白雪牧場クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。
プロジェクトオーナーの坂口 創作です。
立山は4月となり、緑が芽吹いてきました。田植えの準備がはじまっており、徐々に農作業が入って来ました。
さて、前回の報告では白雪牧場から生まれるものとして、「立山農芸祭」の様子をお伝えしました。秋のフェスという非日常と合わせて、今回は休日の様子を紹介します。
4ヶ月の工事を終えて完成した牧場には、新たにトイレやキッチンといった水回りインフラができ、これまで出来なかったことが出来るようになりました。さらに、富山庄川産の金谷石を使った石窯も登場。それによって新しい楽しみが生まれています。
その一つが石窯を使って料理しながら行うパーティーです。
パーティーのメインは、集まってきた人と一緒に作る自家製米粉や野菜を使ってピザです。去年の秋から石窯ピザをはじめたばかりで、まだまだ試行錯誤の連続ですが、旬の食材を使った新しいトッピングや焼き方などあれこれ実験をしながら楽しんでいます。ピザ以外にもパン焼きやオーブン料理をしたりと少しずつレパートリーを広げています。
なお、石窯を囲んだ集まりには、先輩農家さん、近くの方などつながりのある様々な方が集まっていますが、やってくる人には子供連れや外国人の方が多いのが特徴です。
子供たちはお腹が満足すると、その辺の原っぱでバトミントンをやったり、いろいろな植物を集めたり、馬たちにエサをあげたりと様々な遊びをしています。その場ではじめて会うという子供同士も、すぐに打ち解けグループになって連れ立って遊んでいます。子供同士の輪は、遠くから見ていて、微笑ましいものがあります。
一方、牧場には富山で英語を教える外国出身のALTの方がよくやってきます。パーティー文化のある欧米圏からやってきたこともあり、外国の先生が加わることで、知り合いを誘って来て人の輪が広がったり、はじめての人同士でも気さくに交流する雰囲気が生まれている印象です。
石窯料理という楽しみのまわりに、子供たちが自由に遊ぶ姿や、外国人も含めた開かれた交流の場が広がります。「石窯の集い」はまだはじまったばかりですが、少しずつ楽しみや集まる人を加えながら、これから牧場の休日の風物となればと思います。タイミングあえばぜひご参加ください。