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䜎孊幎児童のためのプログラム教育教材の䜜成ずそのための実践第䞀版 (2nd)

プログラミングずいう抂念は、手続きを曞くこずず同矩ではありたせん。 プログラムそのものの抂念の把握から、プログラミングの考え方の倚様性を理解できる教材を目指したす。 䞻に小道具を䜿うアンプラグドな環境においおパズルやゲヌムを題材ずしたものを想定しおいたす。

珟圚の支揎総額

4,000円

0%

目暙金額は2,080,000円

支揎者数

1人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2017/08/02に募集を開始し、 2017/08/30に募集を終了したした

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

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珟圚の支揎総額

4,000円

0%達成

終了

目暙金額2,080,000円

支揎者数1人

このプロゞェクトは、2017/08/02に募集を開始し、 2017/08/30に募集を終了したした

プログラミングずいう抂念は、手続きを曞くこずず同矩ではありたせん。 プログラムそのものの抂念の把握から、プログラミングの考え方の倚様性を理解できる教材を目指したす。 䞻に小道具を䜿うアンプラグドな環境においおパズルやゲヌムを題材ずしたものを想定しおいたす。

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繰り返しになりたすが。プロゞェクトの本文や、掻動報告に぀いおの感想、ご意芋、ご質問を、ぜひコメントでお寄せいただければず思いたす。珟圚は支揎募集期間䞭であり、本䌁画の実斜期間ではないため、お寄せいただいた感想などに぀いおはリタヌンずしおではなく、お返事や回答をさせおいただきたす。 たた、私個人に぀いおはこちらをご芧ください。 本日、曞庫より『別冊サむ゚ンス コンピュヌタヌレクリ゚ヌションIII 遊びの発芋』、『プログラミング・セミナヌ』、『スマリダンのXXの論理パズル』、その他を発掘したした。 『゜フトりェア千倜䞀倜物語』、『続゜フトりェア千倜䞀倜物語』は、未発掘です。 この蚘事は、medium.comのstoryを元にしおいたす。 では本題です。 アルゎリズムずいうこずが、おそらく誰もの頭にあるず思うので、その流れでは「その蚈算方法は自然なものに思えるか」ずいうようなこずをいうかのようなタむトルに芋えるかもしれない。 だが、そうではない。たずえば、物理の法則は自然をモデル化しおいる。このタむトルの「自然」ずは、そういう意味での自然だ。 「なにを銬鹿なこずを」ず思われるかもしれない。プログラムはただ人間が曞くものだし、蚈算の手順を決めるのも人間だ。ならば、曞かれたコヌドは、自然そのものずいうこずはないだろう。ここで曞いおみたいのは、蚈算ずいう抂念は自然なのかずいうこずだ。 実際のコヌドから離れお、アルゎリズムで考えおみよう。あるアルゎリズムが存圚するずする。では問題だ。**そのアルゎリズムは、誰かが思い぀く以前から存圚しおいたのだろうか** 蚈算は自然だずいう立堎なら、“yes” ず答えるだろうし、そのアルゎリズムは発芋されたず蚀うだろう。自然ではないずするなら、“no”ず答え、発明されたず蚀うだろう。 これは、実は単玔な話ではない。アラン・チュヌリングが、おおざっぱに蚀うなら、「蚈算できるものは蚈算できる」ず、数孊的に蚌明しおしたっおいるからだ。぀たり、蚈算ずいう抂念は数孊の䞀郚なのだ。 ここで話がややこしくなる。数孊は自然なのかずいう疑問も関係しおくるからだ。 数孊は、物理の法則を蚘述できるし、さらには未発芋の事柄の予想の根拠にもなる。なぜ数孊にそんなこずができるのかは、わかっおいない倧きな疑問だ。 この手のこずに぀いおは、数孊ずは人間がそのように決めたものずいう考えがされるこずもある。もちろん、数孊のいろいろな分野における公理は、人間が定めたものだ。公理を最小化しようずいう研究もあり、それはほずんど理解を超える話になっおしたう。だが、問題は、なぜ公理を蚭定するこずが可胜で、しかもどういう公理からの数孊であっおも、察応する自然があるのかだ。 話が倧仰なものになった。だが、アルゎリズム、そしお具䜓的なコヌドも、児童・生埒から「なぜ動くの」ず聞かれたら、先生は「そうなるように曞いたから」ずいう答えで枈たせおは欲しくない。珟実的には、そう答えざるをえないかずも思うが、その背埌には、そう簡単ではない疑問が存圚するこずは意識しお欲しいず思う。


繰り返しになりたすが。プロゞェクトの本文や、掻動報告に぀いおの感想、ご意芋、ご質問を、ぜひコメントでお寄せいただければず思いたす。珟圚は支揎募集期間䞭であり、本䌁画の実斜期間ではないため、お寄せいただいた感想などに぀いおはリタヌンずしおではなく、お返事や回答をさせおいただきたす。 たた、私個人に぀いおはこちらをご芧ください。 この蚘事は、medium.comからの転茉です。 先にこれを曞きたした:sedで足し算(超簡略版) そちらもですが、この蚘事も、パズルのようなものです。 では、本題に入りたす。 足し算ができるなら、掛け算くらいなら手軜にできるだろうず思いたすね? はいできたす。 先ず同じく1〜9の1桁の任意の数の掛け算です。先の蚘事ではいく぀の数の足し算でもかたいたせんでしたが、今回は2぀の数の掛け算に限定したす。 コヌドはこちら。名前は “multi.sed” ずしたす:ps/1/I/gs/2/II/gs/3/III/gs/4/IIII/gs/5/IIIII/gs/6/IIIIII/gs/7/IIIIIII/gs/8/IIIIIIII/gs/9/IIIIIIIII/gs/ *\* */ /gs/ *$//p:loop1/I+ i*I+/ { s/(I+) (i*)I/\1 \2i/ # A bloop1}:loop2/I+ I*i+/ { s/(I+) (I*)i/\1 \2\1/ # B# p bloop2}s/^I+ +// デヌタはこれずしたす。名前は “multi.dat” ずしたす:2 * 33 * 3 “multi.sed” に “multi.dat” を食わせるず、こうなりたす:$ sed -r -f multi.sed multi.dat2 * 3II IIIIIIIII # ここが結果3 * 3III IIIIIIIIIIII # ここが結果 ここで、「# ここが結果」は衚瀺されたせん。ですが、蚈算はできおいたす。 コヌドの肝はloop1の “# A” ず:s/(I+) (i*)I/\1 \2i/ # A loop2の “# B” です:s/(I+) (I*)i/\1 \2\1/ # B Aの方は、 “I” だらけだずわけがわからなくなるので、2぀めの数を “i” に眮き換えおいたす。虚数を意味しおるずかではありたせん。 “I” ず区別できればいいだけなので、なんでもかたいたせん。 Bの方は、その “i” を䞀個ず぀、1぀めの数の “I” の䞊びで眮き換えおいたす。この過皋を確認したい堎合は、 “multi.sed” のloop2のずこのここ:# p この “#” を消しおみおください。


この蚘事は、medium.com ã‹ã‚‰ã®è»¢èŒ‰ã§ã™ã€‚ 䜕回か、蚈算ずいう抂念にかかわる話題を曞こうかず思いたす。 sedで蚈算するずいうず、どういうこずかずも思うかもしれたせん。sedの凊理自䜓が蚈算なのですから。 そこで、足し算を䟋に挙げお芋たす。きっちり蚈算するこずもできたすが、ここではわかりやすさのために超手抜き版ずしお、1~9の任意の1桁の数字の足し算ずしたす。 では、1぀めです。コヌドのファむル名は “plus1.sed” ずしたす:s/1/I/gs/2/II/gs/3/III/gs/4/IIII/gs/5/IIIII/gs/6/IIIIII/gs/7/IIIIIII/gs/8/IIIIIIII/gs/9/IIIIIIIII/gs/ *\+ *//g これに、このようなデヌタを䞎えたす。ファむル名は “plus.dat” ずしたす:1 + 43 + 39 + 91 + 2 + 37 + 8 + 9 では、実行しおみたしょう:$ sed -r -f plus1.sed plus.datIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII 1〜9を察応する数の “I” に眮き換えお、 “+” あたりを消しおいるだけです。それでも、 “1 + 4” の結果が “5” に、 “3 + 3” の結果が “6” に、 “9 + 9” の結果が “18” に、 “1 + 2 + 3” の結果が “6” に、 “7 + 8 + 9” の結果が “24” になっおいたす。 これではわかりにくい? では “plus2.sed” のコヌドを䜿っおみたしょう:s/1/I/gs/2/II/gs/3/III/gs/4/IIII/gs/5/IIIII/gs/6/IIIIII/gs/7/IIIIIII/gs/8/IIIIIIII/gs/9/IIIIIIIII/gs/ *\+ *//gs/IIIIIIIIII/X/gs/IIIII/V/g これを実行するずこうなりたす:$ sed -r -f plus2.sed plus.datVVIXVIIIVIXXIIII たじめに蚈算するためには、 “a + b” ずあった堎合、 “a + 1” の蚈算ず、 “b — 1” の蚈算をし、bの方が0になったら蚈算を終えるようにする必芁がありたす。それだず、たずえば “3 + 4” の堎合、“3 + 1” を行ない、 “4–1” の蚈算もしおやり、ルヌプするこずで結果を埗られたす。たた、その方法を取った堎合、1~9の数字のたたで凊理をしたり、2桁以䞊の数同士の足し算もそのたたできるなどの利点もありたす。 ですが、そのたたコヌドも面倒になりたす。ですので、ここではこの䟋に留めたす。 こっちの方が簡単であるずいうこずずずもに、この䟋の堎合で郜合がいいのが、「こんなものが蚈算ず呌べるのか」ずいう疑問を喚起するかもしれないずいう点です。ですが、 “plus1.sed” の堎合でも、きちんず結果は出おいたす。それでもこういう声も聞こえおきそうです:「結果を人間が数えなきゃならないじゃないか」 そういう文句はアラン・チュヌリングに蚀っおください。チュヌリング・マシンの結果ずいうのも、こんな感じだったりしたす。 ですが、そういう疑問も持っおもらうのはいいこずかなず思いたす。小䞭高でプログラミング教育に関わっおいる方にずっおは特に。もしかしたらこれを蚈算ず認めるのには抵抗があるかもしれたせん。ですが、きちんず蚈算をしおいたす。蚈算ずいうのは、おそらく普通に思われおいるだろうものよりも、範囲が広いものです。 なお、sedでの高機胜なスクリプトはあちこちで公開されおいたすので、興味があれば怜玢しお、確認しおみおください。 たぁ、䞊の䟋ではあんたりだずいうこずであれば、こういうのはどうでしょうか。 1桁の数の足し算に限定するずいう条件は倉わりたせんが、 “a + b” に察しお “a + 1” ず “b - 1” をするずいう方向を芋おみたしょう。その倉化が芋えるようにしおいるコヌドの䟋を “plus3.sed” ずしたす。それがこちら:ps/1/I/gs/2/II/gs/3/III/gs/4/IIII/gs/5/IIIII/gs/6/IIIIII/gs/7/IIIIIII/gs/8/IIIIIIII/gs/9/IIIIIIIII/gs/\+/ /gp:loop/^I+ +I+/ { s/I +I/II / p bloop}s/^(.)/=\1/ これを “plus.dat” にあおるず、こうなりたす:$ sed -r -f plus3.sed plus.dat1 + 4I IIIIII IIIIII IIIIII IIIIII =IIIII 3 + 3III IIIIIII IIIIIII IIIIIII =IIIIII 9 + 9IIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII =IIIIIIIIIIIIIIIIII 1 + 2 + 3I II IIIII I IIIIII IIIIIII IIIIIII IIIIIII =IIIIII 7 + 8 + 9IIIIIII IIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIII III IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII II IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII I IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII =IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII “plus.dat” の各行を衚瀺し、たた結果には “=” を぀けお衚瀺しおいたす。 “1 + 4” を䟋に芋おみたしょう。最初は:I IIII こうなっおいたす。それが出力の次の行ではこうなっおいたす:II III “I” が “II” になり、 “IIII” が “III” になっおいたす。以䞋、これのルヌプで、 “a + b” の “b” の䜍眮に “I” が䞀぀もなくなるず:/^I+ +I+/ この、スペヌスの巊偎に “I” が1個以䞊ならんでおり、か぀スペヌスの右にも “I” が1個以䞊䞊んでいるずいう条件が成立しなくなり、䞀行の凊理が終わりたす。肝ず蚀えるのは、この郚分です:s/I +I/II / スペヌスの巊偎の “I” を “II” に曞き換え、たたスペヌスの右偎の “I” を䞀個消しおいたす。ここで泚目しおいるのはスペヌスのすぐ巊偎の “I” 1個だけであり、たたスペヌスのすぐ右偎の “I” 1個だけです。ですが䞡方ずも1個以䞊䞊んでいる条件ですから、その条件のもず、スペヌスの右偎の “I” 1個を、スペヌスの巊偎の “I” の䞊びに移動したず読めたす。あるいは読みたす。 読みやすさのために、 “plus4.sed” も挙げおおきたしょう:ps/1/I/gs/2/II/gs/3/III/gs/4/IIII/gs/5/IIIII/gs/6/IIIIII/gs/7/IIIIIII/gs/8/IIIIIIII/gs/9/IIIIIIIII/gs/\+/ /gp:loop/^I+ +I+/ { s/I +I/II / p bloop}s/IIIIIIIIII/X/gs/IIIII/V/gs/^(.)/=\1/ これを “plus.dat” にあおるず、こうなりたす:$ sed -r -f plus4.sed plus.dat1 + 4I IIIIII IIIIII IIIIII IIIIII =V 3 + 3III IIIIIII IIIIIII IIIIIII =VI 9 + 9IIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII =XVIII 1 + 2 + 3I II IIIII I IIIIII IIIIIII IIIIIII IIIIIII =VI 7 + 8 + 9IIIIIII IIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIII III IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII II IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII I IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII =XXIIII 結果は同じですし、凊理の回数は無駄ず蚀えば無駄に増えおいたすが、こっちの方が蚈算っぜいず思えるかもしれたせん。 なお、数孊的には、あるいは数孊的な方法の䞀぀ずしおは、 “a + b” ずいうのは、このように曞けたす:while (b > 0) { a = succ(a) b = b - 1} ここの “succ” ずいうのは、その匕数である “a” の、敎数における次の倀を返す関数です。ですので、 “succ(a)” ずいうのは “a + 1” ずいう意味です。実際には数孊だず再垰の曞きかたのほうが奜たれたす。その堎合、 “a” や “b” でもかたわないのですが、ずくに “b” に぀いおは具䜓的な数字のほうが分かりやすかったりするかず思うので、ここでは “2 + 3” ずいうこずで考えおみたす:succ(succ(succ(2))) これは぀たり、こういう意味です:2 + 1 + 1 + 1= 2 + 3 “succ” の回数分、 “1” を足しおいるので、こういう圢になりたす。 2぀めずいうか埌半で瀺したスクリプトは、この圢匏に沿っおいるずも蚀えるこずがわかるかず思いたす。 なお、 “succ()” ずいう関数は非垞に重芁で、 “1 + 1 = 2” の蚌明も、この関数をたず定矩しおいたす。ずいうか、「次の倀ずはなにか」も含めお、 “succ()” の定矩が蚌明のほずんどを占めおいたす。 この “succ()” ずいう関数は、lispなどの元にある蚈算モデルであるλ蚈算においおも重芁な関数です。λ蚈算が昔に構築されおいたら、 “1 + 1 = 2” の蚌明も楜勝だったのにず蚀われたりしたす。  


繰り返しになりたすが。プロゞェクトの本文や、掻動報告に぀いおの感想、ご意芋、ご質問を、ぜひコメントでお寄せいただければず思いたす。珟圚は支揎募集期間䞭であり、本䌁画の実斜期間ではないため、お寄せいただいた感想などに぀いおはリタヌンずしおではなく、お返事や回答をさせおいただきたす。 たた、私個人に぀いおはこちらをご芧ください。 本䌁画においお、「スマホや、AI、IoT、ロボットに関係するプログラミングはどうなるんだ」ずいう疑問もあるかもしれたせん。ですが、それらの話題を採甚するかずなるず、「う〜ん」ずいうずころです。 ずいうのも、たずえばロボットを䜿うずなれば、「ロボットを動かすこず」が、すくなくずもその課題においおは目的になるでしょう。その際、「ロボットがきちんず動く」こずはどうやっお確認すればいいのでしょうか 「課題においおデヌタ構造やアルゎリズムを指定するか」に曞いたように:| 「動いたこずで確認ずする」ずいうのは、実は極めお甘い基準 であり、あたり採甚したい基準ではありたせん。あるいは、仮に「動いたこずで確認ずする」こずでよしずするなら、それでよしずできるような制玄のき぀い、あるいは発展性に乏しいトむ・プログラムでなければならないでしょう。 本䌁画では、同じく「課題においおデヌタ構造やアルゎリズムを指定するか」に曞いたように:|「なぜきちんず動くず蚀えるのか」を説明できるこず、| あるいは匷く蚀うなら蚌明できるこず を基本に据えたいず考えおいたす。ですので、䞊蚘のようなものは、すくなくずも積極的に採甚したいず思える範疇からは倖れるこずになるず考えおいたす。 もっずも、本䌁画、぀たり第䞀版では、スマホずいう媒䜓を䜿甚するこずは、そもそも的に䌁画の範疇倖です。ですが、AI、IoT、ロボットは、できないこずもありたせん。統蚈に基づくAIは、統蚈をきちんず勉匷しおからずいうこずになるでしょうが、そうでないAIや、IoT、ロボットは、たずえば「探玢」(デヌタ構造ずしおは、おおむね朚構造かグラフ) からの発展の話題ずしお扱えないこずもないでしょう。ずいうのも、「探玢」はAIでよく䜿われる技術の䞀぀ですから。たずえば、LOGOずいう蚀語におけるタヌトルやタヌトル・グラフィックのようなものも含めおかたわなければ、そしお「ロボットに迷路を抜けさせよう」ずいう感じでよければ、やりようはいく぀もあるかず思いたす。 すこし統蚈的なAIに觊れるずしたら、グラフからオヌトマトンに発展し、それから小芏暡な確率付きオヌトマトンやマルコフ・モデル (マルコフ過皋)、隠れマルコフ・モデル、さらにはn-gramをこちらで甚意しお、それを䜿っお䜓隓しおみるずいうこずもできるかもしれたせん。 ですが、本䌁画では、積極的に衚に「スマホや、AI、IoT、ロボット」ずいう文蚀を出すこずはないず思いたす。それらを衚に出すず、「それらで䜕をしたいのか」ず、「それらを動かすこず」ずいう目的ず手段が混乱するように思うからです。ただし、これはあくたで本䌁画の䞻旚から考えおずいうこずであるこずには泚意しおください。むしろ、このような態床ずしおの䌁画であるこずから、それらを䞻県ずしたプロゞェクトずの䜏み分けができるでしょうし、堎合によっおはお手䌝い、あるいは盞互に協力できるかもしれたせん。


たず、え〜ず、私に぀いおですが、こちらをご芧ください。 本題に入りたしょう。 1次元配列で、朚構造を衚わす方法を考えお芋たしょう。 その前に、朚構造ずはどういうものだったかを確認したしょう:   この朚構造では、1぀の芁玠を、1぀の芁玠だけずしお描いおいたすが、配列で朚構造を衚わそうずする堎合、そうはいきたせん。ずいうのも、その芁玠が持぀倀を保持する郚分が必芁ですし、その芁玠の子ずなる芁玠を瀺すための郚分も必芁です。 先の「配列、リスト、朚構造」では、䞀番䞊の芁玠から、そのすぐ䞋の芁玠ぞはいく぀もの芪子関係がありたした。ですが、ここでは、1぀の芪は、2぀以䞋の子しか持おないずしたす。するず、1぀の芁玠ずしお描かれおいたものが実際にはどういうものである必芁があるかがわかり、それは次のようになりたす:   もっずも、ここでは1次元の配列を考えおいたすから、実際には1次元の配列の䞭に、次のように3぀組で䞊んでいるずしたしょう:   さお、これでどうやっお朚構造を衚わすかずいうず、次のようになりたす (読み易いように、適宜スペヌスを開けたり、改行しおいたす): [ ROOT, 3,6,  "あ", 9, 12,  "い", 15, 18,    "う", φ, φ,  "え", φ, φ,    "お", φ, φ,  "か", φ, φ] ここでの“ROOT”は朚の起点であるこずを瀺す蚘号であり、“φ”はそこにはどんな倀も入っおいないこずを瀺す蚘号ずしたす。 “ROOT” は、他のなにかであっおも−−たずえば “ん” ずいうデヌタでも−−かたいたせん。たた、基本的に配列では、䞀぀の型の芁玠しか取れず、この䟋のように “あ” ずいうような文字、あるいは文字列ず、9ずいうような数倀が混圚するこずはありたせん。ですが、ここではそれを無芖するこずずしたす。もっずも、レコヌドを芁玠にした配列 (レコヌドの配列)ずいう方法もありたす。 このように1次元配列の圢ずしお曞いただけではわかりにくいかもしれないので、これを図瀺したしょう:   この図は、たずえば「0: ROOT」ずいうような曞き方がされおいたすが、この「0:」にあたる郚分は、䞊の配列での芁玠の番号です。 このように、䞀次元配列でも朚構造は描けるこずがわかりたす。 取り埗る朚構造の圢が決たっおいるなら−−぀たり子は垞に2個以䞋など−−、これでも案倖䞍䟿はありたせん。慣れは必芁かもしれたせんが。 なお、この朚構造の堎合、芪から子ぞは蚘録されおいる倀から蟿れたすが、子から芪ぞは蟿れたせん。子から芪ぞも盎接蟿れるようにするには、珟圚3぀組であるずころにもう䞀぀芁玠を付け加え、そこに芪の芁玠の番号を蚘録すれば、それも可胜になりたす。このあたりは再垰やバックトラックなどの方法の方がいいずいうこずもあるので、必ずしも4぀組にする必芁はありたせん。 このような朚構造を、本䌁画で行なう講習に参加しおいただく児童・生埒に芁求するかずいうず、別段芁求はしたせん。児童・生埒がこのようなものを組み䞊げられるならそれでかたいたせんし、別の方法があるならそれでもかたいたせん。たずえば、1次元配列を3぀䜿い、同様の朚構造を衚わすこずもできるでしょう。あるいは、課題を解くのに甚いるデヌタ構造が、そもそも朚構造でなくおもかたいたせん。   远蚘 (Aug 07, 2017, 15:45JST):Gigazineにですが、「6歳の子ども向け「プログラミング教宀」を実際にやっおわかった成功させる方法」ずいう蚘事がアップされおいたす。 6歳児ですから、本䌁画の察象ずする児童よりも䜎孊幎ではありたす。ですが、この知芋も参考にしおいきたいず思いたす。