商店街の中の『みんなのWAIWAIひろば』
川口駅の東口、(旧)そごうデパートの裏の「樹モール』(商店街)に続いて、『ふじのいち商店街』は北に向かって長く広がります。
その中に『みんなで子育てWAIWAIひろば』が誕生して、13年たちました。
『ふじのいち商店街七夕祭り』では、毎年絵本のモチーフを選んで七夕飾りを作りました。
何度でもすくって遊べるスーパーボールすくいでは、カラフルなボールを気のすむまですくって、満足そうな笑顔を見せてくれる子どもたちがいました。
こんな風に毎年楽しみにきてくれる沢山の人たちが、川口のふじのいち商店街の七夕祭りを、一層盛り上げてくれていました。
今、新しいひろばを作ろうと思ったのは、
この商店街に再び人と人との繋がりの場としての、
みんなの『WAIWAIひろば』が必要だと思ったからです。
私の場合は、子どもを持つ前は「働きに行って帰って寝るだけの場所」がこの街でした。
いつも買い物に行くスーパーや、たまに外食するお店があっても、そこには自分と相手との繋がりはあまり感じられず特に愛着もわかずに、早く実家のある街へ帰りたいと思って暮らしていました。
でも、『WAIWAI』の仲間に出会い『みんなで子育てWAIWAIひろば』のスタッフとして、ふじのいち商店街や地域の人に関わらせてもらって、無意識の中であの懐かしさ「おせっかいなまでの人と人との繋がり」を感じたのです。
生活する街としての満足感は、買い物が便利だとかそういう外的な条件は実は小さいもので、結局自分の居場所があり、人との繋がりがある事なのだと思いました。
現に川口で周りの人に聞いてみると、親の代から川口住まいで、自分は結婚後もこの街から離れるつもりはなかった、という地元愛に溢れた人が多くいます。
その一方で、都内にも通いやすく転入転出者の多い川口で、周りに知り合いも親戚もいなく、孤独を感じながら生活している人も多く見受けられます。
その為に、『WAIWAIひろば』で「大人のための絵本タイム」をやっていた時は、仕事帰りに誰でもフラっと寄ってもらえるような時間を選んで行いました。
『おもちゃと絵本の物物交換』では、偶然通りかかっただけの親子や近所の人が何も持って来なくても、もらって帰るだけでもokにしました。
『ようこそ川口へ〜転入ママのお茶会』では、子どもを持つママがすぐに役立つような情報を、地元のママと気軽に話せる機会を作りました。(実際このお茶会に参加して、その後転入されたママがスタッフとして仲間になってくれました♪)
結局WAIWAIが今までやってきたことの多くは、人と人が笑顔で出会える場所を、しっかりと作って行く事だったのです。
だから、今こそ
『みんなのWAIWAIひろば』を作るために
ぜひ、皆さまのお力をお借りしたいのです。
何もない所からの立ち上げに支援してくれる、公のシステムは結構ありますが、
「今ある活動を続けていくための支援」は残念ですがほとんどありません。
だからこその今回のクラウドファンディングであり、
ご支援のお願いなのです。
どうかこれからの『WAIWAIひろば』を見守ってください。
20日(日)まで、あなたの暖かいご支援を、お待ちしています。