保護猫達のボス猫として皆を守ってくれていた小鉄くんが24日に天国に旅立ちました。
もともと口蓋裂という上顎に穴が開いた病気をもっており、長生きできないことは覚悟していましたが、とてもたくさんご飯を食べる子できっと長生きしてくれると信じていました。
しかし、亡くなる二日前に容態が悪化してそのまま天国に旅立ちました。
3年半前に保護した時から口の中が荒れており、歯周病でよだれが止まらず口臭がひどい状態でした。さらに上顎に穴が開いていて口の中から鼻のほうまで貫通している状態でした。口腔(口の中の空間)と鼻腔(鼻の穴)がつながっているため水分が鼻から出てくることもありました。
内臓疾患もあったため手術はできず、できるだけ栄養をとるように言われました。
しかし硬いご飯を食べることができず、鼻から食べ物ができてきしまうこともあり、いつも同じご飯を食べていました。
保護して三年半、誰よりも食べる子に育ち、皆をまとめるボスになりました。
こちらのサイトを通じてたくさんの方が小鉄くん宛にごはんを送ってくださり、大好きなフィリックスやちゅーるをたくさん食べることができました。
小鉄くんは、ボスとして立派に生きました。いつも強くて穏やかな性格で体調の悪い子がいたらそばに寄り添ってくれる本当に優しい子でした。
まさかこんなにあっという間に居なくなってしまうなんて今でもまだ信じられません…。
悲しくて涙が止まりません。
もっと何かしてやれたのではないかと後悔ばかりです。
でも、ここに来てたくさんごはんを食べて、幸せだと感じてくれたならいいなと思います。
抱っこが大好きな猫でした。
のどを撫でられるのがとても好きな猫でした。
小鉄くん、ここに来てくれてありがとう。
頑張って生きてくれてありがとう。
生まれ変わったら、また会いに来てね。
小鉄くんを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。