2021/06/08 17:30

こんばんは! #肉を食べてブランドオーナーの事務局です。

今回はプロジェクトを実施するにあたり本当の目的をお話できればと思います。

\実話&実態/

今、私たちの業界でおこっている事はニュースなので聞かれたことがあるかもしれませんが、お肉の相場の高騰がホットな話題です。では、なぜそのような事が起こるのか。。。

\お肉相場高騰の背景/

我々の様な卸売業者がコロナの影響で飲食店などに販売できないからといっても和牛を買い続けないと相場が急落してしまい『生産者が廃業』に追い込まれます。生産者にとって牛の売り時はとても短い為、売りたくなくても売らざるを得ません。

\生産者が廃業してしまうとどうなるのか/

生産者が廃業してしまうとコロナ終息後に、生産者がいないため和牛の価格が高騰してしまい『卸売業者が廃業』してしまいます。全ての卸売業者が廃業するわけではありませんが、資金力のある大手が残ります。

『卸売業者が廃業してしまう理由は、飲食店に対しての値上交渉に時間がかかる為です。』

この地獄なような状況を回避する為に卸売業者は売れなくても買い続けてます。そして、和牛を冷凍させ保存します。冷凍すると、もちろん価値&評価が下がってしまうのと、冷凍庫庫代がかかるので、普段は絶対にしません。この取り組みに対して政府が補助するのですが、最終的な目的は『生産者保護』です。

このような背景もあり、販売先が無いにも関わらず卸売業者が和牛を買わざるを得ない状況であるため、お肉の相場がこの一年とても高騰しました。最終的に買えない業者が続出しました。。。

\日本の冷凍倉庫には和牛がたくさん眠っている/

生産者を守るために政府はコロナ期間中に補助を行い続け政府の事業は成功でした。短期間で見ると生産者は守れました。その一方で、今後冷凍和牛が流通し始める為、生の和牛は市場で売れるかは不明瞭です。

昨年、オリンピックに向けて半年以上前から契約で大量に輸入物を仕入れました。私たちも在庫数億円を抱えてコロナに突入しました。『輸入物は補助対象がありませんので、在庫を持ち続けると冷凍庫代がかさみます。』仕入れを止めても『契約』があるため緊急事態宣言中であろうとなかろうと関係なく納品され続けました。一時期、首都圏の冷凍倉庫には肉などの食品で満杯になりました。冷凍倉庫代も大きな負担となりました。

\100年の歴史があるパイオニアとして新たな打ち手をうつ!/

今回、我々がタッグを組んでいる新進気鋭のベンチャー企業Giverich(株)との出会ったことで大きな発想の転換に繋がり今回のプロジェクトに至りました。これまで一心不乱にホテルやレストランにお肉を卸してきましたが、コロナ禍に突入し『信用』から『共感』を獲得していく時代に変化しつつあります。

ご支援頂ける方に少しでもご参加頂きやすい形をとっていくべく今回は一方的な商品の販売という形ではなく、お客様や製造者、生産者と一体となり一つのものを『共創』していく事ができるプロジェクトを通じて世の中に少しでも良い影響を与える事が出来ると思い、#肉を食べてブランドオーナーというクラウドファンディングプロジェクトを発足するに至りました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!!