今回の「REITOKU」の主旋律を奏でるのは、「篠笛」という日本の木管楽器です。主に篠竹(女竹)に唄口と指孔を開けただけという、とてもシンプルな作りなのですが、日本人の心にすっと入ってくるような、そんな音色を奏でます。※ちなみに真竹や煤竹の篠竹・真竹製など様々な種類があります。私がいつも使っている笛は、千葉県で30年以上ほぼ休まず笛を作り続ける笛師「蘭照」さんに作っていただいた、愛する笛達です。蘭照さんの笛は使えば使うほどになじんでいき、音色も姿も美しい、きっと後世に財産として残っていく逸品です。蘭照さんとご縁頂いたこと、本当に幸せに思います。蘭照さんの工房にてここから先はちょっとマニアックな話になりますが・・・私の笛をちょこっと紹介させて下さい!もう15年ほど使っている蘭情管 唄物天地巻八笨調子(いわゆるドレミ音階に近いC管)使えば使うほど、思い通りに鳴ってくれる可愛い奴一緒にドイツ、イギリス、フランス、ベトナム、台湾などなど世界中を一緒に旅した相棒REITOKUもこの笛で吹いています。驚異のポテンシャルを秘めた「田楽笛」とっても肉厚な煤竹を使用し、樺や籐で巻きを施した姿も美しい(萌える)のですが、なんといってもその音色!著名な演奏家の言葉を借りるのであれば「篠笛は砂糖、田楽笛は蜂蜜」濃厚で力強い音色です。これが大人数の太鼓と一緒に吹いても負けないんですよ!笛冥利に尽きる気持ちいい!!!笛ちゃんです。紹介したい相棒達はまだまだいっぱいあるのですが、このペースで書いていくと、とんでもない量になりそうなので、この辺で。。。さ、クラウドファンディングものこり2日!最後まで頑張っていきます!!