こんにちは。白雪牧場クラウドファンディングへの応援ありがとうございます。
プロジェクトオーナーの坂口です。
12月に入り立山は一段と寒くなって来ました。初雪もまもなくでしょう。
前回は水回り(トイレとキッチン)に使う建物を単管パイプで作る様子をお伝えしました。8月末にその作業も一服。建屋ができたら今度は土台をコンクリートで固める作業です。
ところで、今回手がけるのはトイレとキッチンという水回り。当然ながら地面をコンクリートで埋める前に、上水と下水の地中配管を行う必要があります。普段からお世話になっている原配管さんにその作業を依頼して、進めることになりました。
なお、配管にあたって大切なことは、これから設置するトイレ、手洗い場、キッチン、水栓の使い勝手を考えつつ、さらにメンテナンスや将来の拡張も考えて、配管の位置を定めることです。また、コンクリートで固めると修正は難しくなるので、その作業は慎重を要します。同じ地域にいる兄貴分の原さんに、何度となく相談しながら仕業とレイアウトを作って行きました。
仕様と設計が固まると、設置予定場所に溝を掘って、原さんによって配管を埋めて行く作業が進んで行きました。
配管が完了すると、今度はコンクリート打設準備です。高さを揃えるために、集落の土木職人・長嶋さんに依頼して、ユンボで仕上げの砕石を投入。大体の高さが出ると、友人・村田さんと二人三脚でコンクリート型枠を組んだり、ワイヤーメッシュを並べる作業。素人工事ですが、何とかいよいよコンクリートが打設できる所までやってきました。
最後のコンクリートの仕上げは、立山にある左官業・マツウラさん。コンクリートポンプ車も出動して、150平米近いコンクリートを一気に打ちました。コンクリート打設後に雨が降るというトラブルがありながらも、仕上がりは職人さんたちの努力で、鏡の面のような見事な仕上がりになりました。
9月上旬には基礎となる大がかりな工事が無事完了。いよいよ最後の仕上げとなるトイレとキッチンづくりに入っていきます。