「この事業に賭ける!」と決断し、津山市の公募に応募する準備と並行して行っていたのが、「仲間集め」。
過去に様々なプロジェクトに関わる中で、最も重要なのがこの「仲間集め」でした。
私のモットーの中の一つに「事業は誰が、誰とするかで決まる」というものがあります。
同じ事をしていても実行する人によって全く結果が異なります。
また、「誰と」それを行うかでスピード感や精度や拡張性が変わります。
何より、仲間は時が経てば「敵」にも「相棒」にも変わります。
過去の数々のプロジェクトでたくさんの失敗で学んだ大きな教訓です。
今回、コロナ禍でヒトトゴハンも大ダメージを喰らっている中、予算は限りがあり、かつ、この公募事業には一切の行政からの廃校整備予算は出ません。
時間をかければ国の廃校整備補助金に応募もできましたが、今回はコロナ禍で売上が止まっているため何よりもスピードが命。
全て自費で賄わなければなりません。
敷地面積3546.00㎡。建物面積604.34㎡(地上1階建て)のこの施設。
通常ですと最低でも2,000万円の予算が必要な規模です。
しかし、その予算は無い。そうするといつも行ってきたアプローチ。
「職人さんに先生になってもらうDIY+部分発注」
という建築士と工務店が一番嫌がる手法しかありません。
幹事となる大工さんに施工管理者になってもらい、通常工務店が行う仕事を大工さんと私自身で全て行うという荒技。自己物件だからこそできるアプローチと言えます。
そして、過去の人脈を紐解きながら仲間集めが始まります。
ヒトトゴハン
沼本 吉生
https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/
https://hitotogohan.co.jp/