#わたしたちの緊急避妊薬 プロジェクト概要
日本の緊急避妊薬は1錠8千円〜1.5万円ととても高く、1番届いてほしいはずの「予期せぬ妊娠をした際のリスクが高い若者」に届けられていません。一般社団法人ソウレッジは「不安な性行為を繰り返さないようにするサポート」のため①若者への緊急避妊薬の無償提供と②継続して性知識を届ける プロジェクトを行います。
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この度、コラムニストの伊是名夏子さんから応援メッセージをいただきました。
伊是名夏子さん(コラムニスト)からの応援メッセージ
中絶は勇気ある行動、本当にそう思います。私は初めて妊娠した時に、おなかの赤ちゃんが育たず、人工中絶をしました。全身麻酔をし、そうは法という、危険も伴う手術です。日本で中絶を選んだ人の多くはその方法で、外国約70カ国では飲み薬による中絶が認められていますが、日本ではまだです。
心と体も苦しかったのですが、もしこれが望まない妊娠だったらどうだっただろうと、考えました。若い人が婦人科に行けるのか、お金はあるのか、それ以前に妊娠に気づけるのか。相談できる人、情報はあるのか。少しでも妊娠の可能性があり、それが望んだものではないのなら、安全に、アクセスしやすい方法で中絶できたらいいのにと思っていました。
だからこそ、今回のこのクラファンは私が求めていたものであり、女性の安心や、安全が大切にされにくい日本で、とても必要だと思いました。声を上げ続けて、覚悟を決めてお金を集めようと行動しているのソウレッジをはじめとする若い方々、ありがとうございます。頼もしさと、社会が変わっていないことに申し訳なさを感じます。女性に関すること、そして性行為のことになると、自己責任ばかりを押し付けれがちになりますが、「勇気ある行動」と考える流れをぜひ作りたいです。
また私は障害がありますが、優生保護法から母体保護法に変わる時代、障害者とフェミニストは対立しながらも、話し合いを重ねたそうです。きっとこれからも障害のある人と、フェミニズムが繋がることで、新しいなにかがうまれるのではないか、とも感じています。
自分のことは自分で決められて、そのための選択肢が増えることを願います。