそる「ナヌムの家」の門をくぐり、ハルモニたちの心の扉にノックし続け、扉が少しずつ開けられていく過程が、この本の中に詰まっています。

日本軍「慰安婦」問題について考える時、被害に遭った女性たち一人一人の生に思いを至らせることが何よりも大切だと私たちは考えています。だからこそ私たちは、絵と出会うことで自らの傷に向き合い、それを表現することで解放されていったハルモニたちの姿を伝えたいと思ったのです。この本は、今まで知らなかった「慰安婦」被害者たちの素顔を、必ず伝えてくれると思っています


自己紹介

このプロジェクトをおこなう私たちは「希望のたね基金」(通称「キボタネ」)という一般社団法人で、2017年に設立されました。キボタネは、日本の若者が「慰安婦」問題について学び、性暴力のない社会づくりに役立てるための基金です。「終わらせる」のではなく、「記憶・継承」することで、二度と同じような被害を生まない社会をつくることができると信じて、様々な活動をおこなってきました。この本の翻訳出版は、そのような活動の一環です。

この本を翻訳するのはキボタネ代表理事の梁澄子(ヤン・チンジャ)です。そして、やはりキボタネ理事の北原みのりが立ち上げたアジュマブックスから出版します。目標金額は1,200,000円です。翻訳はすでに完了しており、原著者と韓国の出版元からの許諾も得ています。皆さんのご支援を得て、何としても出版を実現させたいと思っています。


● 希望のたね基金の活動(公式HP:https://www.kibotane.org 


このプロジェクトで実現したいこと

李京信(イ・ギョンシン)著『咲ききれなかった花ー日本軍性奴隷制被害者ハルモニたちの終わらない美術の時間ー』の翻訳刊行


ネクストゴール挑戦中❗️❗️

現在、書籍の価格を安くし、より多くの皆様にお届けするため、ネクストゴール1,980,000円を設定しています!引き続き応援よろしくお願いします!


出版に必要な経費

 版権、印税 330.000円

 翻訳、編集 695,000円

 装丁、組版 310,000円

 印刷、製本 650,000円

 合計 1,980,000円



リターンについて

3,000円:出版記念オンラインイベントへの招待

10,000円:書籍1冊/出版記念オンラインイベントへの招待

30,000円:書籍2冊/出版記念オンラインイベントへの招待/本書掲載画のポストカード5枚セット

50,000円:書籍3冊/出版記念オンラインイベントへの招待/本書掲載画のポストカード5枚セット/お名前を絵本のクレジットに入れることが可能です。
※ご支援時、必ず備考欄に、本名やニックネームなど、ご希望のお名前をご記入ください。例:キボタネ花子


実施スケジュール

2月2日(火)     クラウドファンディング開始記念オンラインイベント!

4月21日(火)     クラファン終了    

5月中          書籍出版

6月19日(土)頃    出版記念オンラインイベント

6月中            リターン発送

※オンラインイベントはZoomにて行います。Zoomアプリ、インターネット環境が必要となります。


最後に

本プロジェクトは希望のたね基金の活動の一環です。日本軍性奴隷制問題もしくは「慰安婦」問題と聞くと、日韓の政治的対立の問題だとされてしまうのが現状です。しかし、被害当事者であったハルモニたちの存在なくして、この性暴力の歴史を振り返ることはできません。今回翻訳刊行をする「咲ききれなかった花」を通じて、まずはハルモニたちの力強く美しい姿を、著者李京信さんの素敵な絵とともに見て、読んで、感じていただきたいと思います。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


メンバー紹介

梁澄子(ヤン・チンジャ


キボタネ代表理事。通訳・翻訳業。1990年から「慰安婦」問題に関わり、在日の「慰安婦」被害者・宋神道さんとの関わりを通して、被害者たちの心の傷の深さを知りました。そして本書を通して、同じように言葉にできない痛みと傷を抱えた被害者たちと再び出会いました。2019年の渡韓時に本書を知って以来、何とかこれを翻訳出版したいと願ってきました。




北原みのり

1991年に金学順さんが声をあげたとき、私は大学生だった。当事者が声をあげた以上、解決しないわけにいかない、すぐにきっと解決できるはず。そう楽観的に信じていた四半世紀前の私に言ってあげたい。「甘すぎるよ」と。「慰安婦」問題は、この国のアキレス腱だ。国は力尽くで、この問題を忘れさせようとしてきた。「そうはさせない」と、急所に正面から切り込んでいった当事者と支援者の運動は、どれほど過酷だったことだろう。性暴力被害者が声をあげれば叩かれ、なかったことにされるのは、今も同じだ。だからこそ私は、この運動に関わりたいと思う。女性たちの無念を記憶するために。次世代に声と記憶をつないでいきたい。




石田凌太

 

都内大学4年生。専攻はジェンダー論、特に戦時性暴力について勉強中です。『咲ききれなかった花』の翻訳出版プロジェクトにおいて、本クラウドファンディング実施を担当しています。美術を通じたハルモニたちの自己表現の過程が、鋭くも繊細に描かれた本作品を日本でも多くの人に読んでもらいたいという思いから、本プロジェクトに携わっています。




高廷林(コ・ジョンリム)

希望のたね基金とマリーモンドジャパンの専従スタッフ。『咲ききれなかった花』のメイン画像の製作などデザインを担当。留学のため来日し、日本に来てはじめて詳しく知ることができた「慰安婦」問題。私のように「慰安婦」のことがよくわかっていない方や「慰安婦」に関心はあるんだけど、どう接したら良いのか悩んでいる皆さんにぜひ読んでいただきたいです。本書を通して文字だけではなく、絵から感じられる全ての感情を一緒に共有したいと思っています。



小田明美
書籍編集者。1969年生まれ。1991年より単行本書籍の編集にたずさわる。2021年3月始動の作家北原みのりさんの出版会社アジュマブックス創設メンバー。東京医大等入試差別問題当事者と支援者の会。デジタル性被害者支援NPOぱっぷす事務局。慰安婦被害者支援活動の「希望のたね基金」代表理事梁澄子さん翻訳の本作品『咲ききれなかった花』を担当。絵の先生として著者がハルモニたちとどのように打ち解けて、慰安婦であったときの苦しみや悔しさ、そして怒りといった言葉にならない心の奥底にある感情を絵画で表現する手助けをしていったのか、涙なくしては読めない本書をぜひみなさんにお届けしたいと思っています。性暴力問題に関心があり、フラワーデモに参加している皆様、芸術表現がどれほど心の扉を開ける行為となるのかに興味を持たれる教育関係者の皆様、そして作家、芸術家の皆様。また全国の学校図書館で子どもたちが本書に出会えるようにつないでくださる書籍関係者の皆様の注目を願っています。



最新の活動報告

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  • クラウドファンディングも残すところあと2日となりました。たくさんのあたたかいご支援ありがとうございます!!残り2日ですが、ネクストゴール到達はまだまだです。ぜひSNS上や知人などにご拡散お願いします!!さて今回は李京信著『咲ききれなかった花』翻訳出版のPRとして、希望のたね基金運営メンバー4人で動画を作成しました。それぞれが本著を紹介し、思いを語っています!ぜひご覧ください!PR動画第1弾 石田凌太 https://youtu.be/Jg0BqqUMNs8PR動画第2弾 北原みのりhttps://youtu.be/14SnrgA0LBYPR動画第3弾 阿部あやなhttps://youtu.be/0h4EXIa6xjgPR動画第4弾 高廷林https://youtu.be/HM_zLEIqZ2Y もっと見る

  • クラウドファンディングも残すところあと6日になりました!ここまで150人を超える方々から支援と温かいメッセージをいただいております。本当にありがとうございます!残り6日ですが、書籍の価格を安くするために引き続きご支援をお待ちしております。さて今回は新たな企画が始動するため、お知らせいたします。ハッシュタグ「#ハルモニの言葉」キャンペーン「私たちのことを全世界の人々に知ってもらいたい」、「希望をつかみ取って生きよう。私は希望をつかみ取って生きている。私みたいにやってごらん」日本軍性奴隷制問題を訴えていく過程で、平和のためにたたかう人権活動家となったハルモニたちは、私たちに多くの大切なことを伝えてくれました。この企画は、私たちとみなさんでハルモニたちの記憶の輪を広げていくものです。ハルモニの語った言葉の中で心に残る言葉を一つ選び、動画や写真、文章にしていただきます。クラウドファンディングはあと1週間で終わりますが、記憶し、正義を追求する活動はこれからも続いていくという思いから、今回の企画を考案しました。※ハルモニとは、韓国語でおばあさんの意で、日本軍「慰安婦」被害者に尊敬と親しみの意味を込めてハルモニと呼んでいます。参加方法は以下の通りです。・ハルモニたちの言葉を一つ選ぶ(参考までに本ページ下部にハルモニの言葉を記載しておきます。)・紙に選んだ言葉を書く・選んだ言葉を紹介する短い動画を撮る・SNS(Twitter, Facebook, Instagramなどなんでも)・動画が難しい方は、写真でも文章投稿でもOK!顔が見えなくても大丈夫です。・「#ハルモニの言葉」を投稿文章に書く参考までに私たちも動画を作成したので見てみてください!https://youtu.be/UuTiUZcRumY〜心に残るハルモニの言葉〜宋神道さん(在日の「慰安婦」被害者)「戦争は国のためじゃなくて、しないのは自分のためなんだから」「人の心の一寸先は闇だから。人の心が信じられずに生きてきたんだよねえ。騙されてばかりいたからさあ。でも、裁判かけて、体験を話してから、ちっとは安心した。オレも少しは人間らしくなったよ。すっかりあか抜けたババアになっちまった」「たとえ裁判に負けても、オレの心は負けてないから」「政治家はみんな月給泥棒だ。海のかもめみたいに按配のいいとこばっかり食らってさ。日本の政治家のやること、へたくそなんだよ」「戦争の時はお国のためって、日本人として引っ張って行って、戦争終わったら朝鮮人だの、慰安婦だのと、差別つけて、意味が取れないんだよね。だから裁判かけたんだよ」「オレは命きたないから」※死にたくなくて必死に生き延びたことを宋神道さんはこう表現する。姜徳景さん「私たちのことを全世界の人々に知ってもらいたい」「当事者が行動しなければ誰が感心を持ちますか。具合が悪くて休みたい時もあるけど、こんなふうに出てきて、思い切りスローガンを叫んで元気を出そうと頑張っているんです」「日本は、ハルモニたちにお金をいくらか渡せばいいと思っているけど、とんでもない! 私たちハルモニは年も取っているし、身体も悪いけど、私たちは死ぬまで、全員死んで最後の1人が残った時まで日本政府と闘うから。私たちハルモニはそんなに簡単には死なない。長生きしますよ。もっとやりますよ。日本がそうさせたんだ、私たちを」吉元玉さん「死ぬまで傷が癒えることはありません」「あの苦しい記憶、辛い記憶を一つ一つ胸に抱いてたら、今日まで生きることはできなかったでしょう」「ある日、水曜デモに出てみたら、『あ、違うな、私が恥ずかしいんじゃなくて、日本政府が恥ずかしいと思わなければならないんだな』と思ったんです」「私たちのために若い人たちがあんなふうに闘っているのに、当事者が隠れて生きる必要はない、一緒に闘おう、そう思って出てきたのが2002年だったと思います」「学校で来てくれと言えば行くし、他のところでも行きます。今は私が恥ずかしいのではないと分かっているから。それに、私が言うことを日本政府が聞いていると思うから、ありのまま全部話します。そうしたら少し楽になりました。これを隠して、世の中に知られるかと秘密にしていた時には本当に大変でした」「争いのない国、戦争のない国をつくりたくて、具合が悪くても出掛けていきます。死ぬまで傷が癒えることはありません。せめて真実を明かしてほしい。日本政府に良心があるなら、今からでも恨(ハン)を解いてくれなきゃいけないんじゃないでしょうか」金福童さん「希望をつかみ取って生きよう。私は希望をつかみ取って生きている。私みたいにやってごらん」※死の1ヵ月前の言葉。「今、私たちは夜中に具合が悪くなったら病院に行けるくらい、皆さんのおかげで楽に暮らしています。なのに勘違いな政府が(和解癒し)財団をつくると言う。私たちがいつまで生きると思ってるの。朴正熙大統領の時には血まみれになって死んだ人の命の代金でセマウル運動をしたと思ったら、その娘は、ハルモニたちの命の代金でもなく、ハルモニたちを売り飛ばして金をもらって政府で財団をつくると言う。そんな財団なしで私たちは今日まで生きてきました。だから私たちは財団には絶対的に反対だし、私たちの後ろには国民がいる。国民の皆さんが最後まで、私たちが解決する時まで、一緒に闘ってくださったら有り難いです」金学順さん「いつかは明かされるべき歴史的事実だから打ち明けることにしました」※金学順さんは1991年8月14日、韓国で初めて記者会見の場で自身が日本軍「慰安婦」被害者であることを公にしました。「いつかはこの事実を明かそうと、いつも思ってきました。テレビで日章旗を見ただけで胸がざわついて、挺身隊の挺の字を聞いただけでも息が詰まるので、恨(ハン)を解きたかったのです。私の青春を返してください」「私が誇ることもできない過去を暴露したのは幾ばくかのお金をもらうためではありません。日本で国民基金を集めるくらい誠意を見せてるんだからほどほどにしておけばいいのに、どうして粘るのだといわんばかりの日本側の見方は、本当に我慢できません」黄錦周さん「私はもう死んでも悔いは無いけど、歴史歪曲だけは絶対にダメ」「歴史に何を残す気なの? 私たちが全員死んだらどうするつもりなの? 死ぬほど詫びても足りないくらいなのに、こんなだから、私たちは悔しくて悲しくて生きていけない」 もっと見る

  •  本クラウドファンディングも残すところあと1週間となりました。私たちのネクストゴールは1,980,000円です。まだ目標へは遠いですが、残り1週間毎日、新しいコンテンツをお届けします!これまでにご支援くださった皆さまありがとうございます。温かいメッセージも読ませていただきました。残りの期間もご支援・ご拡散よろしくお願いいたします。 さて、本日は本クラファンスタート記念として開催されたオンライン・セミナーの録画映像を公開いたします!!内容は、1月8日にソウル中央地方法院によって出された画期的な判決についてです。この判決は、日本政府に対し、日本軍性奴隷制の被害女性たちへの賠償を言い渡すものでした。 どのような訴訟で、どのような判決だったのか。その意義は?主権免除とは?そんな疑問に対し、おそらく本訴訟について日本で最もよく知る法律家の山本晴太弁護士からお話いただきました。映像は以下のURLからご覧いただけます!https://youtu.be/LX-b9YwFYZI もっと見る

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