東京の戻り、改めて身の丈の物件探し再開しました。
が、やはり奥飛騨の萬葉館(ばんばかん)が気になる・・・・
・2020年6月11日(木) 再訪問
一級建築士で古民家再生を行っている友人と共に奥飛騨に再訪問。
建物の構造的な箇所などをプロの目でチェック!
夕方、近所の旅館にチェックイン後に打ち合わせ、古民家再生のプロから見ても良い物件っとお墨付きをもらいました。
しかし、このままだと痛みは更に進んで、再生はより困難になるかも?
そこで、この貴重な日本の文化でもある、萬葉館を次世代に引き継ぐためにも再生することを決心し、地元の工務店さんに連絡をして翌日見てもらうことにしました。
・2020年6月12日(金) 工務店さんに見積依頼
地元の工務店さんに萬葉館まで来ていただき、早速打合せし、見積依頼をしました。
数日後にいただいた見積もりを見て、また心が折れそうに・・・
改修費用の総額約662万円・・・・
囲炉裏のある、土間の修理だけでも220万円!!
私達の予算は200万円程度^^;;
土間の修理は一先ず自力で応急処置のみ
改修箇所は縮小。 DIY拡大。
工務店さんのご協力もあり、予算オーバーだが、何とか改修費用を260万円まで圧縮!!
・2020年7月中旬 決心!!
ついに覚悟を決めて、建物の管理者さんやオーナーさんに契約の意向を伝えました。
・2020年7月20日(月) 地元への説明会
夕方工務店にお伺いして打合せ。 その夜、福地温泉の公民館にて
地元の方々に事業計画を説明、萬葉館を貸していただける事になりました。
晴れて奥飛騨の仲間入りです!!
・2020年7月下旬 工事に着手!!
長年眠っていた萬葉館が目覚めます。 ついに改修工事に着手!!
久しぶりに人の手が入るようになった萬葉館も嬉しいそう^^
・2020年8月1日(土) 追加改修
工務店さんより連絡があり、2階の床下が腐って虫が湧いてい事が判明!
新たな追加工事発生(T T)
・2020年8月26日(水) 荷物搬入
改修工事は未完了ですが、東京の旧事務所が2020年8月末で解約の為、オフィス家具やOA機器を東京から奥飛騨に移動。
・2020円8月27日(木) 土間の整地
土間の改修は予算オーバーで今回は見送り。しかし、このままではもったいない!
しかし、予算はない。
そこで、2階の旧展示室で使われていた砂利(約300kg?!)を使用することにしました。
神岡のホームセンターで土嚢袋を購入。
3人で土嚢袋に砂利を入れては、1階の土間に運び、砂利をまく。
再度、空となった土嚢袋を持って2階へ。 再び土嚢袋に砂利を入れて1階の土間へ・・・
これを繰り返す事1時間・・・みんなヘトヘト・・・
しかし、土間はまずまず綺麗になりました。
・2020年9月6日~9日 家族と訪問
新しいプロジェクトには家族の理解も大切です。
そこで、家族と萬葉館に訪問試泊。
家族も気に入り、子供たちは奥飛騨の大自然と萬葉館の広い庭に大喜び^^
・2020年9月中旬 雨漏りが・・・
一難去ってまた一難です。
工務店さんより連絡があり、新たに雨漏りしているとの事。
屋根を調査したところ瓦など破損しており、改修には更に約250万円掛かるとの事。
予算がないので、一先ず応急処置のみ^^;;
・2020年9月30日(水)インターネットがつかるよう
見学会前日にようやくインターネットとwi-fiが開通!!^^
NTT西日本に光回線を申し込んだら、サービス対象エリア外との回答には途方にくれましたが、飛騨ケーブルテレビさんの光回線で解決しました^^
・2020年10月1日(木) 見学会実施(開業準備室設置)
まだまだ、手つかずの場所も沢山ありますが、一先ず皆様にお見せできるところまで整えて、地元の方々をご招待して見学会を実施しました。
大勢(20名程度)の方が見学に来てくださいました。
この時はまだ、トイレ以外の水道すら使えない状態でした^^;;
しかし、この後もまだまだトラブルが続くとはこの時は気が付いていませんでした。
【第三回】越冬へ続く・・・・・
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【第一回】構想と奥飛騨との出会い