みなさまこんばんは!そしてあけましておめでとうございます!!
生きていた証シリーズ三回目は皆様の元へ届くことは少ないのですがヨロイと言われるものについてご説明します。私も獣害に係るようになって初めて知った言い回しです。
TOP画の写真の下の方、穴が開いている部分ありますね。あれは脂の塊が下にあって鞣す際にその部分がとても堅く処理の段階で皮膚と一緒に剥がれる(破れる)事によりあのような穴が開きます。この原因を作っている脂の塊、これを猟師さんたちはヨロイと言います。
語源は「鎧」で読んで字のごとくこの脂の塊は硬く、叩くとコンコンと音がするものもあります。特にオスのものは大きく非常に硬いので肩口まで広がるようなもっと大きな穴となり、鞣し作業も困難です。
イノシシは縄張りを持たないと言われていますがオスはその発達した鎧を持つ身体で雌へのアピールだったりもちろん喧嘩の為にも活きていると思われています。鞣しが難しい以上、中々目にすることは少ないと思いますがこれらを活かしたデザインなども面白いかもしれませんね。
と言うわけで本日は世には出回らない皮(革)になる「ヨロイ」の話でした。
只今79%達成!残り約2週間、引き続きのご支援・拡散など宜しくお願いします!
それでは皆様にとって素晴らしい一年になりますよう祈念いたしております。
本年も宜しくお願い致します!!