リテイルをご支援くださっている皆さま
こんにちは!
古橋裕美です。
工事は終了しましたが”ビルのメンテナンス”のひとつとして
皆さまにご報告したいことがございます。
リテイルビルの3階には、その昔「講堂」として使用された大ホールがございます。
ステージがあり天井が高く、細部の装飾が美しく残る空間です。
このホールのステージ脇に古い柱時計がございます。
リテイルが借り受けた時にはすでに動かなくなっておりましたが
豪華でありながら控えめなその佇まいに魅了される方々も多く
フォトスポットとしてはもちろん、映画やCMにも登場したことのある時計です。
動かなくても良い。でも動いたら?
修理できるかもしれない!手配してみよう!
と行動したのは弊社取締役の山本浩太郎でした。
手配に奔走し
柱時計はこの度、修理されることとなりました。
修理といっても物は大正生まれです。
精巧な部品、高度な技術が必要となります。
そこで一宮市内の老舗「エンジェリーいのこ」さんに修理をお願いすることになりました。
エンジェリーいのこさんはリテイルビルのご近所にあります。
ジュエリーや時計の専門店であり自社工房に熟練の職人さんがいらっしゃる老舗です。
いつもビルのことを応援してくださっています!
まずは時計の状態チェックに来ていただきました。
そして時計の中身(脱進機部分)をお持ち帰りになり修理可能かを見ていただきました。
ご覧いただけますでしょうか。壁には柱時計の跡が残っていました。
数日後、修理可能という朗報が入りました。
すべて組み立てていただけるとのことで
文字盤や胴体〜脚部分をエンジェリーいのこさんへお届けに上がりました。
旅に出た柱時計さん。
ビルに帰省したときは また
皆さまにその生き生きとしたお姿をご報告します。
しばらく大ホールが寂しいですがご了承くださいませ。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
古橋裕美