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立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021

「白雪牧場」は、立山の田園にある小さな手作り牧場です。牧場には二頭の親子ポニーがいて、広々とした原っぱで草を食べながら、親子で仲良くのんびり過ごしています。願いは人と馬が紡ぐ幸せの牧場であること。ポニー親子と訪れる人たちが幸せに過ごせる場を、百姓の工夫と村人の力を合わせて創っていきます。

現在の支援総額

1,088,500

108%

目標金額は1,000,000円

支援者数

111

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/04に募集を開始し、 111人の支援により 1,088,500円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

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立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021

現在の支援総額

1,088,500

108%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数111

このプロジェクトは、2021/06/04に募集を開始し、 111人の支援により 1,088,500円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

「白雪牧場」は、立山の田園にある小さな手作り牧場です。牧場には二頭の親子ポニーがいて、広々とした原っぱで草を食べながら、親子で仲良くのんびり過ごしています。願いは人と馬が紡ぐ幸せの牧場であること。ポニー親子と訪れる人たちが幸せに過ごせる場を、百姓の工夫と村人の力を合わせて創っていきます。

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あけましておめでとうございます。白雪牧場オーナーの坂口 創作です。白雪牧場プロジェクトへの応援ありがとうございます。立山は冬となり、寒さが増して来ました。馬も冬仕様の長い毛に久しぶりの活動報告となりますが、年末年始の休みに2022年の歩みをダイジェストにまとめましたので、紹介させて頂きます。1.ミツバチがやってきた〜「立山養蜂園」2022年は、馬に加えて、ミツバチが牧場仲間入りをしました。白雪牧場のまわりには、耕作放棄地がまだまだ広がっています。その耕作放棄地を蜜源として再生して行う養蜂を、3月に開始しました。蜂に興味津々養蜂を紹介する記事はじめての取り組みでしたが、岐阜にいる全国的に著名な養蜂家の先生に師事。基本的な作業と技術を勉強しました。蜂たちの頑張りで5月にははじめての採蜜。夏の間、沢山のハチミツを採ることができました。元気なミツバチ沢山蜜が採れました近くの野山の花から集めたハチミツは、とてもすっきりとした味わい。「立山百花蜜」と名づけ、カナダ人デザイナー・ダイアンさんによるラベルをつけて、近くの方だけでなく、全国あちこちの方にお届けし、好評を頂いております。ダイアンさんによるハチミツラベル2. 子どもたちがやってきた〜「原っぱの学校」2022年にはじめた取り組みとして、地域にある釜ヶ淵小学校と組んだ校外学習プログラム「原っぱの学校」があります。春夏秋冬の年4回、白雪牧場に小学校の生徒さんたちを招待。農村にある自然や恵みを知ってもらうことをコンセプトに、様々な体験をしました。メニューとして、養蜂(はちみつ絞り)、馬のお世話、蜜源となる花畑づくり、七夕飾り、クリスマスツリー飾り、焚き火、焼き芋、餅つき、デッサンなど。こうした活動を通して、子供たちの経験の幅を楽しみながら広げました。子供たちは毎回楽しみにやって来て、好奇心旺盛に焚き火のやり方から、馬のお世話までいろいろな事を吸収。大人になっても思い出に残る、原体験となればと思います。養蜂体験の記事ハチミツ絞りました二人乗り餅つき3.人の輪をつくる 〜 立山農芸祭22  移住者交流会 牧場パーティー2022年も沢山の方が白雪牧場に集まりました。11月3日文化の日には、立山農芸祭22を開催。牧場の原っぱに、アーティスト4組、出店者15組が集まり、音楽、フード、クラフト作品を披露。陽気に誘われ集まってきた人々と、秋の豊かな時間を過ごしました。また9月には、富山県の主催する移住者交流イベント「移住のその後」をホスト。全国各地からやってきた富山への移住者と交流をしました。移住のその後コロナが落ち着き、都会や海外など遠方からのゲストも訪ねてきました。石窯ピザやハチミツなどを楽しみながら、交流を深めています。海外からのゲストと4. 2023年の展望2023年は、新たに白雪牧場の拡張工事を行います。実は、晩秋になると草が少なくなり、干草を馬たちには与えてました。馬たちの好物である青草をより長い期間与えられるよう、牧場から100メートルの場所に第二放牧場を作ります。ところで、白雪牧場の放牧や養蜂の取り組みは、去年から始まった農林水産省による耕作放棄地再生プログラム「最適土地利用対策」に採択された先行事例となっております。全国的に耕作放棄地は広がりつつある現状ですが、その中で地域の教育や文化にも繋がる白雪牧場の取り組みが注目されています。立山の片隅で行われている小さな取り組みですが、全国各地にある耕作放棄地を再生するひとつのアイデアとして、広く伝えて行けたらと思います。「立山から耕作放棄地の再生モデルを」。このような思いを持って、本年も様々な仕掛けを行います。引き続きあたたかく応援頂けたら幸いです。時事通信さんが定点観測の取材に来ています


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白雪牧場クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口 創作です。立山は4月となり、緑が芽吹いてきました。田植えの準備がはじまっており、徐々に農作業が入って来ました。さて、前回の報告では白雪牧場から生まれるものとして、「立山農芸祭」の様子をお伝えしました。秋のフェスという非日常と合わせて、今回は休日の様子を紹介します。4ヶ月の工事を終えて完成した牧場には、新たにトイレやキッチンといった水回りインフラができ、これまで出来なかったことが出来るようになりました。さらに、富山庄川産の金谷石を使った石窯も登場。それによって新しい楽しみが生まれています。その一つが石窯を使って料理しながら行うパーティーです。パーティーのメインは、集まってきた人と一緒に作る自家製米粉や野菜を使ってピザです。去年の秋から石窯ピザをはじめたばかりで、まだまだ試行錯誤の連続ですが、旬の食材を使った新しいトッピングや焼き方などあれこれ実験をしながら楽しんでいます。ピザ以外にもパン焼きやオーブン料理をしたりと少しずつレパートリーを広げています。富山の鯛素敵な差し入れ先輩農家さんたちハローウィン(アムリタローヴィーガンスイーツさん)米粉ドーナツ(ごろごろ畑さん)なお、石窯を囲んだ集まりには、先輩農家さん、近くの方などつながりのある様々な方が集まっていますが、やってくる人には子供連れや外国人の方が多いのが特徴です。子供たちはお腹が満足すると、その辺の原っぱでバトミントンをやったり、いろいろな植物を集めたり、馬たちにエサをあげたりと様々な遊びをしています。その場ではじめて会うという子供同士も、すぐに打ち解けグループになって連れ立って遊んでいます。子供同士の輪は、遠くから見ていて、微笑ましいものがあります。一方、牧場には富山で英語を教える外国出身のALTの方がよくやってきます。パーティー文化のある欧米圏からやってきたこともあり、外国の先生が加わることで、知り合いを誘って来て人の輪が広がったり、はじめての人同士でも気さくに交流する雰囲気が生まれている印象です。石窯料理という楽しみのまわりに、子供たちが自由に遊ぶ姿や、外国人も含めた開かれた交流の場が広がります。「石窯の集い」はまだはじまったばかりですが、少しずつ楽しみや集まる人を加えながら、これから牧場の休日の風物となればと思います。タイミングあえばぜひご参加ください。お待ちしてます


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白雪牧場プロジェクトへの応援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口 創作です。前回は白雪牧場プロジェクトの工事完成の模様をお伝えしました。振り返ると、6月末に廃屋の解体かららはじまり、整地、ピザ小屋づくり、トイレ・アウトドアキッチン整備と、10月末の完成までほぼ4ヶ月間の工事が続きました。ところで、白雪牧場プロジェクトは、あらたな牧場を作る取り組みですが、牧場づくりには二つの柱がありました。ピザ窯・キッチン・トイレを作るといった工事が一つの柱。一方、生まれ変わった牧場と様々な人を結びつけて、やってくる人たちの楽しみや地域の新たな可能性を拓くことがもう一つの柱でした。今回は、工事が完成した牧場という箱に、楽しみやつながりを作りながら魂を入れるものとした「立山農芸祭」(11月3日開催)について紹介したいと思います。少しさかのぼると、2020年9月のSDGウィークにあたる週末、いろいろな人に牧場を知ってもらい楽しんで貰おうと、牧場を開放して「オープンファーム」イベントを行いました。「オープンファーム」では、その年に東京から移住し、近所の古民家で素敵な雑貨店とカフェ「巣巣」を営む岩崎さんによって、コンテナカフェも登場。オープンカフェ「巣巣」原っぱでのんびり原っぱの放牧場にコーヒースタンドがあるだけの素朴なイベントでしたが、秋晴れに恵まれ、友人や地域の人々が集まり、青空の下でコーヒーを楽しんだり、子供たちが虫をとったり馬と触れ合う、のんびりとした時間が流れました。オープンファームが終わって片付けをしていると、「ライブとかあってもいいかもね」と、巣巣・岩崎さんがアイデアをくれました。翌年の夏、牧場工事を進めるかたわら、「新しい牧場が完成したら何かもっと面白いことをやろう」と岩崎さんと構想を練りました。その中で生まれたのが、「田園で農と芸を楽しみながら秋の豊かな時間を過ごす」フェス「立山農芸祭」( Farm & Art Fest 21)です。コーヒースタンドだけだった前年の「オープンファーム」から、「立山農芸祭」では、音楽ライブ、フードスタンド、アートワークショップ、農家による野菜販売も新たに行うことに。特に、岩崎さんのつながりで、シンガーソングライターの山田稔明さん、作家詩人の高橋久美子さん、店主バンドの「草とTen Shoes」のライブ出演も決まりました。コロナの緊急事態宣言で当初予定の9月末から、11月3日の文化の日に開催は一度延期となりましたが、イベントパートナーの岩崎さんや出店する方々の協力でチケットは売り切れ完売。直前の10月30日に工事も終わり、無事に開催できることになりました。イベント当日の11月3日、開場前準備の時にはあいにくの小雨。しかし、開場前にすっと雨はやみ、次第に晴れ間が覗くように。続々と牧場に人が集まり、普段は静かな牧場が賑やかな空間となりました。大人は、フードスタンドの美味しい料理を味わいながら、おしゃべりやライブをめいめいに楽しむ。子供は、馬と触れ合ったり、自由に原っぱを駆け回る。思い思いに時を過ごす豊かな時間が流れました。また、コンテナステージから奏でられる音楽によって、会場の空気は一変。田園風景の中で、人、自然、文化、動物たちが一つとして解け合う特別な一日となりました。沢山のひとが集まりました青空に向かってアートワークショップ自由に過ごす馬もお洒落に変身馬とふれあい焚き火の焼芋屋さんもところで、「立山農芸祭」は、芸術や食といった秋の恵みを楽しみながら、豊かな時間を過す場であることを願ったものです。それに加えて、もうひとつ願っていたことがありました。それはつながりから、新たなつながりや可能性を作ることです。実のところ、農芸祭は、何千人と集まる大きなフェスと比べたら、かなり小さなものです。そして、企画、告知、販売、出演、出店、会場準備と、全てつながりのある人たちの協力を仰ぎながら作った手作りのイベントです。やってきた人たちは、何らかのつながりでやって来た人たちが殆ど。そのため、アットホームな大きなホームパーティーのような雰囲気が会場に漂いました。その中で、集まった人たちの中で新しい出会いがあったり、やりとりの中で何かを一緒にすることになったりと、ちょっとした展開もあったようです。農業、芸術、地域、自然、人々をつなぐことで新たな可能性を生めたらとの思いで始めた「立山農芸祭」でしたが、楽しみだけでなく、出会いやつながりを育む場としてもあったことは、今後の展開が楽しみなところです。仲間や家族と出演者同士(ドラムと和太鼓)これからについては、巣巣・岩崎さんとの相談して少し工夫と改善をしながら、今年も秋にまた「立山農芸祭 22」を開催できたらと思います。白雪牧場を舞台にした「立山農芸祭」が、地域の秋の風物になる時もいつの日か訪れたらと思っています。次回はリノベーション後の白雪牧場でどのようなことが行われているのか、休みの日の様子を中心にお伝えしたいと思います。農芸祭を紹介した北日本新聞記事


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白雪牧場クラウドファンディングへの応援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口 創作です。2022年冬の立山は雪が沢山降っており、一面の銀世界が広がっています。特に晴れた日には、素晴らしい光景が広がっています。さて、前回の報告から少し時間が空きましたが、今回は工事の締めとなるトイレとアウトドアキッチン仕上げの様子を報告します(年末年始と作業が重なり遅筆となりすみません)。おさらいとなりますが、8月〜9月の最初にかけて行われたトイレとアウトドアキッチンの配管やコンクリート工事の模様を前回お伝えしました。建物の基礎となる土台が完成して、いよいよ建屋づくりに入ります。まず、トイレ内装工事。正確な寸法を出す必要があるため、内装や建具取付では、ピザ小屋づくりでもお世話になった大工・山本建築さんの手を借りました。親方によってあっという間に下地が組み上がり、窓やドアが取付られていきました。寸法出しが重要な部分は山本さんに依頼下地や窓が出来上がってきました一方、大工さんが作業する傍らで、友人・村田さんと二人三脚で、ガルバリウムトタンを、アウトドアキッチンの屋根とトイレの壁に貼っていく作業。ふたりとも素人のためあれこれ試行錯誤したり、隣で作業をしている大工さんを捕まえてアドバイスをもらいながら、トタンはり。次第に腕を上げながら(特に友人・村田さん)、9月下旬には作業が終わりました。屋根に登っての高所作業トイレの壁貼りトタンはり完成(9月下旬)トタン貼りが終わって雨風が凌げるようになった10月。今度はトイレ・手洗い・キッチンの配管作業。地域の配管屋・原さんの手をお借りして、水回りが出来上がってきました。外キッチン配管トイレ取付水道配管が出来上がった10月末。牧場工事最後の仕上げとして、お世話になっている野嶋電設さんのチームが現場入りして、電気が開通。牧場工事は完成となりました。電気開通男性トイレ友人Kumiさんの飾りつけで素敵にアウトドアキッチンところで、今回の工事には、絶対守らなければならない日程がありました。11月3日の文化の日に白雪牧場を舞台に行う「立山農芸祭」です。最後の工事となった電気配線が終わったのは、何とフェスの直前となる10月30日でした。全体を振り返ってみると、素人が全体工程を管理して(実際には管理できず)、試行錯誤しながら作業の一旦を担っていた今回の工事は、当初の予定よりも大幅な遅れが生じました。最後の最後で、ギリギリ間に合ったのは、様々な案件を抱える職人さんたちが何とか時間を絞り出し、休日や暗くなるまで作業をして帳尻を合わせてくれたおかげです。また、自身で作業する部分は、友人・村田さんとの二人三脚で進めましたが、村田さんには夏の暑い中100時間以上、一緒に現場で汗を流してもらいました。さらに、今回の工事に携わった職人さんたちからは、使わなくなった資材(窓サッシ・トイレ便器など)を無償で提供してもらっただけでなく、クラウドファンディングにも実は多大な寄付を頂いています。牧場工事は、こうした地域の職人さんや仲間の協力があって初めて実現したものです。出来る上がるまでの過程を振り返ってみても、新たな白雪牧場はさまざまな力を合わせて生まれたものと、あらためて感じます。暗くなってから車のライトで作業山本建築さん原配管さん野嶋電設さん村田さん次回は出来上がった牧場の舞台が、実際にどのような人の集まりや楽しみを作っているのか、「立山農芸祭」を中心に報告したいと思います。


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こんにちは。白雪牧場クラウドファンディングへの応援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口です。12月に入り立山は一段と寒くなって来ました。初雪もまもなくでしょう。前回は水回り(トイレとキッチン)に使う建物を単管パイプで作る様子をお伝えしました。8月末にその作業も一服。建屋ができたら今度は土台をコンクリートで固める作業です。ところで、今回手がけるのはトイレとキッチンという水回り。当然ながら地面をコンクリートで埋める前に、上水と下水の地中配管を行う必要があります。普段からお世話になっている原配管さんにその作業を依頼して、進めることになりました。なお、配管にあたって大切なことは、これから設置するトイレ、手洗い場、キッチン、水栓の使い勝手を考えつつ、さらにメンテナンスや将来の拡張も考えて、配管の位置を定めることです。また、コンクリートで固めると修正は難しくなるので、その作業は慎重を要します。同じ地域にいる兄貴分の原さんに、何度となく相談しながら仕業とレイアウトを作って行きました。細かな所ではセンチ単位で設計仕様と設計が固まると、設置予定場所に溝を掘って、原さんによって配管を埋めて行く作業が進んで行きました。配管箇所をユンボで穴掘り地中に配管配管が完了すると、今度はコンクリート打設準備です。高さを揃えるために、集落の土木職人・長嶋さんに依頼して、ユンボで仕上げの砕石を投入。大体の高さが出ると、友人・村田さんと二人三脚でコンクリート型枠を組んだり、ワイヤーメッシュを並べる作業。素人工事ですが、何とかいよいよコンクリートが打設できる所までやってきました。砕石投入して高さ出し型枠組みとワイヤーメッシュ設置最後のコンクリートの仕上げは、立山にある左官業・マツウラさん。コンクリートポンプ車も出動して、150平米近いコンクリートを一気に打ちました。コンクリート打設後に雨が降るというトラブルがありながらも、仕上がりは職人さんたちの努力で、鏡の面のような見事な仕上がりになりました。コンクリートポンプ車左官さんたちが仕上げコンクリート打設完了9月上旬には基礎となる大がかりな工事が無事完了。いよいよ最後の仕上げとなるトイレとキッチンづくりに入っていきます。