<はじめに>
皆さんはじめまして!国際NGO ViVIDです。
本プロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
ViVIDは、「あらゆる人々を巻き込んだ地域コミュニティ開発でアフリカをより色鮮やかに!」をビジョンに掲げ、ガーナ共和国セイチェレ村をターゲットに、脆弱な立場の人々を含めた全てのコミュニティ住民の生活の質の向上を目指して、事業を展開しています。
セイチェレ村の子供たち
当団体では、2021年5月より、農業×ジェンダーの2分野からのアプローチによりぞれぞれの住民のより色鮮やかな生活の実現を目指す「村おこし」事業を開始しました。2022年5月からは、農業×教育×ジェンダーの3分野からのアプローチで農業講習会事業、キャリア教育事業、性教育事業の3事業で、セイチェレ村における地域コミュニティ開発事業を行っています。今回のクラウドファンディングでは「村おこし」事業の活動資金のうち、教育分野で必要な資金を集めさせて頂きたいと考えています。
当団体が支援をしているセイチェレ村は、西アフリカガーナ共和国のアシャンティ州に位置します。人口は5,000人程の小さな村で、産業はほとんど発達しておらず、住民の殆どが自給自足の農業で生計を立てています。セイチェレ村には沢山の子供達(村人口の約43%が0歳から15歳未満)がいて、町中が活気に満ち溢れています。
セイチェレの様子は当団体のViVID公式Instagramをご覧ください!
また、セイチェレ村の紹介動画はこちらからご覧ください!
<解決したい社会課題>
セイチェレの教育問題として、子どもたちの夜遊びや限られた将来の選択肢、保護者の理解不足といったものがあげられます。セイチェレのBasic Methodist School のArchibold元校長先生は、村の子どもたちが打ち込めるものや楽しめるものが、セイチェレに不足しているために、夜中に出歩いたり、アルコールや薬物に手を染めたりしている子がいる現状を問題視しています。また、中途退学で、十分な教育を受けられない結果、農業に従事する以外の選択肢を持てない子どもも少なくありません。ガーナでは高校教育が無償化されていますが、村内に高校が1校しかないセイチェレの子ども達で全員が高校に通うためには、お金を稼ぎ、高校近くに下宿する必要があり、多くの子ども達が高校進学を諦めてしまうのが現状です。さらに、保護者の教育への理解不足も問題となっています。保護者が教育を受けていないため、教育の重要さが理解されず、高校進学の夢を断ち切られてしまう生徒も少なくありません。
弊団体は2022年年6月、7月に「第1回セイチェレ村おこし住民説明会」を行い、計80名の住民の方々が参加しました。そこで住民説明会に参加した住民から事業計画案に対する意見を聞き、住民のニーズを最大限反映した事業計画を作成させるためのワークショップを実施し、キャリア教育事業についてアンケート調査を行いました。
その結果、セイチェレ村には様々な教育問題が存在し、主には「教育システム問題」、「教育環境問題」、「教師に関わる問題」、「保護者に関わる問題」、「子供に関わる問題」の5グループに分類できることが分かりました。
またワークショップを通じ、 住民参加者の多くが10歳〜15歳にキャリアについて考え始め、住民参加者全員が、キャリア教育の授業の導入について肯定的な意見を持っていることが明らかになりました。またキャリア教育に対し、住民参加者の中に職業紹介や見学を承諾しても良いという意見がみられ、住民参加者の多くが、本事業でボランティアをしたい、今後調査協力をしても良いと回答しました。
<実現したいこと>
キャリア教育事業
セイチェレが抱える社会課題を解決するため、当団体は、セイチェレの学校5校の小学1年生から高校生3年生に数か月に渡って、「キャリア教育事業」を行います。この事業を通じて、子ども達は目指すべき将来像となるロールモデルと出会い、自身の将来の選択肢を広く知ることで、夜遊びなどに向けられていたエネルギーを勉強に向けることができます。また、子どもと保護者が、夢や目標を共有し、その実現の為に、どの程度の費用がかかるのか考える機会を設けることで、保護者や学費による進学阻害を減らし、実現可能性を高めます。
弊団体はキャリア形成に必要な基盤となる能力や態度を育てるために、日本の文部科学省が提唱する「基礎的・汎用的能力」をキャリア形成における必要な基盤となる能力や態度の枠組みとします。ここでいう「基礎的・汎用的能力」とは、「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」 「キャリアプランニング能力」の4つの能力によって構成されます。
「人間関係形成・社会形成能力」とは、多様な他者の考えや立場を理解し、相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝えることができるとともに、自分の置かれている状況を受け止め、役割を果たしつつ他者と協力・協働して社会に参画し、今後の社会を積極的に形成することができる力です。
「自己理解・自己管理能力」とは、自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について、社会との相互関係を保ちつつ、今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的に行動すると同時に自らの思考や感情を律し、かつ、今後の成長のために進んで学ぼうとする力です。
「課題対応能力」は仕事をする上での様々な課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題を処理し、解決することができる力です。
「キャリアプランニング能力」とは、「働くこと」の意義を理解し、自らが果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け、多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択しながら、自ら主体的に判断してキャリアを形成していく力です。
(文部科学省「キャリア教育とはなにか」p.23)
「基礎的・汎用的能力」の向上を目指すために、キャリア教育事業では、子供たちのキャリア発達にかかわる諸能力「4領域8能力」を高め、セイチェレの子供たちの社会的・職業的自立を目指します。
以下がその具体的な内容例です。
1. 10月の授業「選択肢を知る」
様々な分野で活躍される方の講演会を複数回開催します。農業以外の将来の選択肢を知り、子供たちが、自ら将来の夢や目標など、打ち込めるものを見つけ、モチベーション喪失による夜遊びなどの問題解決を目指します。学校教師やエンジニア、政府関係者、社会的活動を行う方など、少しでも子供たちの選択肢が広がるように沢山の方に協力していただく予定です。
セイチェレ村上空
2. 10月の授業「未来について考え、モチベーションUP」
10月の授業を踏まえて、将来ありたい姿をジブンゴトにするワークショップを行います。子供たちが主体的に将来の行動計画を作成し、次の授業で保護者に伝えるための準備をします。
セイチェレにあるMary’s Home Academy の中学生達
3.11月の授業「行動を考える、親からの理解を得る」
11月の授業では保護者に向けた授業と、子供たちと保護者が一緒に将来について考える機会を用意します。これまでの授業で子供たちが取り組んできたことや教育の重要性や進学にはどのような費用がかかるのかを保護者に理解してもらうことで、保護者が子供の教育をサポートしてもらうことを目指します。
コロナ禍に実施される授業。2020年5月にViVIDが提供した布マスクを着用する子どもも見られた。
<資金の使い道>
教育関連費用:計35万円
- 資料印刷費: 5万円
- 人件費: 30万円
上記の費用のうち20万円を、この度のクラウドファンディングで皆様からご協力頂きたいと考えております。宜しくお願いします。このクラウドファンディング事業は、「All-in方式」で実施します。目標金額に満たない場合も事業を縮小し、実行します。
<スケジュール>
2022年8-9月: 事業準備
2022年10-11月: 学校において生徒および生徒の保護者向けキャリア教育セミナー開催
2023年1-2月: コミュニティにおいて住民向けキャリア教育セミナー開催
<リターン>
1,000円
① 応援コース: お礼メール+デスクトップ用壁紙+キャリア支援事業担当者からのメッセージ
3,000円
① 応援コース: お礼メール+代表からのメッセージ
5,000円
① お礼メール+オリジナルポストカード3枚+オリジナルステッカー3枚
② 応援コース: お礼メール+ViVIDメンバーから寄せ書き(電子)メッセージ
10,000円
① お礼メール+オリジナルカレンダー
② 応援コース: お礼メール+キャリア支援事業担当者&蔵田さんからのメッセージ
30,000円
① 応援コース: お礼メール+キャリア支援事業担当者&蔵田さんからのメッセージ+各種SNSに支援者様の名前掲載
50,000円
① お礼メール+オリジナルカレンダー+各種SNSに支援者様の名前・インタビュー内容掲載
② 応援コース: お礼メール+ViVID現地ガーナ人スタッフメッセージ+各種SNSに支援者様の名前・インタビュー内容掲載
<ViVIDセイチェレチームマネージャーからの応援メッセージ>
「こんにちは!私の名前はアド・エマヌエルです。趣味は映画を見ることと音楽を聞くことです。Revelation Children’s Home (セイチェレにある孤児院)で育った経験は、人生において大事なことを沢山教えてくれました。私は子供達が大好きで、どうすれば子供達みんなに平等にチャンスが巡ってくるかについて模索しています。子供達、特に孤児院で育つ子供達にはいつもハッピーであって欲しいと願っています。現在私は教師として働いています。今のところフルタイムではないのですが、今後明るい未来が待っていると信じています。実は、子供の時は会計士になりたかったんですが(笑)でも今は教える事が大好きですし、教師であることを誇りに思っています。私がViVIDに興味を持ったのは、蔵田代表からViVIDの活動について話を聞いたのがきっかけでした。ViVIDの目的や活動方針、思想に共感し、大切なセイチェレの人々を助ける活動に協力しようと思いました。設立間もない団体にも関わらず、ここまで活動してくれていることに敬意を表します。だから、この活動が成功するように私も精一杯協力しているのです。ViVIDはチームとして一人ひとりが一生懸命働いています。日本の皆さん、本当にありがとうございます!!」
<国際NGO ViVIDについて>
当団体は、2020年2月に3人の日本人によって設立された「あらゆる人々を巻き込んだ地域コミュニティ開発でアフリカをより色鮮やかに!」をビジョンに掲げる団体です。現在は、代表の蔵田が2011年より支援を続けてきたガーナ共和国セイチェレ村をターゲットに活動をしています。
我々が行う地域コミュニティ開発では、住民たちと対話を重ね、コミュニティの社会課題を定性的・定量的に調査し、住民のよりよい生活を実現できるようあらゆる分野からの複合的アプローチで事業を行っています。事業を行う上では、「日本人だけで事業を進めるのではなく、住民自身にも主体性を発揮してもらい事業を進めてもらうこと」、「すべての住民を対象にし誰も取り残さない開発を行うこと」を大切に活動しています。
上記の図は、我々ViVIDがより結果を重視した地域コミュニティ開発を行っていく上で、大切にしている開発事業の哲学、アプローチ方法、ミッションです。
詳細は、ViVID公式ホームページをご覧ください。
<チーム紹介>
現在国際NGO ViVIDは、世界各国で生活するメンバーが集まり、学生から社会人まで年齢層も幅広いことが特徴です。農業、医療・福祉、教育、ジェンダー、環境、IT、国際開発といった多様な専門をバックグラウンドに持つメンバー一人ひとりが、地域コミュニティの抱える社会課題をコミュニティ毎に多角的に分析し、開発アプローチを日々研究しています。各メンバーの個性や経験を最大限活かすために、主体性を重視した運営方針をとっています。
<最後に>
我々国際NGO ViVIDは、2020年2月15日に日本人3名により産声を上げました。現在は団体メンバー30名の大所帯となり、現地ガーナの学校や医療機関、他NGOと協働しながら、個性豊かなスタッフが力を合わせて活動しています。今回、クラウドファンディングに挑戦する「村おこし」事業のポイントは、「多分野で事業を行うことで、相乗効果的に各分野の課題解決を目指す」ところにあります。社会課題は複雑に絡み合っているという認識のもと、ひとつの事業成果が他事業の支援対象へ影響を及ぼしながら、「誰一人取り残すことなく」セイチェレ村の発展の一助となることを目指します。
我々ViVID、団体メンバーの総力を結集して、全力でこの「村おこし」事業に挑んでいきたいと考えております!皆様の温かいご支援のお気持ちをお待ちしております!
国際NGO ViVID一同
<▼国際NGO ViVIDは他事業でもクラウドファンディングを行っています!>
国際NGO ViVIDのシングルマザー支援事業クラウドファンディングサイトは、こちらからお願いします!
最新の活動報告
もっと見るクラファン終了まであと12時間!
2022/10/02 12:13こんにちは。国際NGO ViVIDです。現在実施させていただいているクラウドファンディングですが、10月2日(日)23:59を持ちまして修了させて頂きます!皆様の温かいご支援とご協力を賜り心より感謝申し上げます。キャリア教育支援事業を通じてより多くの方がセイチェレの教育問題に興味を持っていただき、教育面での地域コミュニティ開発について知っていただけると嬉しいです。既にご支援くださった皆様、心から感謝いたします。今回のクラファン準備不足もあり、目標到達には中々難しい模様….しかしながら、All-in(ご支援を受けた支援金全てを事業費に回せる)形式を採用している為、皆さんのご寄付はシングルマザー支援事業およびキャリア教育事業の事業運営費に全額大切に使用させて頂きます!次回はオンラインイベントを混ぜ込みながらクラファン行います!本日最終日ですが、諦めずに突っ走ります。最後に皆様からのご支援を心よりお待ちしております!★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★① シングルマザー支援事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/548450② キャリア教育事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/384745★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★**************************************************【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、更に詳しい情報をご覧になりたい方はこちらをチェック!https://linktr.ee/vividvillagejpn**************************************************※団体運営・事業運営を手伝ってくれるスタッフを随時募集しています。興味がある人は弊団体の公式メッセンジャーにお問い合わせください。 もっと見る
クラファン終了まであと4日〜ViVID代表から〜
2022/09/28 10:47国際NGO ViVID代表の蔵田が、弊団体運営の今後の指針と組織創設後の活動を通して感じていることを、寄稿致します。お陰様で、国際NGO ViVIDは来年2023年の2月で、3年目に突入します。引き続き国際NGOとして非営利活動を実施していきます!また、3年目からの新しい試みとして、「ソーシャルビジネス」にも注力を入れて、営利組織を作り、非営利と営利活動の二足の草鞋で活動し、地域コミュニティ開発をよりダイナミックなものにしていきます。国際NGO ViVIDの日本人初期メンバーが卒業していく中、国際NGOの運営も新しいPhaseを迎えているように感じます。0→1は、副代表の方(ばん)と一緒に作り上げました。彼女の冷静さ、きめ細やかさ、柔軟性無しにはViVID創設はあり得ませんでした。国際開発の原則を外さず、時代が求めている組織作りを心掛けて創設しました。1→10は、副代表に加え、これまでViVIDに関わってくれたスタッフと現体制を作り上げました。副代表と一緒に作り上げたフレームワークにそれぞれのスタッフのエッセンスを加えて、より強固なものに作り上げました。これまで1→10を一緒に作ってくれたスタッフの数は、組織を創設して以来、70名以上の日本人スタッフに上ります。一人一人との思い出があり蔵田の宝物になっています。この10→100のPhaseは、蔵田にとっても、もちろんViVIDにとっても未知の領域です。創設3年も間近で、新米NGOと自称できない創設年数になろうとしています。自立した力強い組織運営ができるように日々邁進していきます。これまでの活動を通して、忘れていけないのは現地スタッフの成長や現地ボランティアが主体的に活動してくれている点です。彼らには心の底から感謝しています。ガーナ人スタッフのハードワークと主体性には脱帽です。日本人スタッフ誰しもが認めるViVIDの宝物です。さらに活動を続けていると、嬉しいことも沢山でてきます。例えば、蔵田が個人的に2011年より支援しているガーナ共和国の孤児院出身の子供たちや支援コミュニティの大学生たちも、ViVIDのビジョンに賛同してくれ、ボランティア活動に参加してくれるようになっています。ViVIDの活動に参画してくれる現地NGOや学校の先生も増えてきて、ViVIDの輪が広がっているのを感じます。この広がりを肌身感じられることが、間違いなく、蔵田の原動力になっています。半年近くViVIDの事業に参加してくれている農業ボランティア達は、着々と技術や知識をつけてきており、来年の1月から開始する数千人単位を対象にした大規模な農業技術知識普及セミナーでは、セミナーリーダーとして、支援先の地域コミュニティ開発に貢献します。キャリア教育・性教育事業のボランティアは、支援先の学校の先生15名がViVIDの監視下の元、提携先の現地NGOの指導の元、カリキュラム作成やセミナー前後の評価用アンケートを作成してくれています。最終的には学校の先生が支援先の全学生を対象にセミナーを開催します。シングルマザー支援事業でも、事業の恩恵を受けるシンママ達の主体性を引き出しながら、彼女達自身自身がプレイヤーとなり、全員で議論を重ねてビジネス化することを決めたパン屋やファッションブランドのブランディング(競争相手の差別化)を実施しています。再来月11月末には支援先の住民達を招待し、パンの試食会やViVIDが総動員で支援したMiss Intercontinential Ghana 2021で3位入賞果たした現地スタッフのAkosuaがファッションショーを開催し、パン屋、ファッションブランド創業前に近所の人達に、弊団体の活動やビジネス内容、製品を周知します。創業直後一定期間使用可能な割引券のようなものを配布し、ビシネス創業を盛り上げていきます。地元に根差した企業を目指し、そのソーシャルビジネスが、地域コミュニティ開発に繋がる事業展開を目指していきます。以下先日にも共有させていただいた前年度シングルマザー支援事業の報告書です。もし宜しかったら、ご一読ください。https://c2756fab-8ece-44e2-a712-d0421323622d.filesusr.com/ugd/74efae_c723468211f5427b97f3457dffb30ff4.pdf?index=trueまた、現在クラウドファンディングを実施中です。All-in(ご支援を受けた支援金全てを事業費に回せる)形式を採用している為、皆さんのご寄付はシングルマザー支援事業およびキャリア教育事業の事業運営費に全額使用されます。しかしながらこのクラファン.....中々の苦戦でして......でも、でも、最後まで、諦めずに突っ走ります。皆様からのご支援を心よりお待ちしております!★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★① シングルマザー支援事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/548450② キャリア教育事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/384745★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★PayPalでのご支援も可能です!宜しくお願いします!**************************************************【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、更に詳しい情報をご覧になりたい方はこちらをチェック!https://linktr.ee/vividvillagejpn**************************************************※団体運営・事業運営を手伝ってくれるスタッフを随時募集しています。興味がある人は弊団体の公式メッセンジャーにお問い合わせください。 もっと見る
ViVIDキャリア教育セミナーとそのセミナーの中で鍛えていく能力
2022/09/23 07:00こんにちは、国際NGO ViVIDです。今日は、ViVIDキャリア教育セミナーとそのセミナーの中で鍛えていく能力について説明します。キャリア教育プログラムとは?キャリア教育セミナーでは、その枠組みの基本的な軸として、「人間関係形成能力」、「情報活用能力」、「将来設計能力」、「意思決定能力」の4 つの能力領域に焦点をあてます。この枠組みは、一定の普遍性を持たせる為に設定していますが、あくまで一つの例であって、 そこに示された4領域8能力を育成しなければキャリア発達を促すことはできないというものでもないと考えています。実際に、これらの能力は、互いに関連しており、重なりや重み付けの程度も異なることから、明確に独立して存在するものではなく、必要な能力や態度は、各学校において子どもたちの実態を把握した上で育てたい力として設定します。生徒の実態や学校・地域の課題等によっては、これらの能力以外にも必要な能力がありますし、括り方を変えた表し方も出てくる可能性があります。キャリア教育で育成すべき力である「基礎的・汎用的能力」とは?「基礎的・汎用的能力」は、包括的な能力概念であり、必要な要素をできる限り分かりやすく提示するという観点でまとめたものです。この4つの能力は、それぞれが独立したものではなく、 相互に関連・依存した関係にあります。このため、特に順序があるものではなく、また、これらの能力をすべての者が同じ程度あるいは均一に身に付けることを求めるものではありません。これらの能力をどのようなまとまりで、どの程度身に付けさせるのかは、学校や地域の特色、 専攻分野の特性や子ども・若者の発達の段階によって異なります。各学校においては、この4つの能力を参考にしつつ、それぞれの課題を踏まえて具体的な能力を設定し、工夫された教育を通じて達成することが望まれます。◇人間関係形成・社会形成能力「人間関係形成・社会形成能力」は、多様な他者の考えや立場を理解し、相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝えることができるとともに、自分の置かれている状況を受け止め,役割を果たしつつ他者と協力・協働して社会に参画し、今後の社会を積極的に形成することができる力です。この能力は、社会とのかかわりの中で生活し仕事をしていく上で、基礎となる能力になります。特に、 価値の多様化が進む現代社会においては、性別、年齢、個性、価値観等の多様な人材が活躍しており、 様々な他者を認めつつ協働していく力が必要です。また、変化の激しい今日においては、既存の 社会に参画し、適応しつつ、必要であれば自ら新たな社会を創造・構築していくことが必要です。 さらに、人や社会とのかかわりは、自分に必要な知識や技能、能力、態度を気付かせてくれるもの でもあり、自らを育成する上でも影響を与えるものです。具体的な要素としては、例えば、他者 の個性を理解する力、他者に働きかける力、コミュニケーション・スキル、チームワーク、リーダー シップ等が挙げられます。◇ 自己理解・自己管理能力 「自己理解・自己管理能力」は、自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について、社会との相互関係を保ちつつ、今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的に行動すると同時に、自らの思考や感情を律し、かつ、今後の成長のために進んで学ぼうとする力のことです。この能力は、子どもや若者の自信や自己肯定感の低さが指摘される中、「やればできる」と考えて行動できる力です。また、変化の激しい社会にあって多様な他者との協力や協働が求められている中では、自らの思考や感情を律する力や自らを研鑽する力がますます重要になります。これらは、キャリア形成や人間関係形成における基盤となるものであり、とりわけ自己理解能力は、生涯にわたり 多様なキャリアを形成する過程で常に深めていく必要があります。具体的な要素としては、例えば、自己の役割の理解、前向きに考える力、自己の動機付け、忍耐力、ストレスマネジメント、主体的行動等が挙げられます。◇ 課題対応能力「課題対応能力」は、仕事をする上での様々な課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題 を処理し、解決することができる力です。この能力は、自らが行うべきことに意欲的に取り組む上で必要なものがあります。また、知識基盤社会の到来やグローバル化等を踏まえ、従来の考え方や方法にとらわれずに物事を前に進めていくために必要な力になります。さらに、社会の情報化に伴い、情報及び情報手段を主体的に選択し活用する力を身に付けることも重要である。具体的な要素としては、情報の理解・選択・処理等、本質の理解、 原因の追究、課題発見、計画立案、実行力、評価・改善等が挙げられます。◇ キャリアプランニング能力「キャリアプランニング能力」は、「働くこと」の意義を理解し、自らが果たすべき様々な立場や 役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け、多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択・活用しながら、自ら主体的に判断してキャリアを形成していく力です。 この能力は、社会人・職業人として生活していくために生涯にわたって必要となる能力です。 具体的な要素としては、例えば、学ぶこと・働くことの意義や役割の理解、多様性の理解、将来設計、 選択、行動と改善等が挙げられます。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★① シングルマザー支援事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/548450② キャリア教育事業クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/view/384745★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★**************************************************【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、更に詳しい情報をご覧になりたい方はこちらをチェック!https://linktr.ee/vividvillagejpn**************************************************※団体運営・事業運営を手伝ってくれるスタッフを随時募集しています。興味がある人は弊団体の公式メッセンジャーにお問い合わせください。 もっと見る
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