プロジェクト終了まで「あと2日」となりました。
本日は、一足早くこの映画を見てくれた「観客の声」をお伝えします。
東日本大震災・原発事故から10年となる3月。先行上映として、福島の映画館「フォーラム福島」と札幌の映画館「シアターキノ 」、東京の「江古田映画祭」を巡りました。一人ひとりの言葉が、映画の姿を教えてくれます。
【観客の声】
●福島
「発酵がテーマの映画。人間が発酵していくということを見せられました。」
「私は震災時、小学校2年生でした。10年前だと思って、今日3月11日に絶対に見たかった。大人にがっかりすることが多いけど、この映画に素敵な大人たちがいた。私も頑張ろう。」
「個人的な思想を伝えてくれる映画が見たいと思っていました。そんな映画です」
「個人個人が自由で楽しかったです。多様化をうまく表現している映画です。画一的ではない自由度がありました」
「鎌倉カルチャーの内部に深く入り込んで映画。表面ではなく、入り込んだ目線。人も発酵している。1つのムーブメントになっている。人々が繋がって、能力や光が引き出されている。」
「幸せとは何か考えさせる」
「地球暦が腑に落ちた。木造の家に提灯。いいなあ。体が反応しました。体の中から変えていくということですね」
「映画を見終わり、頭の中で発酵している。いい意味で掴み所のない映画です。長続きしない集団のあり方と、続いていく集団のあり方について考えました」
「人も菌。あるムーブメントを描いている。」
「震災から、新しいものを生み出した。新しくつくること。終わらないことに勇気付けられた」
「震災が起きて、私もこういう人たちと出会ってきた。こういう人たちはいっぱいいる。発酵のプチプチのように広がってゆく。」
「今の生活がどこか不自然なのかもしれません。菌とは上手に付き合えればいいと思います。」
「原発事故から10年目、いよいよ『映画』の出番です。ずっと5年目の到来を待つと言ってきたが、10年。映画は作家がつくるもの。煮詰めたこの映画が、我々を勇気づけた」
●東京
「私もコミュニティづくりをしているのだけど、鎌倉はどうして、脱原発パレードから盆踊りを作り出せたのか?不思議で羨ましい。そこが魅力。」
「ヤングガールが生き生きして嬉しい。地球暦が色々と教えてくれる」
「他の上映作品と路線が違う。他には来ない人が来て満席になって驚いた。」
「私は様々な活動をしている。反対した先にある、平和の世界が見えた。反対のメッセージも含まれているのを感じるが、ポジティブで美しい。いいなあと思った。」
「震災、原発ということもあるけど、唄がどのようにつくられてきたのかを感じさせる映画。歴史を見ても、苦しいだけじゃなく、明るい方に向かう時、そこに音楽が必要だった。震災だけど、音楽映画だと思う。」
「偶然に唄は生まれない。苦しい、やるせない、悲しい、腹が減った。だから笑いたい。そこで唄が生まれてきて、人間は前進してきた。山口愛さんの唄が素晴らしかった。」
「2017年、私も寺田本家のお蔵フェスタに行った。きっとあそこで踊っていた。映画を見て「踊りたい!」と思った。」
「実はドキュメンタリー映画は初めて見た。たまたま偶然来た。私は木造の昔ながらの家に住み、15アンペアで生活している。米は圧力鍋で炊く。今日、映画を見て、私の生活も私が選んできたと思った。今までの歩んできた人生がよかったと思った。人は人間以外のものに生かされている。海の側で育ったから、海の場面が懐かしくて涙が出た。夜に見上げた月を思い出した。手間暇かけて作った味噌を家族に食べさせたことを思った。」
「パラダイスアレイのパンが好き。ずっと謎だったけど、できる過程が初めて見えた。塩炊きもとてもよかった。」
「心に入ってくるドキュメンタリーです」
●その他の感想リンク
人も発酵していくのだな。映画「発酵する民」を見た
https://note.com/tokunamako/n/n7a7d853ea359
映画が少しずつ、確実に届いていくことを実感しています。
残りわずかですが、最後まで応援していただけると嬉しいです。