本日もご支援ありがとうございます!
オープンまであと4日に迫り、本日も工事は急ピッチで進んでいます。
そんな中ですが、本日は4月(よい)26日(風呂)の日ということで、にんじん湯が良い風呂だな〜と感じるエピソードをご紹介。
長年にんじん湯を守り続けてきた女将さんに、にんじん湯での思い出話を伺いました。
お客さんたちとの、心温まるお話がたくさん聞けましたので、一部をみなさまにもお届けします。
にんじん湯の雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。
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昭和46年、24歳の時に嫁にきて、ちょうど50年、ここで仕事してきました。
お義父さんもお義母さんも仕事一筋の人だったので、新婚旅行から帰ってきたあくる日から仕事を手伝ってました。家業を手伝う約束で結婚したんです。
お客さんといろんなお話ができて、本当に大勢の方に巡り会って…それが本当にいい思い出で、私の宝物です。
50年も続けていると、昔小さかった子が大人になって入りに来たりすることもあります。
昔は赤ちゃんたちがすごく来てたものですから、赤ちゃんが泣くと、「お母さん、ゆっくり入りな。抱っこするよ」って預かってました。
同時に2人くらい抱えてたこともあって、何人の赤ちゃんを抱っこしたかわからないくらい。
私が抱っこすると寝ちゃうんです(笑)泣かれることはあんまりなくて、みんな可愛かったです。「小さい時、遊んでくれたよね」って、覚えててくれる子もいます。
他にも、番台挟んでケンカしてた小学生の男の子と女の子が、今はお父さんお母さんになってたり、グレちゃってどうしようもない男の子が(私がどれだけ怒ったかわからんけど笑)久しぶりに来て、「おばさん、ぼく仕事始めたよ」って、真面目に仕事するようになったりとかね。ふふふ
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と、話は尽きませんが、女将さんのお人柄や、銭湯での人間模様が垣間見えると思いませんか。
これを読んで、「こんな女将さんのいる銭湯に入ってみたかったな〜」と思った方や、「またあの女将さんに会いたくなっちゃったな〜」と思った方に、朗報です。
リニューアル後は、女将さんもスタッフの一員として、一緒に番台に立ってくれます!
女将さんも、あなたも、みんなで一緒にこの物語の続きを紡いでいきましょう。
番台でお会いできることをお待ちしております!