早いものでプロジェクト終了まで残り5日となりました。
無事、目標を達成でき、ご支援頂きました方に改めて御礼申し上げます。
環境に優しく機能的なCorkor(コーカー)商品の普及に努めると共に、日本でのコルクの地位向上に少しでも貢献できていれば幸いです。
さて、活動レポートは間が空いてしまいましたが、前回は「コルク消費が増えれば増えるほど、コルク樫森林の保全と面積増加につながる」ことをお伝えしました。2006年に遡りますが、WWFはコルク樫森林の将来に悲観的なレポートを出しています。コルク市場ではなんといってもワイン用コルク栓が圧倒的なシェアを占めています。コルク以外の代替栓が普及することにより、コルク消費が減り、地中海沿岸に分布するコルク樫森林面積の4分の3が数十年内に消滅するというものです。幸い予測は外れ、コルク栓の需要は衰えず、ポルトガルではコルク樫森林が年率1%で増加していると言われています。
ポルトガルとスペインがあるイベリア半島のコルク樫森林は多様な生物の宝庫で、24種の両生類、37種の哺乳類、160種の鳥類が生息し、135種の植物が存在すると言われています。その希有性はアマゾン、アンデス、ボルネオなどに匹敵するといわれます。多くの絶滅危惧種も含まれていて、代表的なのがポルトガルとスペインにのみ生息するイベリヤオオヤマネコです。耳の先端に黒くて長い毛が生えているのが特徴です。
弊社では「コルク-地球の未来を守るスマートな選択」をスローガンに、引き続き森林保護、生態系保護に繋がるコルクに対する理解促進、需要喚起に努力していきます。
皆様におかれましても本プロジェクトページをSNSや口コミなどで、下記リンクを拡散頂けますと幸いです。
https://camp-fire.jp/projects/view/413972
引き続きよろしくお願いいたします。
― Corkorジャパンチーム一同
【写真】
子供のイベリヤオオヤマネコ
出典:http://www.lynxexsitu.es - CC BY 3.0 es, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27380402