皆さんこんにちは。西山学です。
歴史好きな私は、暇があれば石畳の地域史を掘っています。
先日は大政奉還の年(154年前)、武家の長女が石畳の庄屋へ輿入れの際に使った駕籠を農家の蔵にて確認し、その父上直筆の文書を図書館の貴重文献の中にやっと見つけました。
さて、今日はクラウドファンディングを通じて皆様にお届けできる『完熟石畳栗』に関するお話を。
そもそもこの伊予国(愛媛県)にて、栗の栽培はいつ頃から始まったのでしょうか? 調べてみました。
日本最古の農業書といわれる「新民鑑月集」によると、戦国時代以降(16~17世紀)には始まっていたようです。 さらに、藩主が参勤交代で江戸に行った際、伊予の栗を将軍家光へ献上したところ、大変喜ばれたとの逸話があります。
そのヒミツは?
この石畳周辺にはまず、1億年前に生成された三波川結晶片岩類が広がる森林土壌があり、その特徴は水はけが良い。
そして、土地が山間部に面して昼夜の気温差も大きいなど、栗の栽培に適した土地柄にあるようです。
そして現代。
ご存知の通り石畳栗農家の若きサムライ達は、この恵まれた土地でただ普通に栗を栽培するのではありません。 特別な栽培方法に真剣に取り組んで農薬不使用・樹上完熟の本物の栗を作り、全国の皆様にお届けしたい! 石畳の穏やかな景観の中、胸にはその情熱をたぎらせて仕事をしています。
歴史好きな私は、そんな仲間たちと取り組む未来作りにココロ躍ります。