次の仲間集めは、塗装の専門家。
なんと言っても、この旧東幼稚園は2年前まで稼働していたとはいえ、築48年の私より年上の先輩。
このアラフィフを見事若返らせるには丁寧かつ技術の確かなメイキャップが必要!
ただし、この施設は一階建てとはいえデカイ...
と、いうことで、次なる仲間集めは、私の友人の中でも最もとんがっている塗装屋さん、蒲武士さん!
地元・瀬戸内市を拠点とする蒲さんは「ローラーを使わず左官コテを使う親方」としてとんがりまくっている職人さんで経営者。有限会社大島塗研の代表取締役として人望厚く、地元の瀬戸内市の若者達の兄貴的な存在かつ後見人的な方。
https://www.facebook.com/%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E5%A1%97%E7%A0%94-360696977346422/
蒲さんとは、何故か真庭の豆腐屋で知り合い、そこから毎年のようにケータリングの仕事で呼んでくださる方。ある意味、「車の免許を持っていない出張料理人」というヒトトゴハン代表・沼本の一番のファンかもしれません。
絶対に失敗はできない今回の東幼稚園プロジェクト。
しかし、限られた予算の中、確かなクオリティでリノベをかけるには安藤さんと同じく、この事業に対して「おもしろさ」と、「沼本への期待」をかけてくださる方でないと成功しないと考えていました。
そして、やはり、この大一番は蒲さんにお願いしたい!
その思いで、電話し、この施設の図面とプロジェクト概要をメールしたところ。
蒲さん「本気ですか?」
沼本「本気です!」
蒲さん「さすがです!わかりました!」
との二つ返事!
あとでその本気ですか?の意味を伺ったところ、「塗りの平面面積が新築6軒分」という規模!それを本気でやろうとしたところに「おもしろさ」を感じたと...
何より、蒲さんのいつもおっしゃる言葉。
「塗装屋が塗装を塗るのはあたり前。そんなのはつまらない。だから、そうじゃない価値を作らないといけない!」
私もその言葉が大好きで、料理人が美味しい料理を作るのは当たり前のこと。
じゃあ、どうやって価値を作るのか?
ヒトトゴハンも、ひたすらそれを意識しながら経営をしてきました。
「利益率云々よりも、当たり前のことをやって意味があるのか?」
「なんのために会社をしているのか?」
「自分の存在意義は何か?」
そして、今回の廃校利活用はその集大成といえます。
そんな蒲さん。
安藤さんと同じく、今回本当にお世話になりっぱなしです。
このプロジェクトの「先にあるもの」。そして、このプロジェクト自体への価値。
いろんなものを感じてくださり、今もすごい勢いで助けていただいてます。
そんな蒲さんは、まだ30台。
「岡山にはこんなすごい漢(オトコ)がいる!」
岡山もまだまだ捨てたものじゃありません!
ヒトトゴハン
沼本 吉生
https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/
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