米原です。
大変、お待たせしました!
ようやく『Sunny day』 のMV公開となりました。
ご覧頂けましたでしょうか。
僕が20代前半に作詞・作曲したオリジナルソングが、映像作品として完成しました。
撮影自体は『春ヒ桜』 とそう時期も変わらなかったので、だいぶ長い間温めたな、という感覚です。
当初MVのコンセプトは、手作り感を強く押し出したものでした。
そしてこの手作り感を出すために、僕は、自分で撮影した素材を編集してもらおうと考え、動いていました。
ところが、『春ヒ桜』の詳細が決まっていくにつれ、千村監督から「このままだと『Sunny day』の方向性やニュアンスが『春ヒ桜』 と近いものになる」との、意見やアドバイス、、、。
“約10年前の米原幸佑が書いたラブソング”と“今の米原幸佑が書いたラブソング”の対比を楽しんでもらう箏も、大事な制作理由でした。
2つの楽曲の対比を表すなら、やり方そのものを変えてもいいのかもしれない、そう思い、監督と議論を重ね辿り着いたのが、このワンカットで一本仕上げる手法です。
ワンカットで画が持ち、ストーリーに合う場所を何ヵ所もめぐりました。そうして、その場所その場所で、音楽をかけながらリハーサルを重ねて、決まったのが今回の撮影場所です。
場所が決まってからは、あっという間に時間が過ぎていきました。数日後には、小道具や役者さんを集めて貰い、撮影となりました。
ドラマでも共演した新津ちせさんがずっと元気で、現場を和ませてくれて、一緒に走りまわってたので寒さも吹っ飛び、柔かな撮影になりました。
もう1つ、「テロップがあった方が作品のストーリーが伝わり、よりPOPさが増すんじゃないか」との監督の提案を受け、仕上げていただきました。
音楽面では、サカノウエさんのディレクションにより、「春ヒ桜」の豪華に完成されたサウンド感と相対して、削ぎ落したシンプルなアコースティックギターの演奏にすることに決めました。
このアコースティックギターは、僕、米原自ら演奏しています。
初めての挑戦も多く、制作やプロデュースにおいて僕の見立てが甘かった部分があることは否めませんが、そういったところも含めて、音楽も映像も、プロジェクトチームと話しながら、作り上げていきました。
改めて、『春ヒ桜』『Sunny day』と映像制作・音楽制作で尽力してくれたスタッフ陣に感謝です。
切なげな『春ヒ桜』
爽やかな『Sunny day』
2つの物語を比較しながら、楽しんでもらえたらと思います!
米原幸佑