ミーティングは、その都度行ってきました。
「ゴールを決めておこうよ」
「ゴールは計画を止めることだよ、ほかに何があるの?」
この問題に向き合って三ヶ月。きっと、メンバーもみんな忙しい中、動いているし、集中力が限界で「これ、いつまで続くんだろう」と思い始めていたんだと思います。
...
実は1月8日に、わたしたちの会と事業者で会う約束をしていました。
佐奈美「これが最初で最後の交渉になると思う。この交渉が失敗すれば、工事は止められないだろうね。」
上鶴「えー!そんなの、わたし一人じゃやだよ。誰か一緒に行ってほしい。」
佐奈美さんは、神奈川ユニセフに勤務していた時は、たくさんのボランティアさんと一緒に子どもたちのために動いてきた方で、ご両親の介護でUターンしてきた平林の姉さんです。ありとあらゆる経験を持っていて、一般常識に欠けているわたしに対して、ごもっともなアドバイスをいつもくれたり、表に出す文章の校正をしてくれていました。縁の下の力持ち的存在でした。
みんなが仕事で行けないとわかって、一人なら行くのをやめようと思っていたとき
朝子「8日なら、わたし行けます。」
少し天然だけど、愛に溢れている朝子さんが一緒なら、わたしが怒りに震えたときに止めてくれるに違いない。とても心強い!やるだけのことはやるしかない!
そして、8日を迎えました。
つづく