みなさん、こんにちは!今日は、上手なゴール設定の仕方の《後編》です。(前編を未読の方は木曜日の投稿へGo!)前編では、1. 目標を明確に決める2. 目標を細分化するという3つのポイントのうちの2つを取り上げました。今日はいよいよ最後のポイントである、3. 具体的なプランとスケジュールを立てるです。1と2でどれだけ素晴らしい目標とそのプロセスを決めても、最後の「実行」が伴わないと結果は出ません。当たり前のことなのですが、計画だけで満足してしまったり頑張った気になったりする人も実は多いんですよね。真面目で几帳面な方ほど、計画に力を使いすぎて疲れてしまうパターンも見かけます。ですが、足りないものはシンプル!実行に移す最後のステップとして重要なのは、具体的なプランに落とし込むことです。プランを立てる時に欠かせないのは、1. What2. (By) When3. Whereの3つです。What「何を」• 使う教材どの教材を使用するのか学習に必要なものは全て揃っているか(必要な場合は解答書も用意、採点用の赤ペンや暗記用の赤いシート、付箋も準備しておく)• 学習するパートページ数やユニット単位など、事前に決めてあるか。「進めるところまで」は計画ではありません。そこを学習する目的が何かも合わせて考えられるといいですね。(By) When• いつ自分が学習できる時間帯 朝型か夜型か仕事前、お昼休み、仕事後のいずれかあるいは全てか学習別に分けた時間の使い方通勤中にできる学習(単語暗記やリスニング、文法書を読む、一問一答を解く)と机や空間が必要な学習(シャドーイング、ディクテーション、模試を時間を測って解く)を分ける• いつまでに期限設定も大事です。毎日のノルマを決めることもそうですが、1日1日ギリギリで予定を立てるのではなく、1週間のうち1日は何かあった時のための予備日として少し量を少なめに設定して、現実的に調整可能なスケジュールを組みましょう。Whereどこでプランというとつい上記2つのみを思い浮かべがちですが、意外とこちらも大切です。一人の方が集中できるか、周りに人がいた方がやる気が上がるか、家がいいかカフェや図書館がいいか、そして自宅でもその他の場所でも集中しやすい落ち着く場所とそうでない場所があるはずです。このように特定のお気に入りの「場所」から、必然的に学習する時間帯が決まることもあります。少し長くなりましたが、こうして振り返ってみると、今まで意識していなかったこともあったのではないでしょうか?お一人お一人が持つ学習のタイプや生活習慣によっても効率の良い勉強法は変わってくるので、自身の勉強法や目標の立て方などが合っているかどうかを知りたい方は、ぜひ一度この機会にコーチングを受けてみてくださいね!
英語学習 の付いた活動報告
こんにちは、コーチの渡辺です。突然ですが皆さん、「上手なゴール設定の仕方」をご存知ですか?何かを成し遂げるために目標を立てるとき、それをゴールとしますよね。目標に到達することが一番重要ですが、実はその「目標達成までの方法」を設定する時点でどれだけ工夫できるかが、結果に大きく影響してくるんです!1.目標を明確に決めるまず、明確な目標を決めます。例えば料理ができるようになりたいと願うとき、「料理ができるようにたくさん練習しよう」では目標として不十分だということです。「料理ができる」と一言で言っても、求めるレベルは人や目的によって異なります。野菜やお肉の切り方を一通りマスターできればいいのか、こだわりの調味料を使って味を工夫したいのか、様々な調理法を習得して友人をホームパーティーに招待したいのか、冷蔵庫にある残り物を使ってパパっと家庭料理を作りたいのか、レストランで美味しい料理を食べたときにその味を家で再現できるようになりたいのか、ここに挙げてみただけでも目的やそれに応じた求められるレベルは様々ですよね。つまり、ご自身の「なりたい」に対して、より詳細かつ鮮明なイメージを持つことがとても重要なんです。これは、目標達成までのブレない芯となるだけでなく、モチベーションが下がったり目的を見失ったりしそうなときに、初心に返るという意味でも大きな役割を果たします!できれば、頭で思い描くだけでなく言葉や図で目標や夢を自分の手帳に書き留めるなど、普段目につくところに自分の誓い(コミットメント)を記しておくと、高い意識を維持しながら頑張れそうですね。2.目標を細分化する目標を明確にできたら、次はいよいよそこ(ゴール地点)までのたどり着き方です。初めから大きな目標(高い山)を目指すのではなく、短期(1~3ヶ月)で達成可能な現実的な目標を設定し、その積み重ねで最終的な目標に到達することを目指しましょう。多くの学習者が、モチベーションの高いときに目標を設定するので、どうしても高い目標になりがちです。高い目標自体は良いのですが、「今の自分の位置(レベルや状況)」をしっかりと把握し、現実的な次のステップまでの目標を立てることが成功へのカギとなります。大きな夢や目標1つを頼りに頑張ろうと思っても、到達までの時間が長ければ長いほど、モチベーションも下がる傾向があります。それであれば、短いスパンで期限を設定し、「目標達成したら自分にご褒美」などと決め、ゲーム感覚で目標達成までの道のりを楽しむ気持ちを持ちましょう!3.具体的な計画とスケジュール明確な目標をいくつかのステップに細分化できたら、最後は次のステップまで、具体的にどのようにたどり着くか、ということです。これにもいくつか考えるべきコツがあるのですが、今回は長くなってしまうので次回に回したいと思います。それまで、ご自身の学習計画を振り返り、普段どんな方法や戦略をとっているか、考えてみてくださいね。お楽しみに!