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めざせ百年建物! 1933年築のリテイルビルを守ろう!もっと布を楽しむ拠点作り。

愛知県一宮市のリテイルビルは尾州繊維事業者の誇りの象徴。 「見える尾州、触れる尾州」として生地大好きな作家さんを集めるコミュニティとなっています。 建物は1933年築の趣きあるものですが、躯体を維持するための資金が不足しています。

現在の支援総額

3,324,218

110%

目標金額は3,000,000円

支援者数

422

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/20に募集を開始し、 422人の支援により 3,324,218円の資金を集め、 2021/05/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,324,218

110%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数422

このプロジェクトは、2021/04/20に募集を開始し、 422人の支援により 3,324,218円の資金を集め、 2021/05/28に募集を終了しました

愛知県一宮市のリテイルビルは尾州繊維事業者の誇りの象徴。 「見える尾州、触れる尾州」として生地大好きな作家さんを集めるコミュニティとなっています。 建物は1933年築の趣きあるものですが、躯体を維持するための資金が不足しています。

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【 ご挨拶 】

見ていただきありがとうございます。㈱リテイルの伊藤核太郎です。
愛知県一宮市で機屋(はたや)業のかたわら、織物の世界を面白くするために、日々奮闘しています。



【 リテイルって何だ 】

一宮市を中心とする「尾州(びしゅう)」地域は毛織物の専門工場があつまる世界的な産地。日本でも稀な木曽川の軟水が作り出す豊かな風合は、当地の繊維企業の技術とあいまって、欧米のトップメゾンでも多数採用されています。
機屋では毎シーズンたくさんのサンプル布をつくります。しかし以前は、用が済めばほとんどが廃棄の運命でした。サンプルとはいえ品質は最高です。

"こんな布を少量で欲しい人はたくさんいるはず "
 
ということで2016年にリテイルを立ち上げました。

リテイルビル


□ リテイルは「見える尾州」
尾州のたくさんの機屋からサンプル反を集めて販売しています。尾州が繊維の街と知ってはいても、実際に触ったことがある人はごく少数。でも、ここへ来て見て触れて、
「すてき!」と思ったなら、それが本当の尾州ブランドです。


布・建物と並ぶリテイルのもう一つの自慢は、個性的なコミュニティです。

このビルと布が好きで集まった、ファッション・ライフスタイルに関わる作家さんだけをテナントに、素材から服やアクセサリーまで幅広く楽しめる場所になっています。これまで尾州産地は接点が作りにくく、分断された世界でした。今はリテイルに来ることでさまざまな素材に触れ、生産した機屋とコンタクトをとり、産地とゆるく繋がることが出来ます。

作家さん / アーティストさん / 布好き服好き建物好き / おしゃべりの好きな機屋のおやじ ...

いろいろな人が出入りし、出会い、新しい何かが生まれる場所になっています。



そんなリテイルも今年で5周年

パートナーの稀温の尽力もあり、またたくさんの応援を頂きながら、ここまできました。メディアにも多数取上げていただき、観光ポイントとしても紹介していただけるまでになりました。

▷ Life Designs 掲載記事は こちら

---- 取材いただいたメディア様一覧  -------------------------------------------------------------------------

NHK 名古屋・中京テレビ・CBCテレビ・名古屋テレビ・東海テレビ・ZIP FM

中日新聞・繊研新聞・Merメル(学研)・ミセス(文化出版局)・エクラ(集英社)

・名鉄Wind・ぴあ ムック 催事など出店実績

▷ 中日新聞 掲載記事は こちら
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


これからも
尾州の布を楽しみたい人のコミュニティをもっともっと広げ 
地域のランドマークとして成長していくこと
が リテイルの願い です。



【 建物の維持保存 】

リテイルビル、旧称「尾西繊維協会ビル」は尾州繊維産業の中心として、昭和天皇御幸の栄誉も賜った、尾州繊維産業の誇りの象徴というべき建物です。有名な建築家の設計ではありませんが、清水組の施工は堅牢で、戦争にも地震にも耐え、時間だけが作り出せる美しいたたずまいを見せています。


竣工当時の外観

尾州の布を紹介し、良い素材の有る暮らしを提案する場所は、旧「尾西繊維協会ビル」、ここ以外ありえません。協会は維持に費用がかかるため取り壊しの方向だったのを押し切って借り受けたため、修繕資金は自前でなんとかせねばなりません。

しかし、今年88歳。
建物のそこここでトラブルが発生し、テナントさんのご協力もいただきながら営繕して、これまでリテイルで支出した修繕費は約1000万円。しかし根本的な躯体の劣化を防ぎ、長期的な保全プランを立てるにはリテイルでは力不足を認めざるを得ません。このため、方々に支援いただける伝を求めているところです。

ところがこの冬とても心配な事態が...
3階部分の壁の浮きが急激に進みつつあるのです。
雨水の浸入がひどくなっていることが原因と見られます。
防水工事を早急に、梅雨が訪れる前に実施せねばなりません。



平成19年度には経済産業省から「近代化産業遺産」として指定をうけたリテイルビルは他の近代建築と同じく維持保存の資金が不足しています。しかしこの建物は、世界的な産地「尾州」を代表するだけでなく、生活を美しくするコミュニティが息づいています。 


Re-TAiLとは Re Textile Art in Life
日本の生活をあらためて美しくするための活動に居場所を与えて欲しいのです。



【 リターンは、こんなメニュー 】

▽ 学べるリテイル
リテイルはみなさんにお伝えしたいことがたくさんあります。尾州のこと、布のこと、羊のこと、建物のこと。リテイルを取り巻く、いろんなジャンルの勉強会を開催したいと思います。



▽ 多彩なアイテム
今回はリテイル入居のみなさんからもバックアップ。それぞれの活動内容からイベント参加権やグッズを提供してくれています。




▽ もちろん、布や糸
リテイルには、いつでも誰でも気軽に来られます。上質で面白い素材や、そんな素材で出来たショールや服など、見て触って、もちろんお買い物をすることもできます。素材のお店でいつでも使える割引チケットもリターンメニューに入っています。




【 入居テナント紹介 】

各テナントのホームページ、SNSをご覧いただけます。

▽ écru~ma cachette

▽ EYCK

▽ hacu ATELIER2C

▽ Aquellos Ojos Verdes BISHU

▽ 国島CONCEPT TAILOR

▽ バッグスクールレプレ&コロロ

▽ Oh là là 

▽ TE/SA Jewelry & Gallery

▽ RANHERRI

▽ RRR material project



【 資金使途 】

頂いた資金はまずは屋上防水工事にあて、300万円ほどかかります。余剰が出れば壁面防水や水回りの改修を行い、躯体維持と居住性の改善をバランスよく進めてまいります。



【 さいごに 】

始めたときは「あと17年」だった100年建物まで、いまやあと12年。事業としては成り立っています。
建物はこのままでは持ちません。地域の特徴を伝えるランドマークとして、素材にかかわるコミュニティの成長拠点として、世界に誇れる素材と建築物をまもり、元気な日本をつくるコミュニティに参加する。そんな気持ちでご支援をいただけるよう、お願い申し上げます!



                                      

                                 代表 伊藤核太郎
                                 リテイル有志一同


------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

株式会社リテイル
愛知県一宮市栄4-5-11
10:00 ~ 18:00 月曜定休(祝日の場合は営業)
※各テナントの営業時間・定休日は異なります
0586-59-2105
http://re-tail.jp/

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<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • もうひとつの奇跡

    2022/04/30 12:16

    リテイルをご支援くださっている皆さま古時計が息を吹き返した奇跡!に続きましてもうひとつの奇跡についてご報告します。リテイルのキーテナント「RRR MATERIAL PROJECT 」店内には古い大きな金庫があります。中に財宝があると想像するのは人の浪漫です。開かずの金庫が開かれたらドラマティックです。しかし・・・株式会社リテイル発足当初は普通に開けて使っていたそうで中は何もないことは確実だそうです。ではどの点が奇跡なのか。ダイヤルナンバーを紛失してしまい、はからずも開かずの金庫となった古金庫がついに(数年ぶりに)開いたからです!何も無いとはいえせめて硬貨1枚くらいは入ってるのではとこのたび「岐阜金庫」様のお力をおかりして開けていただきました。岐阜金庫様はお父様と息子様とご家族で経営されています。息子様で3代目でいらっしゃいます。ダイヤルロックのダイヤルは音でわかるものとわからないものがあるそうです。リテイルの金庫は扉が重厚すぎて音が伝わらないため手の感覚でナンバーを突き止めることになりました。岐阜金庫様がなにやら小さな声で話しながら二桁の数字を羅列していました。そしてまたダイヤルを回して・・・「はい、開きました」と岐阜金庫様。早い!その間わずか20分程度でした。ついに扉オープンです。おおー! ギャラリーの歓声とともに尾西毛織工業組合の文字が入った内扉が登場しました。洗練された印象。素敵です。内扉を開けると・・・(ついに金貨か!?)ああー! ギャラリーの歓声はやや落胆。中には桐の棚があり金銀財宝は入っていませんでした。さてつぎは2台目の金庫です。1台目と全く同じではないようで、さらにダイヤル部品が中で老朽化しているらしく感覚が手に伝わらないことが判明。ダイヤルごと引っこ抜くという荒技で開けることになりました。ー   荒技なので詳細は割愛します ーついに2台目の扉オープンです。結果は1台目に同じく、きれいさっぱりとした桐の棚が入っていました。岐阜金庫様にはその後もダイヤル部品の修理をしていただき元に戻してくださいました。数年ぶりに風が吹き込んだ金庫は気持ちよさそうに深呼吸しています。リテイルの金庫として、棚として使い続けていきたいと思います。岐阜金庫様ありがとうございました!さて最後になりますが私事で皆さまにお知らせがございます。私 古橋裕美は本日4月30日をもって株式会社リテイルを退職することとなりました。次期マネージャーは未定ですが、決まり次第皆さまにご報告します。リテイルを応援してくださる皆さまのおかげでビルが存在し、人が集い、出逢いが生まれ、少しずつ新しく変化しながら尾州のランドマークとして引き継がれていきます。末永くリテイルを支えていただけたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。古橋裕美 もっと見る

  • 古時計

    2022/04/29 16:25

    リテイルをご支援くださっている皆さまご無沙汰しております。古橋裕美です。ゴールデンウィークに入りました。リテイルでは5月1日よりリテイル百貨店を開催します!5月4日は杜の宮市も開催され一宮が大盛り上がりとなる10日間のはじまりです。皆さまのご来店をお待ちするのはもちろん、我々リテイルと”あの古時計”です。ご報告が遅くなりましたが3階大ホールにあった古時計は見違えるほど美しく修理されリテイルへもどってまいりました。修理をお お引き受けくださった一宮の老舗「エンジェリーいのこ」様のおかげです。ひとまず・・・と古時計を1階のロビーに置いてみたところあまりにもロビーに馴染み、いまではご来館のら皆さまをお出迎えする看板時計となりつつあります。「歌いたくなりますね」と あるお客さまが呟きました。その趣ある佇まいを前に すこし”あの歌”を口ずさみながらビルの歴史を想っていただけたら嬉しいです。最後になりましたが修理に携わってくださったエンジェリーいのこの皆さまには改めて心より感謝申し上げます。さて、時計のお次は。当ビルにはまだ”古くて大きくて使われていなかったもの”がありました。その模様につきましては引き続きご報告いたします。どうぞよろしくお願いいたします。古橋裕美 もっと見る

  • 柱時計の修理

    2022/03/05 11:00

    リテイルをご支援くださっている皆さまこんにちは!古橋裕美です。工事は終了しましたが”ビルのメンテナンス”のひとつとして皆さまにご報告したいことがございます。リテイルビルの3階には、その昔「講堂」として使用された大ホールがございます。ステージがあり天井が高く、細部の装飾が美しく残る空間です。このホールのステージ脇に古い柱時計がございます。リテイルが借り受けた時にはすでに動かなくなっておりましたが豪華でありながら控えめなその佇まいに魅了される方々も多くフォトスポットとしてはもちろん、映画やCMにも登場したことのある時計です。動かなくても良い。でも動いたら?修理できるかもしれない!手配してみよう!と行動したのは弊社取締役の山本浩太郎でした。手配に奔走し柱時計はこの度、修理されることとなりました。修理といっても物は大正生まれです。精巧な部品、高度な技術が必要となります。そこで一宮市内の老舗「エンジェリーいのこ」さんに修理をお願いすることになりました。エンジェリーいのこさんはリテイルビルのご近所にあります。ジュエリーや時計の専門店であり自社工房に熟練の職人さんがいらっしゃる老舗です。いつもビルのことを応援してくださっています!まずは時計の状態チェックに来ていただきました。そして時計の中身(脱進機部分)をお持ち帰りになり修理可能かを見ていただきました。ご覧いただけますでしょうか。壁には柱時計の跡が残っていました。数日後、修理可能という朗報が入りました。すべて組み立てていただけるとのことで文字盤や胴体〜脚部分をエンジェリーいのこさんへお届けに上がりました。旅に出た柱時計さん。ビルに帰省したときは また 皆さまにその生き生きとしたお姿をご報告します。しばらく大ホールが寂しいですがご了承くださいませ。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。古橋裕美 もっと見る

コメント

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  1. 2021/05/16 13:23

    初めまして(^ ^) リテイルさんのコンセプトがとっても魅力的で、ファンクラブに入ってみたいなと思うのですが、質問させていただきたいです! 前々から行きたいとは思っていましたが、関西にいて遠方なのでまだ一度もお邪魔したことがないのですが、そんな人でも入会してもいいんでしょうか?

    1. 2021/05/17 18:13

      Oriettaさま、はじめまして。  コメントありがとうございます! またコンセプトにご共感いただき、たいへんうれしく思います。  ファン倶楽部については、「私が確答する立場にないのですが、問題ないと思います。 本音は参加していただけるとうれしいです。」  というのは、倶楽部はテナントさんを中心とする有志により立ち上げられるもので、リテイル事務局とは独立の団体ということになっているからです。 私見ですが、コミュニティとしての形が出来てきたら、リテイル事務局は役割を後退させ容れ物に徹するほうが良いかもしれないと思っています。  入会資格としては、倶楽部の独立性確保のため、リテイルおよび国島のマネジャー以上は入会不可という素案が出ています。 その他の資格制限はとくに設けない方向だと思います。 いずれにせよ、メンバーさんの間でルールなどは決めていくことで、メンバーさんそれぞれに、この空間でやりたいことを形にしたり、リテイルを支援するために何かしようという人もあり、活動目的もわりとゆるく設定されている気がします。  立ち上がるまでは私もファン倶楽部のライングループに入れてもらってるのですが、すごい件数の意見が飛び交っていて、これまとまるのか?と楽しみにしております。 Oriettaさまのばあい、一宮にいらっしゃるのは楽ではないと思いますが、倶楽部の動きを見ながら、これは!という活動があったらご来訪を検討されるのではいかがでしょうか?  まとまらない回答で恐縮です。 倶楽部立ち上げのグループにはご質問伝達しておきます。 ありがとうございました。 伊藤

    2. 2021/05/17 19:40

      Oriettaさま、 ファン倶楽部グループの反応を引用してご紹介します。 伊藤 ーーー以下引用ーーー ありがとうございます。ファンクラブコアメンバーの中で、まずは会長の栗本さんと副会長のララコで、おおよその事務手続きや、ファンクラブの今後の事などを詰めています。ザクっとまとめて、また皆さんへシェアさせていただきます。 今のところ、イベントのオンライン配信や、グッズの先行予約など??遠方の方にもワクワクしていただけるアイデアを盛り込み中ですので、遠方からのご入会も大歓迎でございます!


  2. 2021/05/01 13:23

    一宮にはレトロな建物は殆ど残っていません。建物は解体してしまうと現存の歴史から消えてなくなります。後世に伝えるためにも是非建物を存続させて頂きたいと思います。私も協力させて頂きます。

    1. 2021/05/01 13:56

      コメントありがとうございます。 手前味噌ですが、近代建築の中でも特に美しいもののひとつだと思います。 多くの人にめでてもらえれば建物も幸せです。 応援とご協力ありがとうございます。


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