ゲヌ代表の宮村です。
皆様に嬉しいご報告をさせていただきます!
私たちが待ち望んだ、セネガル・ティエス州の避難所は、『ほぼ完成』の状態にあります。
『ほぼ』という言葉も説明しつつ、現在の避難所を皆様にご案内させていただきたいと思います。
これまでの経緯はこちらから!
在セネガル日本大使館から、避難所の建設費用が提供されることになりました。|Gueneu|note
避難所の建設状況について
未完成の部分
①水がうまく機能しておらず、トイレとシャワー室に難点があります。修理を予定しています。(建物が完成したばかりなのになぜ…と思うところですが、こういう工事の甘さがセネガルだな…と感じます)
②女性たちの安全を守るため、24時間警備員を配置予定ですが、警備員のための警備員室を設置しなければならず、費用が50万円ほど足りておりません。
在セネガル日本大使館との引き渡し式
大使館からの支援金を使って建設が終了したことを確認する「引き渡し式」が行われました。大使館からは、お忙しいなか伊澤大使にお越しいただき、ご挨拶をいただきました。当日の様子は、現地テレビやニュースで取り上げられました。
Inauguration à Thiès centre d'accueil pour filles et femmes victimes de violence - YouTube
これから
有難いことに、皆様の商品ご購入から、ゲヌの支援金も数十万円が貯まっております。しかし、団体La Palabreの代表キャディ・コイタに相談したところ、UNICEFなど大きな機関にもあたってみるため、ゲヌのお金は運営が開始されるまで持っていてほしい、ということでした。
現在、運営費も複数の機関や個人からの寄付の確約を得ながら収集に動き出しています。ゲヌの支援金もその一部になる予定です。
1日も早く避難所の運営を開始できるよう、ブランドの規模をより大きくしていくと共に、他団体への助成金申請も含め、La Palabreへの支援を継続していくつもりです。
番外編①ダカールの避難所見学
ティエス州の避難所は、私たちの避難所が第一号になります。しかし、首都のダカールには、既にMaison Rose(メゾン・ローズ)と呼ばれる避難所があります。避難所の運営について学ぶため、見学に行ってまいりました。
ダカールの避難所を見学したことで、1人1人違う悩みを持った女性たちをひとくくりにせず、それぞれの心と向き合うことの重要性を再認識するとともに、苦しみから抜け出したその先で、女性たちと世界に通用するモノづくりがしたいという夢が明確になりました。
番外編②ゲヌの支援でできた養鶏場のその後
セネガル北部の街、サンルイでは、ゲヌの支援で養鶏ビジネスを始めたブバカ・ガイに会うことができました。
彼は現在、1人でビジネスを運営できており、「子どもを学校に通わせることができるようになった」「自分の家を建てるため、新しい土地を買った」と嬉しそうに話してくれました。3年前の悲しい表情の彼はもういませんでした。
最後に
ゲヌに関わってくださることが、みんなの笑顔に繋がっていること、
そして、これを読んでくださっている皆様が、既にゲヌの一員であることを感じ誇りに思っていただきたく、本日の報告をさせていただきました。
いつも応援してくださり、心から感謝しております。
これからもSNSやブログで状況を発信させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ゲヌ代表 宮村暢子
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