▲写真コンテストに応募した写真。3年前の正月の餅つき。
「その手で守る30年―あなたの大切なものは?」
写真コンテストのお題を見た時、佐藤家の情景が浮かびました。
築250年の茅葺屋根の下、朝早くに集まって、畑作業をしながら、集落内の人、外の人とが、一緒になって和気あいあいと他愛のない話をする。
その後、採れたての野菜とかまどで炊いたご飯を、いろりを囲んでいただく朝ご飯。
お正月には、杵と臼で自分たちがついた餅をいただき、繭玉飾りや神楽舞で新年を迎える。(コロナが流行する以前の話)
このような景色が、続いてほしい、守っていきたいと思いました。
自分に大きなことは、できないけれど。 通い始めて5年ほどが経ち、集まる人たちによって作り出される和やかな空間は、私にとって“次もまた来よう“と思える居心地のよい場所でした。
昔の当たり前が、今となっては非日常となったこの景色を、これからも見続けたいから、応援していきたいと思います。そして、ぜひ、大学生や若い人に見てほしいです!
追伸:ありがたいことに、エコマーク30周年記念 写真コンテストで、大学生部門(3年前の当時は大学3年生)で最優秀賞をいただきました。
篠崎万智子/社会人2年目
新潟に来て6年目。食べること、農のある暮らし、旅が好きです!