【4月24日まで、頑張ります!】
ご支援くださった皆さまのおかげで、当初の60万円、ネクストゴール100万円と2つの目標を達成することができました。本当にありがとうございます。
たくさんのご支援を本当にありがとうございます。
サイトを見てくださってご寄付くださった方、直接ご連絡くださった方、多くの方に支えられている実感があります。本当に本当にありがとうございます。
今年は例年よりも山菜も早く獲れ始めました。
よりいいものを、皆さんにお届けできるよう、準備を進めております。
4月24日まで、残りの期間も、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
多菜田のスタッフで感謝の思いを込めて書きました。
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はじめに・ご挨拶
皆さま、こんにちは。
数ある中から、このプロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
農家レストラン「 山古志ごっつお多菜田(たなだ)」 代表の五十嵐なつ子と申します。
山古志のごっつお多菜田は、2004年の新潟県中越大震災で壊滅的被害を受けた村(旧山古志村)を少しでも元気にしたいと、被災の3年後オープン。今年で13年目を迎えました。
多菜田のメニューは山古志で昔ながらに食べられてきた“農家のかあちゃんめし”です。
山古志のこと
旧山古志村、現新潟県長岡市山古志は、その名の通り山だらけで決して便利な場所ではありませんが、国の重要無形民俗文化財に指定されている「牛の角突き」や泳ぐ宝石と言われる「錦鯉」の養殖など、古くからの文化や風習、産業、その背景となる棚池・棚田など豊かな自然が残っています。
そして、県内外の観光客のほか、錦鯉においては世界に広がるネットワークで各国のバイヤーさんが訪れ、外国語も飛び交う特異な地域です。
一方で、過疎化が進みこの20年で半減した人口は、今や900人足らず。高齢化は50%を超え(多菜田のスタッフも平均68歳です)、10年後には集落の維持ができないと言われる限界集落と同じです。
そのなかでも、冬は雪に囲まれ「陸の孤島」となる昔の暮らしから生まれた、雪国ならではの食材保存の工夫や暮らしの知恵が、今では食文化となり受け継がれています。
限られた農地で育てる野菜やお米のほか、山の恵み(とにかく山は宝のヤマ!)も豊富。毎年4月下旬ころから、山の斜面の雪どけを追いかけるようにスクスクと山菜が生えてきます。この時期にしか採れない山菜をこの季節ならではの食べ方で楽しむほか、塩蔵や乾燥で保存したものは貴重品としてハレやケの行事食でも食べてきました。
多菜田はこのような食文化を守り伝える場所として、そして、未来に向けて伝えていきたいと思っています。
農家レストラン「山古志ごっつお多菜田」のこと
新型コロナの影響を受け、この1年間でお客様の数は6割減しました。
昨年の春から状況が一変、首都圏のお客様はもちろんのこと県内からもほとんどいらっしゃいません。
また、今冬は新潟県内での異例の降雪が重なり、冬でも例年ならば週末は40人ほどだったお客様が、今年はゼロに近い状況です。また、地域の会議や寄合い(会合)でご用命いただいていた「山古志弁当」「多菜田弁当」の注文も数えるほどしかありません。
この状況下をなんとか持ちこたえたいと思い、申請を試みた持続化給付金は支給が叶わず・・・。自己資金と借入れでこの1年間を踏ん張ってきましたが、この資金も春には底をつき、さらに厳しい状況となります。
やってくる春、そして多菜田は
山古志は、まだ冬の景色ですが、目には見えない春の気配が感じられます。
雪どけと同時に木々が芽吹き、やってくる山菜のシーズン。例年は5月になれば牛の角突きも始まり、多くのお客様がいらっしゃる春はワクワクの季節!ですが、今年は違います。
現在はスタッフを交代で休ませるなど開店休業に近い状態で、見えない先行きに気持ちは沈みます。ワクワクの春のはずなのに襲ってくるのは不安な気持ちばかりです。
「この食堂も終わりだろうか・・」。
そんな時、思い起こすのは、2004年の新潟県中越大震災で旧山古志村が全村避難をし、その後、山に戻った時のこと。被災から3年経っても復興支援で山に入ってくださる沢山の方々がいて、その一人ひとりに恩返しがしたくて「山古志の食材を使った山古志の料理を食べてもらおう」「私たちが元気な姿でここで頑張っている姿を見せることが恩返しになる」と始めた食堂です。
この場所がなくなったら、気軽に立ち寄ってもらうこと、山古志の食文化を伝えることもできなくなってしまう。私たちができることへの支援をみなさんにお願いしようと思い始めました。
このプロジェクトで実現したいこと
「山古志の食文化を守りたい」。そのために「多菜田を存続させる」
新しい生活様式は、お店にお越しいただくことがかなわない状況を生みました。だから、お店にお越しいただくことだけでなく、山古志の食文化を知っていただくための取り組みにチャレンジします。
そして、春からは地域おこし協力隊の受け入れが決まっており、若い方のアイディアを取り入れながら、山古志の食文化を知る場所として、そして誰もが立ち寄れる憩いの場としても、山古志のごっつぉ(ごちそう)を作り続けたいです。
山古志の食文化
山古志の雪が多くて、標高差があって、寒暖差がある環境は、野菜やお米を美味しくします。そして、山の中で不便だからこそ培われた食文化。多菜田では、この地域で作っていたもの、食べてきたものを、お出しすることにこだわっています。
震災以降の山古志を盛り上げてきた特別な伝統野菜「神楽南蛮」
ごつごつとしてシワが深い様子が神楽の面に似ていることから名付けられたもの。ピリリとした辛味が特徴で「神楽南蛮味噌」や「ひとつぶ煮(まるごとの佃煮)」にして山古志では昔から日常的に食べられてきました。多菜田では馴染みの神楽南蛮味噌のほか、新しいレシピ開発もしています。
そのほか、地域の野菜や取れたての山菜、保存食や加工品を販売している多菜田併設の直売所は、地域の皆さんとお客様の交流の場にもなっています。
資金の使い道・実施スケジュール
ご支援の資金の使い道は、お礼の品(リターン)、発送料・手数料を差し引き、残りの全額を多菜田存続のための運転資金に充てさせてください。
山古志の食文化を伝えるため、この場所を存続させることに注力したいと思います。
▪️スケジュール
令和3年 3月中旬 クラウドファンディング開始
令和3年 4月下旬 クラウドファンディング終了
令和3年 5月上旬〜5月中旬 リターン品準備期間
令和3年 5月中旬以降 リターン品発送開始
リターン(お礼の品)のご紹介 ※4月12日現在
【3,000円】
お気持ち支援コース
クラウドファンディング終了後に、いただいたメールアドレスにお礼のメールをお送りします。
【5,000円】①②③④からお選びください。①作ってみよう!煮菜キット(2人前、煮菜、うち豆、調味料) ※終了しました!
②山古志の越冬コシヒカリ(1.5キロ)と神楽南蛮の加工品セット ③絶品!手打ち蕎麦(2人前)とくるみ味噌セット ※終了しました!④多菜田食事券3,000円分とお礼のメール ※終了しました!
【5,500円】①②からお選びください。
①絶品!手打ち蕎麦(2人前)とくるみ味噌セット <追加しました>
②多菜田食事券3,000円分とお礼のメール <追加しました>
【8,000円】①②③からお選びください。
①作ってみよう!煮菜キット(4人前、煮菜、うち豆、調味料のセット)と山の手作りこんにゃくセット②届いたらすぐ食べられる!採れたて山菜直送便(ウド、処理済みワラビなど山菜3種)※終了しました!③山古志の季節の野菜詰合せ(神楽南蛮ほか野菜5種)※発送は7月中旬以降となります。※終了しました!
④山古志の季節の野菜詰合せ(神楽南蛮ほか野菜5種)※発送は8月以降となります。
【8,500円】
届いたらすぐ食べられる!採れたて山菜直送便(処理済みワラビなど3種類の山菜)
【10,000円】①②からお選びください。
①ドンと届きます!山古志のお楽しみBOX(お米と山菜の詰め合わせ)②多菜田食事券7,000円分とお礼のメール ※終了しました!
③多菜田食事券6,000円分とお礼のメール<追加分>
【15,000円】 ※終了しました!店主と行く山古志山菜採りワークショップ(半日コース)(5月開催予定)
【30,000円】①②からお選びください。 ①ドーンと届きます!山古志のお楽しみBOX(お米や山菜の詰め合わせ)※終了しました!②令和3年度 山古志産コシヒカリ新米 20キロ(10月下旬発送予定)
【50,000円】①②からお選びください。 ※終了しました!①ドドーンと届きます!山古志のお楽しみBOX 2回(春・秋)
②店主と行く山古志山菜とりワークショップ(プライベート1日コース)(5月開催予定)
【100,000円】※終了しました!ドドドドーンと届きます。山古志のお楽しみBOX 4回(春・夏・秋・冬)
最後に
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
四季折々の山古志で生まれ、育ってきた私にとって、祖母や母が作ってくれた山古志の料理の思い出は、今の私を作り上げたとても大きな存在です。手間はかかるし、決して華やかさはないものですが、子どもの頃に家族で食べた記憶、手伝いをした記憶は、大切な宝物です。
今の山古志は人口も減り、高齢者が多くなりました。集落の担い手も不足しています。そして、山古志の食文化もいつか途絶えてしまうかもしれません。
ですが、多菜田があるお陰で、この山での営みやお越しになられる方々との日々のやりとりが、どれも私たちにとってはかけがえのないものなっています。ここに来られなくても、今回のような方法で、発信したり何かを続けて行くことに意味があると思っています。
私以外でも多菜田があってよかったと思ってくださる方がいると信じて、今を頑張りたいと思います。
みなさまのお力をお借りする形になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
【農家レストラン 山古志ごっつお多菜田】
住所:長岡市山古志虫亀947
電話番号:0258-41-1144
営業時間:11時~14時
定休日:月曜・木曜
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るお待たせいたしました!リターン品を、順次発送スタートします。
2021/05/18 15:35山古志のごっつお多菜田 五十嵐なつ子です。昨日からの雨で、山の緑はイキイキとしています。今日は朝からせっせと準備!皆さんへのお礼の品をようやく発送できそうです。順次の発送となりますので、引き続き少しお待たせいたしますが、どうぞよろしくお願いします。予定していた山へ山菜を採りに行き、集落の母ちゃんたちからも山菜を調達し、夕方の集荷に間に合わせようと、今、まさに箱詰め作業をしています。山菜は数種類入れますが、アクがあるものは処理してお送りしますので、あまり手間をかけずにお召し上がりいただけると思います。また、山古志のお米も先週、精米してきましたので、皆さんのご家庭で「山菜定食」などをお楽しみいただければと思っています。可能であれば、その様子を、インスタグラムやツイッター、FBなどで、#山古志 #多菜田 など入れて様子を見せていただけると励みになります。また、今後の取り組みの参考にさせていただきたいので、ご感想などもお寄せいただければと思っています。長岡市も新型コロナ感染症の拡大で、飲食店は時短営業が始まったり地域全体での感染拡大防止に取り組んでいる状態です。みんなができることをしっかりやりながら、日常が守られること、皆さんが元気でおられることを願っています。 もっと見る
リターン品 報告
2021/05/13 12:00こんにちは 山古志ごっつお多菜田 五十嵐なつ子です。多くのご支援をいただいたクラウドファンディングが終わり、皆さんにお送りするリターン品の準備を始めています。その中で先日、リターン品の一つだった「山菜採りワークショップ」を行いました。前日に山の地主さんにご挨拶に行き山に入らせていただく了解を得て、今回は多菜田から車で10分くらいのところに行くことにしました。緩い斜面で、まずは山菜を採りながら、山菜の種類や取り方、料理の仕方などもお話しさせていただきました。今回取れたのは、ぜんまい、木の芽、うどでした。※「山菜とりは初めて」というお二人は、この日のために帽子を新調されたそう。楽しんでくださっている気持ちにうれしくなりました!お昼前に終了し、多菜田でお昼ご飯を召し上がっていただきました。ご支援いただき、そしてわざわざお越しいただきありがとうございました。そのほかのリターン品は来週から発送いたします。順次の発送となりますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。 もっと見る
あと36時間。あっという間の1か月でした。
2021/04/23 14:35山古志ごっつお 五十嵐なつ子です。今日は、営業日。昨日採れた山菜を、さっそくお客様にお出ししたいと思っています。クラウドファンディングもあと36時間となり、この1か月間ほどのことを振り返っています。新型コロナの影響が続き1年経とうとした今冬、このままでは多菜田がなくなってしまう、、もう、辞めてしまうしかないんだろうか。と考えることが増えました。私たちの力だけではどうにもすることはできないと諦めかけていた時、クラウドファンディングについて知る機会があり、応援してくださる方がいるのかどうかという不安や、そもそもそんな風に支援をお願いしていいのだろうかと迷いましたが、「なんとか多菜田を守りたい」という一心でやることに決めました。ドキドキしてスタートした直後から、本当に予想さえしていなかった多くの方々からご支援いただき、しばらくは多菜田を続けることができそうです。今回のことを通じて皆さんからいただいたものは、お金という支援だけでなく、私たちがここに踏みとどまりお店を続けていくという覚悟と勇気です。震災の時、お店を始めた時も同じ気持ちだったなあと、今、気持ちを新たに改めて感じています。これから先も順風満帆というわけにはいかないと思いますが、皆さんからの支援を胸に、私たちができることを一つ一つやっていきます。残りわずかとなりましたが、皆様のご支援のほどをよろしくお願いします。 もっと見る
越冬コシヒカリと神楽南蛮加工品のセットに興味があり支援させていただきたいのですが、リターン品追加のご予定はございますでしょうか。