【びわこんどーむREVOLUTION主催イベント開催報告】
(協力企業)株式会社 教育と探求社、一般社団法人 ティーチャーズ・イニシアティブ
びわこんファンクラブ会員の皆さま、おはようございます!
プロジェクト代表の清水です。
先日ご案内した上記主催イベントが無事に終了しました。
今回は開催報告として参加者の方々から届いた感想を紹介いたします。
登壇者の櫻井裕子さん、門下祐子さんの著書解説やその後の質疑応答では「対話」という共通ワードが何度も登場しました。「対話」といえば新学習指導要領においても同様に全校種・全教科を横断した「主体的・対話的で深い学び」の実現が記されています。今回のイベントを通じて、それらが実現された学校教育の先にある「性的主体」「性的同意」「自他理解」「対話的コミュニケーション」など、性教育(セクシュアリティ教育)の本来のあり方を垣間見た気がしました。
今回のイベントを通じてお気づきになられたことを各現場実践に還元していただけますと幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
<参加者の感想(抜粋)>
【性教育講師】家庭・学校・地域で性教育を伝えたい。という想いで昨年から活動を始めたばかりの身でして、私自身も学びの日々です。対話・学び合い・権利ベースの学び・自分で決めていいこと・選びとっていくこと・できるところから・やれることをやり続けること…。自分の中で大切にしてきたことが、今日のポイントと重なっていたような気がして自信になりました。
【小学校教諭】とても励まされました。明日からも頑張ります☆この春から小学校ですが、昨年までは長い間中学校勤務でした。教頭になって3年目です。なんとか職場や教育委員会を巻き込んで、性教育を推進していこうと思っています。
【高校教諭】保健体育の教師をしています。びわコンドーム、来週授業で使う予定です。今回、このzoomに参加させていただいて、大きく反省したことがあります。すでに生徒の「性教育をどう考えるか」の課題で1人の生徒が気づかせてくれていたのですか、、、脅しではなく、いい所も話してサンドすればいいなぁ、、、と。大反省は、性行為自体を素敵なものだという話を、きちんとできてなーい!ということです。どうしても、リスク管理の方面から話してしまってました。人として自然なこと、触れることで相手に愛情を示すことができる、てのを端折ってたなーーーーって、反省しました、、、、
【高校教諭】素晴らしいお話をありがとうございました。支援学校に勤めていた時に、性の学習の大切さを感じ、実践していました。生徒たちは、性の学習の時間が一番好きだと言ってくれました。今は高校に異動し、性の学習を担当できる立場ではありませんが、仲間と知的障害のある成人の性の学びの場を作っています。コンドームの使い方も扱っています。のりの容器を使うのは参考になりました。今日のお話を聞いて、現在勤める高校でも何かできないかと励まされました。養護教諭と一緒に考えていきたいと思います。
【元養護教諭】ただただ、そうだよネと頷きながら聴いていました。ユウユウミハルのリラックス感もアリ楽しかったです。正しいことの押しつけではなく、どう思う?と語りかけながら対話で深めていく、人ごとではなく自分ごととして共にと考えていきたいと、常々思っています。やれることをやり続ける・・本当に細々とでも、対話のキャッチボールが出来るうちは、歩みを止めないで行きますね。是非、お二人の本も活用させていただきます。素敵な企画、有り難うございました。
【教員以外の教育関係者】貴重な機会をありがとうございました。対話しながら性教育、習うより慣れようコンドームなどなど頭に残るフレーズ満載でした。早速このようなフレーズを実践に活かしていきたいと思います。
【教員以外の教育関係者】何となくじゃなくて正しい知識を持つことが大切なんだと思いました。高校生のアンケートを見れたのがとってもよかったです!数のエビデンスって説得力がありました!医療関係者の方は何を期待されて参加されたのか気になりました。性教育って教育関係者より医療関係者の方の方が詳しいイメージがあったので不思議に思いました。
【介護福祉士・思春期保健相談士・性教育講師】本当に無料?というくらい、ありがたい講座でした。講座の中でも門下先生が言われていましたが、「論文などで長く文章を書くことは得意だけど、簡潔に要点をまとめるのが本当に大変だと最近より自覚しています。また、講座自体も時間内に必要な情報をまとめるということに今日はとても勉強になりました。実は、この夏休みに親子向けで「コンドーム実験教室」と題した講座をやる予定です。まさしく、今日の櫻井さんが紹介されたような実験などをしてみたくて…。
【医療関係者】門下さんも櫻井さんも、プレジャー等の性のポジティブな側面と対話をすごく大事にしていると改めて感じて、私も大事にしていきたいと思いました。来月、びわこんどーむを持って高校に行きます!頑張ります!!
【医療関係者】本日はありがとうございました。一方的な教えではなく考える時間、権利としての性、対話が大事、コンドームはエロでなく衛生材料、などたくさんのワードが心に残りました。本日は中学高校あたりにスポットの当たった話であったかと思いますが、幼少期から包括的な性の学びを連続して学べる環境が整っていくと良いなと感じました。性教育は幸せに生きるために持つべき知識と技術、日本性教育の充実と自分や他者が傷つく使い方が少なくなることを願います。
【医療関係者】対話をしてそれぞれの個別性を大切にしていることを学べる機会になりました。9月に知的障害のある親御さんへの性教育を行う予定です。対話を大切にすること、わかりやすく話ができればと思っています。
【医療関係者】人としての自然な営み、誰もが持っている権利としての性、私はこの大事な部分をどれほど伝えられているだろう・・・と自分を振り返りながらお話を聞きいていました。これからもたくさん学ばせてもらいたいです!
【医療関係者】看護師をしながら性教育講師をしております。誰もが学ぶ権利として学校内での包括的性教育を広める活動をしていますが…営業活動が実を結ぶまで苦戦しており、心折れそうになることも。今日のお話で櫻井先生がおっしゃったことがどれもとても心に染みました。コロナ渦で講師になったこともあり、対面での講座は未経験で避けていましたが、私も「対話」から生まれるものを見てみたくなりました。やるしかないと心に誓った今夜でした。
【医療関係者】とても良かったです!近日、鎌倉市内学校での講義を予定しておりましたので、お話にでた「対話」をキーワードとして頑張ってまいります!また先生方のお話しがあれば聞きたいです(^^)
【医療関係者】たくさんの同志がいることが、本当に励みになります。本日はありがとうございました。
【医療関係者】これから『生と性について知る機会』についてできることを考えていこうとしている私にとって、とても興味深い1時間半でした。櫻井さんの本も、門下さんの本も買わせていただきました。とても読みやすく、どんな風に伝えようか、問いを投げ掛けようか、とても参考になる内容でした。今はまだ、幼児期・学童期にあるお子さんやその保護者様に伝える経験しかありませんが、これからももっともっと活動の場を広げて行けたら良いなと思います。
【医療関係者】3人のお話は、性教育を学ぶ場としてめっちゃ入り込めます。学び深いのに、押し付けがましくなく。私でも参加のハードルが低いのに、時々ドキッとするような強烈なワードが取り込まれたりする。会話全部をバイブルとして、いずれ世に送り込んでください。