「ご当地カレンダー」プロジェクトで、重要なデザインを担当していただいている「コペンフラップ」のデザイナー安田さんに、デザイン制作にまつわる話をお聞きしました。
■こだわったポイントは?
まず、ご当地カレンダーを使われる方は、ご当地のことが好きな方に違いないと思いました。なので、使われる方の年齢層を考慮するのではなく、色使いや全体の雰囲気をやさしくソフトにして、明るくPOPになるようにということを意識して制作を進めました。
知ってる場所や好きなものが描かれているとテンションが上がって、このカレンダーを身近に感じていただけると思っています。例えば千代田区8月のイラストにはAKIBAチックな女の子が描かれていて、そういうイラストがパッと現れると、カレンダーには名所や建築物が多い中、目につくなぁという印象があります。
■デザインで苦労したところとは?
最初にデザインの方向性を決めるときに、イラストを最大限に生かすにはどうしたらいいのかなと思いました。特にカレンダーの枠線やフォントの選定は悩んで時間がかかりました。
■このカレンダーをどんなふうに使ってほしいですか?
実用性があって書き込みスペースもあるんですけど、イラストをとてもかわいくこだわって描いているので、まずはイラストを楽しんでいただけたらと思っています。また、カレンダーの裏面はイラストの解説が文章として載っていているので、知らないご当地に対する知識を深めることができて楽しいかなと思っています。
■次に描いてみたいところはどこですか?
地元が小江戸川越と呼ばれる最近人気の観光地、埼玉県川越市なんです。
デザイナーを始めるときにいろんな地元の方とつながってわかったんですけど、川越は地元愛の強い方めちゃめちゃ多いと感じています。 歴史的な建築物もたくさんありますし、地元の人が騒ぐ川越祭りもあるので、和な感じでデザインするのも面白いんじゃないかなと思っています。川越にはご当地グッズもたくさんありますし、ご当地カレンダーにはぴったりなんじゃないかなと。
今回インタビューして答えていただくことは未経験でしたが、とてもたくさんお話ししていただいたので大変助かりました。お時間いただきましてありがとうございました。
頼りになるデザイン会社「コペンフラップ」さんをあらためてご紹介します!
コペンフラップは「女性のためのクリエイティブ」を得意とするクリエイティブチーム。
女性のキャリアチェンジを支援する一般社団法人コペンカレッジと連携して運営をしており、
80名前後の女性アートディレクター、クリエイターが在籍しています。
株式会社コペンフラップ
https://www.copen-flap.com/
コペンカレッジは『夫婦で働く、夫婦で育てる』女性が家で仕事ができると、
家族みんなが幸せになる。 というコンセプトのもと、女性のためのクリエイティブスクールを展開しています。 株式会社コペンフラップと提携しており 、在校生・卒業生にはレベルに合わせてお仕事を紹介しています。
ブログでご当地カレンダーをご紹介いただいています。
https://copen-college.com/gotyouchicalendar_210713/
一般社団法人コペンカレッジ
https://copen-college.com/