みなさんは、ソーラーパネルで発電された電気が、電力会社に買い取られているということはご存知かと思います。再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)により、ソーラーパネルで発電した電気を売った人は、お金がもらえるのです。
さて、その財源はどこから出ているのでしょうか?
その財源は「再エネ賦課金」として、わたしたちが毎月支払っている電気代の中に含まれています。再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)は、国も電力会社の懐も痛まない仕組みで成り立っています。
それどころか、電力会社は再エネ賦課金を徴収している事務手数料として国からお金が入り、発電業者は電気代が入り、それでもお金は国(財団)に残り運用されています。その財源は国民から徴収されている、そんな制度です。
だから、暮らしが脅かされたり、景観が損なわれたりする場合は「おかしい」と声を上げていいのだと思います。わたしたちも、関わっている制度なのですから。毎月の電気代の明細がありましたら、ぜひご自分の目で確認してみてください。
※再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)とは、国が定める制度で、電力会社が発電事業者から 一定価格で電気を全量買い取る仕組みのこと。