※以下は「第16回ふるさとあおもり景観賞」(青森県主催、2023年度)の授賞についての話題です。他プロジェクトでも同じ報告をさせていただいていますので、ご存じの方は無視してください。
「冬に咲くさくらライトアップ」の米山です。ご無沙汰しております。
このたび、「冬に咲くさくらライトアップ」が「第16回ふるさとあおもり景観賞」(青森県主催、2023年度)の地域づくり活動部門・最優秀賞をいただきました!そして6/3には表彰式に出席してまいりましたので報告いたします。
宮下宗一郎県知事による、ごあいさつから始まり…
今回受賞した6団体に表彰状と盾が渡されていきます。この場ですみませんが、受賞された5団体の皆さま、この度は誠におめでとうございました!
当「冬に咲くさくらライトアップ実行委員会」への授与は最後。今回はあいにく私だけの出席となりました。固い格好ですみません。
宮下知事に盾をお持ちいただいての記念撮影。
今回の審査員を務められた、弘前大学の北原啓司特任教授による講評も行われました。「冬に咲くさくらライトアップ」については、以下のようにコメントをいただきました。
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冬なのにさくらの感激をどういう風に味わえるかを、(元弘前市相馬地区)地域おこし協力隊の米山が中心になって考え、そしてさまざまな方が協力する形で実行委員会を作って、思ってもみない形で出していただきました。
私たちは、弘前には立派なさくらがある。さまざまな景観として、みんないろいろな思いをつくっています。最近は、散った後の景色(花筏)が全国的に有名になりました。でも冬場の寒い時に、「さくらまだだね」と思っている時にこういう景色を創っていって、(皆が)4月が早く来ないかなと考えていく。そういった楽しみを含め、こういう景観を出していただいていることは、とても賞に値するものだと思います。これからもぜひ頑張って続けていってください。
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私が「冬に咲くさくらライトアップ」の説明で強調することに「自分の発案ではない」ことがあります。
2016年に「雪がよく積もった冬の夜、真っ暗な弘前公園外濠をカメラで撮れば春の満開のようなカットが撮れるだろう」と思って撮った写真を、当時の上司や知り合い、弘前市民の皆さんをはじめとした多くの方が面白がってくれたことが最大の動機だからです。
いざ実施する際には、当時の大学生たちからもたくさんヒントをもらってアイデアを磨きました。
そして「せっかくなら街への思いを集められれば」とクラウドファンディングを活用し、想定以上の方々からご応援をいただいて2017年冬に初点灯できました。
今日まで続けられ、今では冬の弘前の定番になってきているのは、まさにたくさんの方々から後押しいただいてきたからと思っていますし、今回の受賞も(当団体というより)長年ご支援・ご応援いただいている全員への表彰だと思います。
今冬以降も引き続き改良を続けながらライトアップしていこうと思っていますし、弘前城天守が元の場所である下乗橋に戻ってくる年には新たな仕掛けをできればと思っています。