寄稿シリーズ「コロナ禍のコミュ壁」では、コロナによって生まれた「コミュニケーションの壁」をそれぞれの視点から寄稿して頂き、どのようにそれを乗り越えていくのかを考えてみる企画です。私たちがいま制作している「体で話し合うボードゲーム MUTERS」もそんな「コロナ禍のコミュ壁」にお役立ちすることを目指しています。
-------------- 今回の寄稿者 --------------
山本 大 株式会社レベルエンター
株式会社レベルエンターの代表をやっています。VRやWEBプログラミング、プログラム教育を通じて、人間の弱みを緩め、強さを拡張することをビジョンとしてやっています。 https://levelenter.com
あるプロジェクトを進行していて、最近大きなピンチに見舞われました。私はその危機が迫っていることを早くから知っていて、都度オンラインミーティングやメールやチャットで危機感を上げていたつもりでしたが、充分ではなく、また自分自身の危機意識もはっきりとしない部分がありました。遂にピンチが具体化したときに、振り返ればコロナ禍がなく、対面で仕事をしていれば、雑談の中や、普段の声かけや、おりいった声のトーンなどでも、その危機を皆に共有して早くに対処できていたかもしれませんでした。
プロジェクトのコストが莫大になります
感情をつたえること。恐怖やピンチや喜びや悲しみや楽しさが伝わりづらくなっていると思います。感情表現をオーバー気味にやるべきだと考えています。
体を使ってあえてオーバーに伝えることも「伝わる」ために必要であれば、やるべきシーンは日常や仕事の中にも多くあるのかなぁと思えるエピソードでした。
また、その表現を受け取る側にも、必要な「向き合い」があるのだと感じました。
それ!まさにMUTERSで体験できます!!
先日、大阪で行ったテストプレイ会では一緒に参加したメンバーで
伝わることの難しさを共有しあい、自然に目を見て向き合うこと、あえてオーバーな表現も、ゲーム中の課題をクリアするためにたくさん出てきました。