おはようございます。共同代表 木下です。クラウドファンディング終了まで残り3日となりました。今回は「ケール1tの危機」のお話です。「いちご騒動」が解決しホッと胸をなでおろしたのもつかの間。「THE ONE」に含まれる「ケール」は古賀農園さんの無農薬ケールを使用し、冷凍加工も既に終わっていました。新しいレシピ用に別で古賀農園さんにお願いしていた露地栽培の減農薬ケールが5月に収穫の時期を迎えました。古賀農園さんから5月に収穫しないといけませんよと言われていましたが、「いちご騒動」が重なりテンテコマイになっていたので収穫を待ってもらっている状態でした。しかし、刻一刻と収穫のピークは近づいています。とうとう収穫しないと花が咲き、虫が付き、病気もつくリスクが高くなる週になってしまいました。これまでうきは市の加工場に加工をお願いしていたのですが、なんと、福岡県の緊急事態宣言の要請で閉鎖(!)こんなところにもコロナの影響が…。対応出来ない事を知り、多方面に加工場がないか探してもらったり電話でしらみつぶしに連絡しましたがこれがなかなか見つからない。とはいえ、気温も上がってきていて収穫の限界は予断を許さない状況。「すぐにでも畑から引き上げないと味が落ちます、例えば冷蔵保管はどうですか?新鮮さを保つ冷蔵保管向きの材料もあります。」と古賀農園さんからのありがたい助言。そんなことが可能なのかとちょうど契約を始めたばかりの巨大な冷蔵冷凍業者さんが受け入れが可能だったので一度そうしてみることにしました。一方、同時進行中の加工場探し。ご紹介で5箇所ほど加工場の情報が入り、電話確認や視察をしましたが、なんせ1tの瞬間冷凍加工です。ロットが大きすぎたり、瞬間冷凍機が無かったり、冷凍加工に慣れていらっしゃらなかったりとで場所によって様々。別ではネットで探して飛び込み電話確認。なかなか決まらずでした。しかし、諦めるわけにはいきません。全量買取させてもらう様にしていたのでお金面で古賀農園さんに迷惑をかける事はないですが、丹精込めて作ったケールを捨てるのは絶対哀しいはず。そして、このケールは必ず皆さんの元に届けたい。必死でした。この気持ちが伝わったのかもしれません。なんと、FBの投稿を見てくれた友人の紹介で大分県にある「豊後大野クラスター」さんで加工受け入れが可能かもとこと。農家さんの収穫スケジュール確認、運送業者のチャーター、段ボール購入、加工場との受け入れ調整でバタバタでなんとか段取りがつき、まるまる1tお願いする事にしました。決まった時は本当嬉しかったです。受け入れが決まったことを古賀農園さんに報告。自分の事のように喜んでいただきました。そしてこう言われました。「ブランドでストーリー作ろうとしなくても、農に関わればこんな事ばっかりなんで勝手にストーリーになりますよ。今、ワックマさんが体験してるのが農と食のリアルです。挑戦する人の応援はしますから頑張りましょうね」と。この2つの騒動で気づいたことがありました。自然と農家さんからの授かり物の野菜・果物を扱うということがどういうことなのか。①天気や気温に大きく左右されるということ②オーガニックに近づければ近づくほど病気や害虫から守るために技術と手間がかかり収量も少なくなるということこのようにコントロールがかなり難しいのです。九州は突発的な集中豪雨や災害クラスの台風など農家さんを取り巻く環境は刻一刻と変わっています。農家さんはこだわって育てたものが一発で吹き飛ぶようなリスクと常に向き合いなければならないのです。食卓に並ぶ野菜や果物がどういう背景で作られているか。ニュースで見るどこか他人事だった自然災害も自分ごととなり、とてつもなく感謝の念が湧きました。「自然と農家さんと歩む」私たちはこの感謝の念を伝えていくべく、真摯にものづくりと情報発信に取り組んでいきたいと思います。
馳走 の付いた活動報告
共同代表の木下です。クラファン終了まで残り9日となりました。最近は正式ローンチと資金調達の準備をすすめていて、忙しい毎日を送っています。私たちの「CHISO-馳走-」冷凍クラフトスムージーの特徴の一つであり、大事にしているテーマがあります。「農家さんと直接取引させてもらったオーガニック、無農薬、減農薬で作られている野菜・果物を使用」しているということです。これらを実現し、販売していくということがとても大変な道のりであるということを身を持って知った大きな事件が2つありました。「いちご騒動」と「ケール1tの危機」と題し、2回に分けてお話ししたいと思います。今回は「いちご騒動」です。「THE ONE」に含まれる「いちご」は3つの農家さんのいちごを使用しています。そもそも、イシダファームさんの「完熟あまおう」のみで構成する予定でした。イシダファームさんの完熟あまおうは一番美味しい状態の「完熟」で出荷されます。立ち上げた当初から是非使わせていただきたい!ラヴコールを送り、既知の仲であるイシダファームさんとも綿密に連絡を取らせてもらっていました。出荷のタイミングを見計らっていたんですが、今年は3月の気温が高く、予定していたより収穫が早くなっていました。4月中旬がピークとのことで加工場に加工スケジュールを掛け合いますがなかなかタイミングが合いません。結局、イシダファームさんにお願いしていた総仕入量をピークのタイミングで加工することが出来ず、予定より少なくなってしまいました。このままでは「THE ONE」の販売量が少なくなってしまう…。苦渋の決断でしたが①他のいちごを探して同じく「THE ONE」に使わせてもらうこと②内容表示は別にさせてほしいということこの2つをイシダファームさんに伝え、快諾をいただけました。とはいえ、いちごだったら何でもいいわけではありません。そこからはチームは必死です。自分たちでネットで探したり、電話問い合わせするも気になる農家さん達のいちごもピークは同じ。かなり厳しい状況でした。しかし、危機のなかに一筋の光が。共同代表大島の地元先輩のご紹介で熊本県八代市のいちご農家小崎さんと田島さんと知り合うことが出来、熊本県オリジナル品種「ゆうべに」をなんとか出荷できそうとのことでした。お二人が作る「ゆうべに」はとても美味しいいちごで、私たちの活動の応援もしていただけるとのことで、無事に取り扱わせていただくことが決まりました。やった!!という気持ちとホッと胸をなでおろしたのもつかの間、「ケール1tの危機」が起きてしまいます。次回につづく。
※クラファンページへはこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/view/413733はじめまして、こんにちは、こんばんわ!昨日の大島に続きまして、共同代表の木下 拓也です。今日は重大なご報告がっ!な、なんと。クラウドファンディング開始3日目の15日朝6時半ごろ、たくさんのご支援により目標金額の100%、100万円を達成しました!!パチパチパチパチ(手を叩く音)丸々1ヶ月ぐらいかけて集まればいいなぁと思っていたのでこんな短期間で達成できるとは!ひとえに、ご支援していただいた方、情報をシェアしていただいた方のおかげです。ありがとうございました!!ご支援いただいた金額の使い道ですがクラファンページに下部に載せている「資金の使い道」をご覧になってくださればと思います。そして16日19時現在、支援額が120%に増えています。クラファンはシステム上、設定している期間(6/14まで)はご支援をする事ができます。あと29日あるこの絶好の機会を逃すわけにはいきません。この状況を受けて先程、CHISO-馳走-メンバーで緊急ミーティング。みんなの答えは勿論「行けるところまで力を合わせて挑戦しよう!GO!GO!」でした!↓↓↓↓来週中に目標金額200万円をネクストゴールにした新たな挑戦を発表させていただきたいと思います。どうぞ、お楽しみに!※movieはチームの矢野くん制作!ありがとう!なんでもできるなこの人。
はじめまして。共同代表の大島弘也です。この度は、僕たち株式会社すりあし並びに福岡発のクラフト冷凍スムージーブランド「CHISO-馳走-」のクラウドファンディングページに興味を持ってくださってありがとうございます。5月14日にクラウドファンディングをスタートさせて頂いて、2日目の現段階(5月15日21時)ですでに目標金額の84%(110名)の方から暖かい言葉と共にご支援頂いています。本当にありがとうございます。約1年前、共同代表の木下拓也といつもの近況報告と他愛のない話から始まった僕たちの活動も今や矢野、妻の典子を含む4人のチームだけでなく、お世話になった生産者さんやご紹介頂いた関係者の皆様、そしてこのページでご支援頂いた方々の思いを乗せて動き出しました。決して順調に進んできた訳ではないプロジェクトですが、皆さんの応援の声を頂くたびに僕らの原点でもある「人を幸せにする」「世界を平和にする」という思いに立ち返り、僕らなりに前進してきました。僕たちのこれまでの活動や思い、これからの展望などの簡単な内容はクラウドファンディングのトップページに書いていますが、実際はだいぶ割愛していて本当は書ききれない程伝えたい事がたくさんあります。なのでこれからは、こちらの活動報告に様々な記事をアップしていきます。楽しみにしていてください。まずその一回目の投稿として、このクラウドファンディングをスタートできた事、たった2日でこんなにたくさんの方にご支援いただいた感謝と簡単なお礼をお伝えさせていただきます。あと1ヶ月あります。頑張ります!1,2日目のご支援、ごちそうさまでした!(CHISO-馳走-の合言葉です)