こんばんは。
国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。
給付型奨学金に応募している留学生達は現在、日本語学校の試験期間中です。ビザ更新に関係する大きな試験です。
当初、期末試験に重ならないようにスケジュールを組みましたが、緊急事態宣言の影響を受けてスケジュールが後ろへ後ろへと変更になってしまい、留学生達は期末試験と奨学金選考が重なってしまうという状況になりました。
しかし、そんなことにもめげずに最後まで必死に選考に向き合ってくれています。
5月から始めた選考プログラムは約5か月が経ちました。留学生は初めての経験でもちろん大変だったでしょうが「留学生版トライやるウィーク」の受入先として手を挙げてくださった企業、施設の皆様にも実績のない企画にお力添えを頂き本当に心からお礼申し上げます。
また、これまで選考委員として関わってくださった皆様にも御礼申し上げます。
団体の中でずっと温め、しかしスタートを切るタイミングを決められずにいた「給付型奨学金プログラム」たくさんの方のお力をお借りして動き出したのは昨年度でした。
今回の三次選考で面接を担当してくださったお2人は、昨年度からこのプログラムを一緒に支えてくださいました。
国際交流シェアハウスやどかりに住む留学生2名にも参加をしてもらい「奨学金つきシェアハウス」として留学生に給付型奨学金を支給する仕組みについて意見を出してもらいました。
ここにいることが当たり前になっていたスタッフでは気づかなかったような意見を頂き、そして留学生がどんな気持ちでやどかりに住んでいたかを知ることができました。
ポストイットに出たたくさんの意見を基に、プログラムのPRポイントや寄付をしてくださる方にとってのメリットデメリットをまとめたり、PPTに落とし込む作業を含めて、本当に親身になって考えて頂きました。
「このプログラムを動かしたい!動かさなくては!」私たちにとって大きな力となりました。
これまでの奨学金選考になじみのない「地域からの評価点」をどう反映させるのか。このクラウドファンディングを始めてからずいぶんと御質問を頂きました。思い切って選考の評価シートをアップしたところ「なかなかおもしろい」「地域も留学生をじっくり見ることになるから、自ずと関わる機会が生まれる」という評価を頂きました。
そこで本日は三次選考で使用した評価シートをアップいたします。まだまだ始まったばかりの選考方法です。何か気になる点やお気づきの点がございましたら遠慮なくメッセージを頂ければと思います。
いかがでしょうか。面接担当者4名分の平均が三次選考の評価点となります。あわせて一次選考、二次選考、三次選考の平均を最終評価点とし、同点数に応じて給付型奨学金の支給額を決定いたします。
学生達が達成感と共に給付型奨学金を手にしてくれることを祈っています。どうぞ最後まで応援のほどよろしくお願い申し上げます。