こんにちは!
旅を始めてはや、16日目。
現在、広島にいます!
今回は、日本一の毛織物の産地、尾州を
訪ねた際の活動報告をさせていただきます!
まず、尾州ってどこ?と思われた方!
愛知県一宮市を中心に
愛知県西部〜岐阜県西濃地方のことを指すそうです。
その尾州、実はビエラ地域(イタリア)、ハダースフィールド地域(イギリス)と並んで
世界有数の高級毛織物産地なんです。
日本国内では最大の毛織物産地で、
国内生産量の約8割を占めているんだとか。
私たちは、そんな尾州で今一番ホットな
「Re-tail (リテイル)」
にお邪魔しました!
洋服屋さんはもちろん、
デニム屋さんからテイラー、
生地がずらりと並ぶ倉庫まで
繊維やファッション、デザインなどの
創造的な活動の場として
たくさんのお店が入っていました。
この産地ならではの発信拠点として
産地の繊維組合が保有する築80余年のビルを
リノベーションして作られたこの建物。
繊維好きにはたまらない、
玉手箱のような場所でした。
たくさんの方からお話を聞いていくと、
尾州の繊維産業は、
とても独特な雰囲気だなと感じました。
というのも、
産地のデザイナー、工場、職人が
それぞれ独自の卓越した技術や感情を持っていて、
どの商品も異彩を放ち、
圧倒されました。
また、日本一の繊維産地尾州の繊維企業に属する若手社員の方々が中心となり結成した
自主的な産地活性サークル
「尾州カレント」
という活動もされていて、
「尾州を何とかしたい」
という強い想いを持たれる若い世代が多く、
刺激を受けました。
やはり、富士吉田の「ハタオリマチのハタ印」同様、
企業の枠を飛び越えた活動が
今後の繊維産業には必要だと
改めて思いました。
Re−tailの皆さんありがとうございました!
尾州産地には、岐阜を含まれているので、
旅の後半に岐阜の繊維産業も見てこようと思います!
次回は、ニットの産地、和歌山
での活動報告をさせていただきます!