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コロナ禍で置き去りにされがちな子どもの気持ちを聴く絵本を、より多くの人に届けたい

後回しにされがちな「子どもの権利」。2020年国連子どもの権利委員会が出した声明を元に、自主制作で作られた子どもたちの声を聞くための絵本を、より多くの人に届けるために、内容を再構成、ワークブックをそえたハードカバー絵本として刊行し、「子どもの権利」を社会全体で考えたいと思っています。

現在の支援総額

1,732,000

86%

目標金額は2,000,000円

支援者数

256

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/20に募集を開始し、 256人の支援により 1,732,000円の資金を集め、 2021/07/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,732,000

86%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数256

このプロジェクトは、2021/06/20に募集を開始し、 256人の支援により 1,732,000円の資金を集め、 2021/07/25に募集を終了しました

後回しにされがちな「子どもの権利」。2020年国連子どもの権利委員会が出した声明を元に、自主制作で作られた子どもたちの声を聞くための絵本を、より多くの人に届けるために、内容を再構成、ワークブックをそえたハードカバー絵本として刊行し、「子どもの権利」を社会全体で考えたいと思っています。

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学校 の付いた活動報告

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本日応援メッセージをいただいたのは、金澤ますみさんです。ますみさんは、「スクールソーシャルワーク」という言葉が、まだほとんど知られていなかったころからその実践をされ、現在はスクールソーシャルワーカーのSVや養成にたずさわっておられます。そんなますみさんが世話人を務める学校学研究会。学校における「いじめ」「不登校」「学級崩壊」等の問題を、社会福祉学、教育学、心理学、法学、医学、経済学等の個別のアプローチを超えて、学際的に議論し、それを解決していくための方法を探求しようとする研究会です。学校にかかわる専門職や研究者にとどまらず、当事者である子ども本人や保護者、NPOや自治会の人なども含めた地域住民と共有するデザインを検討するという点がユニークです。長瀬も、その共同研究者のひとりです。本プロジェクトの寄贈先に、そして旧版の寄付先に「夕刻を支える場」があります。学校や放課後児童クラブが終わってから夜にかけての時間や学校が休みの期間に、子どもたちが安心・安全に過ごせるような取組をおこなっている場所の総称です。こうした場の必要性を、私はますみさんを通じて知りました。今の社会に少ししか存在していない、しかし絶対に必要でつくっていく必要のある場所だと考えています。(長瀬)子どもの権利条約を子ども自身にどう届けるか桃山学院大学学校学研究会世話人金澤 ますみ私は、スクールソーシャルワーワーカーとして学校に勤務するなかで、日本の学校構造の課題に悩んできました。それは、子どもたちが「困ったな、どうしようかな」という出来事があったときに、そのことを自ら相談する場所が学校の中に存在しないということです。私たち大人は子どもたちに、「困ったことがあれば、いつでも相談してね」という言葉をついついかけてしまいます。けれども、子どもの立場にたつと、「どこに行けば、誰に、いつ、どのくらいの時間、どのような内容の話を聞いてもらえるのか」ということがわかりません。また、学校に限らず「相談することそのものに価値がある」という教育が少ないため、相談することを恥ずかしいと思っている子どもたちが多いようにも感じていました。このような課題を共有した学校の先生たちの協力を得て、私は数年前から、子どもの権利条約を子ども自身に届ける方法の一つとして、スクールソーシャルワーカーが教職員と取り組むワークショップ「相談する力を育む授業」「尋ねあう関係を築く授業」をはじめました。授業では、絵本や音楽(「子どもの聴かれる権利」がテーマの『タズネウタ』https://youtu.be/zNMYQjSrRZY 「智の物語」後編挿入歌『虹への誓い』https://youtu.be/4470bhl87qM)などを通じて、「尋ねること」「相談すること」の価値を伝え、子どもたちに相談できる人や方法を伝えることと、相談しやすい学校環境づくりを目的としています。ワークショップ後には、子どもたちが疑問に思っていることや困っていることをストレートに伝えてくれることが増えました。ちょうどそのころに、長瀬正子さんが旧版『子どもの権利と新型コロナ』を制作されるということを聞いて心待ちにしていました。そして絵本が手元に届いたときは、「子どもの権利」という言葉をはっきりと用いて、子どもにも大人にも大切なことをストレートに伝えてくれる構成に、私自身がとても勇気をもらいました。そしてさっそく、学校学研究会のソーシャルデザイン検討会の企画『子どもたちに音楽の届け物を(演奏&子ども支援の現場からの報告:2020/11/8オンライン開催)』でも紹介してもらいました。写真はそのときの1枚です。その絵本がこのたび、新版絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』という新しい絵本として誕生するとのこと。私が取り組んでいる出前授業でも、子どもたちと一緒に読むことができるのではないかなと、今からわくわくしています。


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 本日応援メッセージをいただいたのは、DEMOの武田緑さんです。緑さんは、民主的な学び・教育=デモクラティックエデュケーションを日本中に広げることをミッションとして、教育関係者向けの研修の企画運営、現場の課題解決のための伴走サポート、教材やツールの開発・提案、キャンペーンづくりなどに取り組んでおられます。 2020年4月、国連声明を知り、多くの人に伝わりやすい言葉にする作業をしようかどうか、悩んでいた時に緑さんとお話しました。「こんなこと考えてるんだよね…」と話したところ、「まさぴ、それ絶対だいじ。」と即答。 いつもその時その時に必要なアクションをやわらかに企画する緑さんがそういうなら…と私はその作業をスタートとしたのです。緑さんの一言は大きかった。 そんな緑さんが応援メッセージを寄せてくださいました。(長瀬)子どもが気持ちを大人に伝えるきっかけをつくる                                 DEMO 武田 緑友人の長瀬さんから、この絵本の構想を聞いた時、とても強く、「これは今必要なことだ!」と感じました。この段階で、全国の学校はまだ一斉休校中。家庭と学校は大混乱していました。外で遊べない、友達に会えない、人と思うようにコミュニケーションがとれない。学校の授業も受けられない。いろんな課題はあるにせよ、学校は多くの子どものセーフティネットです。問題は「勉強が遅れる」ということだけではまったくありませんでした。安否確認の連絡すら、十分になされない学校もありました。たくさんの課題が配られ、それを終わらせるために躍起になって子どもを叱ってしまう保護者の方もいました。家庭が安心・安全な場ではない/なくなっていく子どもたちの声は誰が受けとめるのか。休校が明けてからも、禁止事項だらけの学校で、子どもたちは過ごしています。多くの子が仕方ないと諦めて過ごしています。逆にウィルスが怖くて、不安を抱えている子たちも少なくありません。きっと、子どもの命が失われたり、心が傷ついたりということが、平時以上にたくさん起こっている。新しい本のアイデアを聞いたのは、そのことを強く感じていた時でした。子どもと大人が、この本を一緒に眺めながら、コロナにまつわって自分の気持ちを、伝え合えるきっかけをつくってくれるツールです。もうすっかり、大人も子どもも、我慢することに慣れ、気持ちが麻痺してしまいそうになっている今、あらためて自分の気持ちに気づき、大切に感じなおす、意味づけなおす機会が、この本とともに広がることを心から願っています。武田緑さんのnoteはこちら。https://note.com/mido1022作者長瀬のおすすめ記事はこちら自分の感情に気づき、言葉にして客観化する練習「いま、どんなきもち?」https://note.com/mido1022/n/na37651faaf64緑さんがかかわるプロジェクト フキダシby School Voice Project\学校は、もっとよくなる。/ 学校現場の声を「見える化」し、対話の文化をつくる「School Voice Project」の公式アカウントです。https://note.com/schoolvoice_pj緑さんがかかわるプロジェクト 多様な教育の博覧会 EDU ★COLLEエデュコレ online は、
特色のある公立・私立の学校や、フリースクール・オルタナティブスクール、教育事業を行う企業やNPOなど、多種多様な教育のあり方を学べるオンラインの学びの場です。https://dem0.work/home/educolle-online/