2022/09/03 13:51
こんにちは、国際NGO ViVIDです。
本日はセイチェレ村の教育課題について取り上げたいと思います。
まずは、ガーナの教育システムについて簡単に説明します。
ガーナにおける現在の学校制度は、
・就学前教育: 4~5歳児を対象; 幼稚園や保育学校など
・初等教育: 6歳から6年間; 初等学校
・中等教育: 初等教育後に3年間; 前期中等教育を中等学校、後期中等教育を高等学校
※ 3年間の職業教育を提供する技術中等学校や職業学校の選択肢も。
・高等教育: 大学や教員養成校にあたり、実践的な技術や知識を習得。
また、ガーナの教育システムでは、4〜14歳の11年間は義務教育にあたり、生徒は無償で教育を受けることができます。しかし実際には家庭の事情や経済的な理由で、義務教育中のドロップアウト(途中退学)率が高いのが実情です。
それでは、セイチェレ村はどのような教育状況に置かれているのでしょうか?
セイチェレには、幼稚園小中一貫校が4校、高等学校が1校あります。またそこで働いている先生はほとんどが他の町から派遣されてきたセイチェレ外出身者達です。先生は授業を終えると、タクシーで自分のホームタウンに帰宅し、授業に落ちこぼれている生徒をフォローアップしません。
セイチェレでは、7-8割の住民が全中等教育課程を終了していないと言われています。それには様々な要因が複雑に絡み合っているものの、根底にあるものは貧困です。そして途中で学校からドロップアウトすれば、十分な収入を得るための技術や知識を身につけられず、彼らの子どももまた困難な状況に陥り、貧困の負の連鎖が引き起こされます。
しかし、保護者の教育への理解不足や学校へ行くための下宿等で経済的負担が大きく、進学を諦める生徒が多いです。また子ども達が日本のように何かへ打ち込める環境もなく、アルコールや薬物に手を染めてしまうことも社会課題となっています。
弊団体は現在クラウドファンディングを実施中です。ご支援宜しくお願い致します!
しかし、保護者の教育への理解不足や学校へ行くための下宿等で経済的負担が大きく、進学を諦める生徒が多いです。また子ども達が日本のように何かへ打ち込める環境もなく、アルコールや薬物に手を染めてしまうことも社会課題となっています。
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