『避妊薬を無償かするべきでは・・・?』
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
ー緊急避妊薬ではなく、緊急避妊薬を繰り返し使うことを防ぐためにもするなら避妊薬全般を無償にするべきではないか
もちろんその状態を目指しています。しかしソウレッジの集められる財源には限りがあるため、まずは緊急避妊薬を使う人たちに、知識と福祉が届く環境をつくることにしました。
そして、今、「不安な性行為をしても、緊急避妊薬さえ買えない、毎月ピルに2000円も払えない、彼氏はコンドームつけてくれない」そんな状況にいる子たちが存在しています。
不十分ではあれど、何も支援がない今の状態よりは、緊急避妊薬だけでも手に入れられる環境の方がまだ多少良いと思いませんか?
最終的には、「学校や薬局で」「全ての避妊具と避妊薬が無償で、学校でも避妊の方法を詳しく教えてくれて」「緊急避妊薬を服薬する時は専門家の目の前で薬飲んで」「必要ならシェルターや生活保護の相談とかの福祉につながれる」 の環境を実現していきます。
もしそれが今すぐできるならもちろんそれがいいですが、私は時間がかかるものだと思っています。それなら、いま手の届くことから実現していかないと、結局タブー意識とリスクのあることは自治体はしたがらないと思うのです。
このようにソウレッジでは、若者は避妊できる環境と性知識を得られる環境を日常にする第一歩として、この活動を行っています!