はじめに・ご挨拶
クラウドファンディングのサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
元証券マンのフラメンコダンサー 永田健です。
プロジェクトをやろうと思った理由
日本ではダンスが必修化されたとはいえ、まだ多くの人にとってダンスは遠い世界のことです。
若い世代もストリートダンス一色で、それ以外のダンスはあまり知られていません。
しかしダンスの歴史は人類の歴史でもあり、世界の神話にも登場する人間の根源的な活動です。
踊りは人生を豊かに、日常のストレスからも解放してくれます。
僕自身20代は証券会社勤めで、ダンスとは縁のない生活をしていました。
偶然見たフラメンコに心を打たれ、MBA留学を中退してスペインに渡り、ダンサーに転身しました。
だからこそ、もっと世間一般に踊りの魅力を伝えたいと思い活動してきました。
しかし、ダンスは一般の方にはなかなか伝わりずらいものです。
例えばタップダンスとフラメンコは何が違うのか?ほとんどの人がよくわからないと思います。
でも足を踏むという点以外は、起源、曲、踊り方、表現など全く違います。
ジャンル(国)が違えば習慣も文化も全く違います。
また社交ダンス、タンゴ、サルサのようにペアで踊るダンスは、基本姿勢が違います。
正直僕も他のダンスのことは詳しくないし、伝統芸能である日本舞踊や能もよく知りません。
そして、ダンスもジャンルが違うと交流や接点がありません。
だからこそ僕自身が疑問に思っていること、チャレンジしたい踊りを習い、皆さんにわかりやすく紹介する動画集を作ります。
去年のコロナウィルスによる緊急事態宣言をきっかけに、知り合いのダンサーとコラボした始めたダンスチャレンジ企画。知らないダンスの世界が見れた、違いがわかって面白いと好評です。
今年もコロナによるライブ活動の制限が続く中、チャレンジ企画を定期的かつ本格的に活動していくため今回のファンドを立ち上げました。
世界のダンスをもっと身近に、気軽に親んでもらえる動画サイトを作ります!
これからダンスをしてみたいけど何にしようか迷っている人、ダンスを習っているけど他のダンスも知りたい、ただ見るのが好き。そんな人にとって面白く役に立つ動画集になればと思います。
これまでの活動
2019年にはフラメンコを全国に発信するために
名所 × 和 × フラメンコ
をテーマに全国で踊る映像プロジェクトを立ち上げ、
クラウドファンディングで資金を募り、47都道府県を周って撮影しました。
全国の79教室、770名が参加。
NHKを始め全国のメディアにも取り上げて頂きました。
1年かけて全国を周って撮影したので、ツアー費と映像製作費として、155万円ものご支援をいただきました。
幸運なことに、コロナウィルスが流行する前に撮影が終わり、無事映像制作できました。
映像はこちらです↓
「日本に恋した、フラメンコ」
今回は僕が毎月違うダンスの体験レッスンを受けて、その都度紹介動画を作ります。
撮影ツアーではないので、目標金額も小規模に行います(いずれは地方や海外での撮影もしたいですが)
ご参考までに昨年の緊急事態宣言を機に始めた、ダンスチャレンジ動画です。
※最初の動画は初めての編集でまだ慣れていませんが。。(その後編集ソフトfinal cutを買いました)
タップダンスとフラメンコの違い
ルーツ、音楽、踊り方、靴の違い。過去に共演したタップダンサーと対談と実演で解説(2020年3月)
白塗り!舞踏にチャレンジ
日本発の舞踏。内面を深く掘り下げていく世界を体験。白塗りにも初チャレンジ(2020年4月)
ダンスチャレンジ:社交ダンス
ペアダンスは体の使い方が全然違います(フラメンコはソロ)。簡単な曲にチャレンジ(2020年8月)
なまはげにチャレンジ
秋田の男鹿(おが)市でなまはげとコラボライブ配信した時の舞台裏。
世界無形遺産同士の異文化コラボに挑戦(2020年11月)
フラメンコの起源、インドのカタックダンスに挑戦
フラメンコとの共通点と違いが明らかに。16拍子の複雑なリズムを体験(2021年3月)
日本舞踊に挑戦
初めて日本の舞踊を体験。さくらさくらの振付に挑戦(2021年4月)
資金の使い道
動画制作のためにはその都度レッスン費用、撮影(カメラマン)費用がかかります。また機材も必要に応じて買い足します。編集は自分でやりますが、結構時間がかかります。
また動画を一つのウェブサイトにまとめて、動画+踊りの歴史、文化などを総合的に見れるようにします。そのためのサイト立ち上げと運営費用がかかります。
ざっくり今年の必要経費です。
HP制作・運営費:10ー15万
撮影費用(機材購入、スタッフ代、場所代等):5万円
謝礼・撮影スタッフ代:10万円
サイト手数料 10%(キャンペーン中)
1回の撮影費用は大きくありませんが、コロナウィルスの影響で通常のライブ収入が激減している中で挑戦を続けていくには、皆さんのサポートがあるととても心強いので、クラウドファンディングを立ち上げることにしました。
皆さんにご支援頂くことでモチベーションを高く、責任を持ってコンスタントかつ長期プロジェクトとして撮影・制作していきます。
リターンについて
◉シンプル応援プラン:1,500円
→お礼の気持ちとしてウェブサイトに協力者のお名前をクレジットさせていただきます(任意です)。
◉YouTubeチャンネル応援プラン:5,000円
ダンスチャレンジ企画のほか、普段から僕のYouTubeチャンネルを楽しんでいる、チャンネルを応援したい方に用意しました。(リターンはシンプルプランと同様です)
◉ダンス体験プラン:10,000円
映像を見てこのダンスを習ってみたい!という方向けに、ダンス体験付きコース。特に期限はありませんので、今後(あるいはすでに見た中で)気になるダンスがあれば体験レッスンを受けられます(ただし、企画に協力頂いた講師・教室となりますので、場所はお調べください。また、オンライン対応については僕に一度お問い合わせください)
◉法人向け(ダンス関連会社):10,000円
ダンス界を一緒に盛り上げて頂けるスポンサー様を募集しています。HPに御社のウェブサイトを掲載します。
実施スケジュール
基本的には毎月一つの踊りを体験して動画更新を目指します(大きな舞台が入ると忙しくなるので、目安です)。最終的には数年かけて、3、40種類のダンスを網羅したいと思っています。
長期的には軌道に乗ってきたら、直接本場でもレッスンを受けられたらいいなと思っています。
またダンスに限らず伝統芸能や和文化にもチャレンジ&紹介していきたいと思っています。
2021年4月〜12月 月1ペースで撮影・映像公開(年末時点で10以上の動画)
2021年夏 HP準備・公開(リターン=クレジット記載)
2022〜23年 同上のペースで継続 23年末には30以上のダンスにチャレンジ&映像公開
最後に
いろんなダンスを体験してみたい!
そんな動機から企画を始めました。
コロナウィルスで通常の活動が制限される一方で、YouTubeや配信の普及によって普段交流のない他ジャンルのダンスとのコラボの切り口も増えました。ピンチはチャンスですので、発想を切り替えて前向きにコロナを乗り切っていきたいと思っています。そのためにも去年の自粛期間に始めた企画を、今年は本格的に継続して始動させます。
本来YouTubeの収益で回せたら理想的ですが、ハードルはなかなか高いのが現状です(現在チャンネル登録者数1000名ですが、まだ収益化はできていません)。
もう少し力をつけるまで、皆さんのお力をお借りできたら嬉しいです。
2019年は47都道府県を周りました。次はダンスで世界一周を目指します!
不景気な世の中ですが、皆も踊りたくなるような楽しいダンス映像をお届けしていきますので、もし企画に賛同頂けるようでしたら、ご支援頂けたら嬉しく思います。
また映像は随時YouTubeに公開していきますので、チャンネル登録もよろしくお願いします。
▶︎ Ken Nagataチャンネル
世界のダンスに挑戦!紹介映像
▶︎ https://youtu.be/d_bGz6xHF_A
フラメンコダンサー/映像プロデューサー
永田健
【経歴】
1973年ドイツ生まれ。
1996年 大和証券入社。2000年に社費で米国コーネル大学へMBA留学するも、猛烈な資本主義の世界が肌に合わず、フラメンコに惹かれて中退、退職してスペインへ渡る。マドリッドの舞踊学校で1年半学び帰国後は稲田進氏に師事。
2013年 日本フラメンコ協会新人公演で史上初めて審査委員満票で奨励賞を受賞。その他受賞歴多数。
現在は数少ない男性舞踊手として全国の劇場、ショーレストラン、学校などで活動中。
一方でフラメンコを独自の切り口でエンターテインメントに仕上げる映像作品も制作・プロデュース。
真冬に雨を降らせて撮影した「Flamenco in the Rain (踊る証券マン)」はシュールな演出と斬新な映像が評価されてパリのJapan Expoでも上映された。2019年には自ら監督と撮影、47都道府県の名所で770人が和装で踊る「日本に恋した、フラメンコ」を制作(作品は全てYoutube公開中)。
フィリップ モリス社の映像「Passion Stories」にも出演(2020〜)するなどその活躍は海外でも注目される。
永田健HP http://ken-nagata.com
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/c/KenNagataFlamenco
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る日本の伝統を再認識! 能、琉球舞踊、阿波おどりを体験
2022/02/02 18:00報告が少し遅くなりましたが、昨年10-12月にかけて全国で公演をする合間に日本の踊りを体験してきました。まず能の舞い。日本人として一度は見ておきたいと思いつつなかなか敷居が高く一歩を踏み出せませんでしたが、体験をして話も聞くと奥が深く面白い世界でした。「七騎落」:源頼朝が序盤戦で大敗して落ち延び、家来が息子を犠牲にして川を渡る時の舞いを習いました。何も知らずに見ると遠い世界のものに見えますが、内容と歌詞を知ってから見ると急に身近なものに感じます。能の体験動画とQ&A稽古後に聞いた日本の踊りの起源も興味深かったです。弥生時代に稲作が始まり、桜が咲くと田植えを始める習慣ができた。桜に神が宿る、だから神様に早く降りてきて咲いてもらうために花見(踊り)が始まったのが神楽=踊りの起源で、それが室町時代に観阿弥、世阿弥親子が芸能として大成したものが能。それに対して歌舞伎や日本舞踊は江戸時代に、大衆に見せるために始まった芸能。歌舞伎も今やすっかり伝統芸能ですが、能から見たら最近の芸能なのかも!?阿波おどりはフラメンコを始めるずっと前に一度体験した時は中腰で踊りにくいという印象しかなかったのですが、地元徳島でしっかり基礎から習ったら、阿波のリズムのコツをつかんで楽しくなりました。時間と体があれば徳島の祭りも一度参加してみたいです!本場徳島で阿波おどり体験動画琉舞はお祝いの代表的な曲を習いましたが、アップテンポで明るいイメージとは裏腹に、お経のような平坦な曲調で、動きも能と結構似ていて意外でした。でも不思議とあとで編集しながら歌詞を調べて聞くとなんだか愛着が湧いてきました沖縄で琉球舞踊を体験動画これで世界のダンス12種類体験しました!HP 世界のダンスまだまだ知らない踊り、体験したい踊りがいっぱいあるので、一つずつチャレンジしていきたいと思います。もう2月ですが、2022年もよろしくお願いします。永田健 もっと見る
ダンス体験報告:武富士ダンスほか
2021/09/15 20:10前回の日本舞踊から、新たに4つのダンスを体験してきました!それぞれ、歴史も国も音楽もスタイルも全然違って、毎回ついていくのが大変でしたが、新しい発見の連続です。体験したのはベリーダンス、スコティッシュダンス、ジャズダンス、ジョージアンダンス。聞き馴染みのない踊りもあると思います。僕もこの企画を始めて知った踊りが結構あります。1)まずは馴染み深いのジャズダンス。なんと、あの武富士CMに出演していたダンサーに武富士ダンスを習ってきました。昭和世代なら懐かしいあの曲とダンス、動きが早くて覚えるのが大変でしたが、なんとか30秒踊り切りました。CM秘話も聞いてきました。僕の目の前で消えたバブルの話が羨ましいです〜フラメンコダンサーが武富士ダンスにチャレンジ − ジャズダンス体験入門2)ベリーダンスは女性の踊り!というイメージの通り、女神崇拝から始まった女性による踊りですが、近年はショーで踊ったりダイエットで踊ったりする男性も増えているようです。踊ってみたら結構楽しくて、ハマりそうです。ベリーダンス体験動画3)初めて聞いたスコティッシュダンスではキルト(巻きスカート)を初体験!バグパイプの音に合わせてずっと飛び跳ねているので、ふくらはぎがめっちゃ疲れるのですが、戦争の絶えない地域で、元々は兵士が踊っていたそうです。ダンスってその国の歴史でもあり、おもしろいですねスコティッシュダンス挑戦動画 4)最後はジョージアンダンス。もし知っていたらすごいです。今回教わった方は、劇団四季を退団してジョージア(旧グルジア)に渡り、日本人として初めて公演に出演した文字通り日本人第一人者です。これが飛んだり膝で着地したりと激しい踊りで、世界にはまだまだ知らない踊りがあるんだな、と思ったのでした。さすがにジャンプして膝着地は怪我するのでやりませんでしたが、、ジョージアンダンス体験動画それぞれのダンスに解説も加えてHPにアップしています。ジャズダンスは定義が難しいらしく、ウィキペディアに3行しか説明文がなかったので、こちらの方が詳しいです笑HP 世界のダンス次で10個目!いくつか習いたい踊りはあるのですが、次は何にするか考え中ですそれではこれからもフラメンコも、世界のダンスも頑張って挑戦していきます!! もっと見る
HPを公開しました
2021/07/25 11:26すっかり暑くなりました、ようやく世界のダンスのHPができました。まだデザインなど若干修正中ですが、取り急ぎ公開しましたのでご報告です。http://sekainodance.com/index.htmlサポーターページに皆様のお名前を記載しましたので、もし訂正、変更等ありましたらお知らせください。デザインや内容含めて、今後アップデートと改良をしていきますが、世界にはこんなダンスがあるんだというのを、身近にそして楽しく紹介していけたらと思っています。同時に僕自身が体験して、ダンスの世界が広がるのを体感していきます。次回はスコットランドのダンスを体験します。キルトというスカートのようなものを履きます!左腕を骨折してまだ完治していないので、腕に負担がかかる動きはまだできませんが、完治したらまだまだトライしたい踊りがいっぱいありますので、気長にお楽しみください。また、いろいろ挑戦したら改めてご紹介できたらと思っています。ps 先月は復帰第一弾でベリーダンスも体験しました。最近女性に大人気ですが、お腹周りをいっぱい動かすのでフィットネスで踊る男性も(プロも)いるようです。興味ある方はぜひトライしてみてください♪https://youtu.be/syBHbjQXUWQ もっと見る
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