ティノトリュフです。
今日は、当社のトリュフ農場について、少し詳しく説明させて頂きたいと思います。
サラゴサという県は、バルセロナから、直線距離で西に約300km、マドリードから北東に約220kmの場所にあります。
直線距離はマドリードが近いですが、車移動はバルセロナを拠点にする方が便利です。
バルセロナから車で4~5時間移動した山中に、広大な畑が広がります。
1個1個の点が、トリュフの木です。
農場で植え付けられたコナラの木は、トリュフの苗木栽培として25年の歴史がある、INOTRUF社製のものです。
INOTRUF社はコナラに限らず、土地に合わせた様々な種類の木で苗木を作っており、また菌糸を培養させるトリュフの種類も、冬トリュフ(メラノスポルム)だけでなく、サマートリュフなど複数のものを取り扱っています。
INOTRUF社は、植え付けた苗木のトリュフの繁殖状況の検査を行い、問題があれば改善を行いますが、当社の畑は数年前の調査により、問題なくトリュフが繁殖していると評価を得ています。
トリュフ栽培で最も重要な要素は、水分の管理といわれています。
多すぎてもトリュフにとって良くなく、少なすぎるとトリュフが生育しません。
畑のある場所は、年間通して雨が比較的少ないので、散水のための設備を設けており、適度な水分量を管理しています。
皆様も是非、一緒にこの農場を見に行ってみませんか^^