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震災から10年の石巻でつくる「幸福」を願う写真展と写真集をつくりたい

震災から10年。苦しみを減らしたり、悲しみを無かったことにはできないけれど、きっと喜びを増やすことはできる。あれから石巻に居着いてしまった写真家とご近所さんとがチームになって写真展を開き、1年後に写真集をつくります。

現在の支援総額

3,515,000

117%

目標金額は3,000,000円

支援者数

322

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/05に募集を開始し、 322人の支援により 3,515,000円の資金を集め、 2021/04/30に募集を終了しました

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震災から10年の石巻でつくる「幸福」を願う写真展と写真集をつくりたい

現在の支援総額

3,515,000

117%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数322

このプロジェクトは、2021/03/05に募集を開始し、 322人の支援により 3,515,000円の資金を集め、 2021/04/30に募集を終了しました

震災から10年。苦しみを減らしたり、悲しみを無かったことにはできないけれど、きっと喜びを増やすことはできる。あれから石巻に居着いてしまった写真家とご近所さんとがチームになって写真展を開き、1年後に写真集をつくります。

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石巻 の付いた活動報告

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こんにちは。幸福写真実行委員、漁業女子のゆきなです。あっという間に過ぎ去った、たった8日間の開催だった10年の幸福写真展。(写真展の様子はこちらから)設営中も3,400枚以上の写真をにやにやしながら見て、なかなか進まない。開催中ずっとほっこりした空気が流れ続ける空間。数日間で終わっちゃうのは勿体無いし寂しいなって思っていました。私が所属するフィッシャーマン・ジャパン(以下、FJ)はこれまでけーすけさんにずーっと写真を撮ってもらってきたんだけど、漁師メンバーたちが繁忙期と重なるから見にいけなさそう・・・とのこと。そこで、閃いちゃったんです!!「よし、FJの事務所で勝手にアンコール展示・10年の幸福写真展-海編-やるね!」※通常時のTRITON SENGOKU (FJ事務所)ということで、撤収中にFJや水産業に関連する写真を集めて取り置いておいて事務所に持ち帰り、無事に写真展を終えてホッとしてからアンコール展示の準備をひとりで始めてみたら。。。。何年も撮影してもらってるから思ってた以上に写真の枚数がある〜(汗)。さらに飾れるスペースをうまく設計できないよ。えー!やるっていったけど大変じゃん!!どうしよ。。ってめげそうになっていたタイミングで、ひょっこり救世主現る!ホヤ漁師さんのところで働いている新人漁師くん登場。しめしめと思って手伝ってもらっちゃいました。彼はFJがやってる新世代のフィッシャーマンを育てる担い手育成事業「TRITON PROJECT」を通じて就業して早4年目。さすが漁師の卵!最近の様子についておしゃべりしつつ、網直しするかのように絡まっているワイヤーをスルスルスルーって解いてくれました。しかも嫌な顔ひとつしないで!よし、これで写真吊るせる!みんなの力を借りるって大事〜〜〜!(ありがとうね。)開き直った私は、FJの後輩たちの力も借りて、写真展会場と同様に上から吊るして「勝手にアンコール展示・10年の幸福写真展-海編-」の設営完了です!!!やったね!海や漁師関係の写真を集めたので、当然っていったら当然なのだけど8割が青色の写真。なんだか嬉しくもあり、誇らしくもなった。書類を届けにきただけのお魚屋さんや、我が社の福利厚生である新鮮な海産物をもってきてくれた漁師メンバーも「懐かしいな、こんな写真あったんだ。いやこの時さ〜〜!」って当時を振り返ったりして見ていきます。この2人は写真展に行けてたはずなんだけどな〜と思いながらも、けーすけさんの写真を眺める様子を再び見られてよかった。写真展の会場に流れていたほっこりした空気がここでもまた流れてました。会場に3,400枚以上あった写真たちの行方についてはこちら↓「忙しくて見に行けなかったんだよ〜」という牡蠣漁師、海苔漁師、ワカメ漁師のみなさんそろそろ漁期終わりますよね?知ってますよ。(笑)もうしばらくやっているんで、ゆっくり、じっくり、見にきてください!漁師じゃない方々もぜひぜひ遊びにきてください〜。コロナ対策万全にしてお待ちしてます!ゆきな


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支援していただいた皆さん本当に本当にありがとうございます♡クラウドファウンディングも残すところ2日となりましたが、大好評の【石巻ノリノリ♪コース】のリターンを追加致しました!宮城県石巻市渡波(わたのは)で海苔養殖業を営む中井さんと相澤さん。実は2人は幼稚園からの幼馴染なんですよ〜♪愛情たっぷりの美味しい海苔を皆さんに届けるので楽しみにしていてくださいね♪海苔漁師2人のnote の記事もぜひチェックしてください♪ちょうど1年後の今頃、海苔漁師の2人の顔を思い浮かべながら、海苔を食べつつ、写真集を読んでもらえたら嬉しいです♡【石巻ノリノリ♪コース】①直筆サイン入り写真集1冊②お礼のお手紙(果たし状)③中井さんちのおやつ海苔2袋④相澤さんちのおやつ海苔2袋⑤平井慶祐オリジナルポストカード1枚⑥海苔漁師ブロマイド2枚(中井さん&相澤さん)⑦写真集のクラファンサンクスページにお名前を記載 ※①について、直筆サインの「〇〇さんへ」の部分に申込者様のお名前を入れられます。希望の方は必ず備考欄にお名前をご記入ください。【 例:サイン宛名希望 〇〇〇〇 (お名前) 】※③④について、おやつ海苔の味は、[塩・オリーブ・唐辛子・わさび・梅・黒胡椒・味付け]の中からランダムにお届けします。どの味が届くかお楽しみに♪※⑦について、必ず備考欄に写真集の中のクラファンサンクスページに記載するご希望のお名前をご記入ください。【 例:サンクスページ希望 〇〇〇〇 (お名前) 】


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2011年、石巻に5日間のボランティアのつもりが.....あれれ? 5日じゃなくて"いつか" になっていた実行委員のひろみっちです。『10年の幸福写真』の写真展では沢山の方々にお越しいただきありがとうございました。開催を終え1ヶ月ちょっと経ちましたが、未だにあの心地よい余韻がよみがえってきます♡あの写真展はまさに会場に来てくださった皆様や、遠くから応援してくださってる皆様で作り上げたものだったな〜と会場にいて実感しました。一枚の写真にはそれぞれのストーリーがあって、同じ写真でも一人一人違う思い出があったりと、一枚の写真の重みを感じることもできました。思い返せば、あれは2011年7月。災害ボランティアで雄勝地区方面へ避難所から仮設住宅へのお引っ越しのお手伝いに行った時のこと。お引越しが終わった後にボランティア仲間と海沿いへ行きました。そこで一人の男性と出逢いました。震災当時のお話を聞かせていただいていたら「ちょっと待ってろ」と海の幸の試食をさせてもらうことに。神奈川県出身の私にとって生まれて初めてみた「ホヤ」漁師さんはニコニコしながら「これは海のパイナップルっていってなぁ〜…」なんていいながら嬉しそうに紹介をしてくれる。さてさてどんな味なんだろう…『え!!何これ??食べ物????のみ込むのもイヤなんだけど.......(心の声)』というのが本心で、「おいしい〜!」なんて言いつつも、仲間達と残りを譲り合っていたのを今でも覚えてます(笑)(どうやら周りの仲間達も同じ思いだったようで…)私とホヤの出逢いはこんなスタートから♡今では食べれるし「あの時、なんでイヤだったんだろう!?」と、思うほど好きです。でもあの時はとにかく衝撃的な出来事だったことは間違いなかったです。そんな衝撃的な日を写真で収めてくれていたのが慶祐さん。この写真のおかげであの日のことが更に鮮明によみがえりました。そして10年が経ち、今回の写真展がキッカケで、なんと偶然にも!知人がこの時の漁師さんを知っていることが分かったんです。お陰で飾られていた写真と私の『ホヤ』のエピソードとを人づてに漁師さんご家族に届けてもらうことができました。あの日のウソは今だからもう時効.......だよね!?きっと天国から漁師さんも笑って許してくれてることでしょう(笑)ご家族も「いつの間に!?こんな写真があったんだ。」ととても喜んでくれたそうです。そして今回、私たちが制作する写真集。「わざわざ撮る」っていうワードを写真展の前から慶祐さんがよく発していて、チラシやポスターにも使ったこの実行委員の集合写真もわざわざみんなの予定を合わせて撮りました。この「わざわざ」が日が経つにつれて深みを増すことを実感しています!!たった数ヶ月前のことなのにこんな風に思えるのだから、きっと、5年後10年後なんて......今はこの時しかないから。大切な人と一緒に思い出を作ってみませんか?写真集の参加メンバー募集中です!● #出張平井写真館 の申し込みフォームはこちら↓https://forms.gle/saPPygDuaN31MHH29どうぞ宜しくお願いいたします。元気100% 野中宏美


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「10年の幸福写真」の元ネタ日本人は「幸せ」について人と話したり、議論したりするのが苦手なんだそうな。おおっぴらにひけらかす感じがしてちょっと恥ずかしいのかも知れません。震災から10年のタイミングの石巻で「幸福」という言葉を使うことにはやはり躊躇しなかったわけではありませんでした。「これが幸福です」って言いづらいし、人それぞれの感じ方も違う。もちろんカタチがあるわけじゃない。よく考えてみたら普段の会話の中で「幸福」って言葉を使うタイミングって無い!?そんなときに一冊の本が背中を押してくれました。天才アラーキーのそのままズバリ!『幸福写真』というタイトルの本。すっかり内容は忘れてしまっていたけれど、確かまえがきに書いてあった(はず)の 照れずに真面目に幸福写真。というフレーズがとても印象的でずっと頭の隅っこに残っていたんですね。注文して手に入れてみたんですが、まえがきを見るとやっぱりそう書いてあった。それを見て勝手に背中を押してもらった気がして、タイトルの文字を手書きして、急いでチラシの原案をつくって実行委員会でみんなに見てもらいました。結構ドキドキしました。反応はやはり「幸福写真」という言葉へのちょっとした違和感があったんだと思います。その場でみんな「いいねー!!」とはならなかった。でもそれがリアルだしそれでいいなと思ったんです。写真展や写真集をつくりあげていく中で「幸福ってなんだろう?」って一緒に立ち止まって考えたり、「幸福であって欲しいなぁ」って誰かの幸せを願ったり。手や足を動かしているうちに、気がついたらそういう風になれたらいいんじゃないかなって思ったんです。たくさんの悲しいことがあった石巻から、「幸福写真」を届けられるようになったら、すごく意味があるんじゃない?意味が生まれるんじゃない?って思うんですよね。最近の実行委員会メンバーの会話の中では「幸福」っていうワードを照れずに使っていい雰囲気が生まれてきているような気がします。照れずに真面目に幸福写真。やっぱりアラーキーは天才だな。


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チームわたほいの遠藤伸一です。木工の仕事をしています。けいちゃんの『10年の幸福写真』の実行委員会の一員として写真展の準備から参加させていただきました。けいちゃんとは10年前に渡波保育所避難所で、被災者と支援者として出会いました。彼は大きな哀しみと絶望の中にいた自分たちに寄り添ってくれました。あの日から私は長いのか短いのか、早いのか遅いのか定かではない時間を生かされて来ました。そんな時間をすごしたこの場所で、たくさんの人たちのいろんな場面、その中で見せる想いや表情を、けいちゃんは写真に収め続けました。辛く切なく儚い気持ちで生きている人たちは、誰かの想いが伝わった瞬間に独りぼっちじゃないことを感じて、繋がってくれた人の輪の中では笑顔になれることを、けいちゃんの写した写真から知りました。けいちゃんが繋がった人たちの素敵な笑顔は、そばにいてくれた彼だからこそ撮れた写真だと思います。自分を撮ってくれた写真を見て、俺ってこの時こんな顔してたんだ、こんなくしゃくしゃな顔で笑えてるんだ、と不思議な感じだったのを覚えています。写真展でもらったプリントの中に、避難所でずっと焚き火をしていたタタキのコンクリートが熱で歪み、変形しているのを自分が眺めている一枚があります。みっつん(海苔漁師の相澤充)が最初にそこで火をおこし、濡れていた私たちを当たらせてくれたのが渡波保育所避難所の始まりだったことを思い出す特別な写真です。けいちゃんは私が家の跡につくらせていただいた『虹の架け橋』のあるチームわたほいにもいつも来てくれています。そこで撮ってくれたたくさんの写真は、自分たちが繋がっている人の温かい想いの中で生かされていることを、改めて認識させてくれました。けいちゃんときみちゃんが結婚式をチームわたほいで挙げたいと言った時には驚きましたが、盛大な式の最後にけいちゃんが言った「苦しみを減らしたり、悲しみを無かったことにはできないけれど、きっと喜びを増やすことはできる。だからここで結婚式をしたいと思いました!」の言葉には泣かされました。この場所で二人が幸せになることで皆も私も幸せだと感じることができ、『虹の架け橋』をつくらせていただいた時の想いも叶いました。あの時の言葉通り、けいちゃんの『10年の幸福写真』展は、たくさんの人たちが笑ったり泣いたりしている写真を通じて、またひとつ幸せな時間と皆の笑顔をつくってくれました。忘れていた小さな幸せ、見ると甦る匂いや音などの記憶。写真の不思議と魅力を引き出してくれた けいちゃん。それを全力でサポートしている きみちゃん。そんな二人だから、大勢の人が幸せを感じる写真展をつくれたんだね。ありがとう。感謝しています。被災者、支援者としての出会いから10年。今はお互い兄弟姉妹のような関係です。海苔漁師のみっつんなど、いろんな職業のメンバーで構成されている実行委員会の皆と時間を共にしていることも嬉しいことです。次は写真集!どんな幸福写真集になるのか楽しみです。木遊木 遠藤伸一