こんばんは。
国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。いよいよ明日、クラウドファンディング終了します。中にはこのクラウドファンディングを2回、3回と支援をしてくださった方もいらっしゃいます。本当にありがとうございました。
さて、本日はここまで伴走してくれたインターン大学生のことを書きたいと思います。
これまで私たちの団体では同世代交流を兼ねて「防災運動会」という防災訓練の事業を行ってきました。高校生や大学生に参加をしてもらい、留学生と一緒に交流しながら防災知識を学んでもらうというものです。
普段の学校、アルバイト、自宅の往復では日本人の友達を作ることは難しく、日本語学校ではよく「日本人の友達がほしい」と口にする留学生がいます。その声を「防災運動会」という事業に反映させてきました。
そのようにしてこれまで同世代交流を続けてきた私たち。
今回の給付型奨学金プログラムの二次選考「留学生版トライやるウィーク」にはそういった大学生の力がどうしても必要だと思いました。
まず1つはより組織をイメージできるようにしたいと思ったからです。受入先として手を挙げてくださった企業や施設では担当の方から指導を頂きます。この関係性は普段のアルバイトでも経験をしていますが「同期」「仲間」という、ある意味フラットな関係性を留学生が築くのはなかなか難しいのです。
時には友達のように、そして「トライやるウィーク」では仲間として活動してきてくれました。もちろんインターン大学生も今回の「トライやる」は初めてです。
留学生と同じところから仕事を理解し体験。自分も体験しながら留学生のフォローにも入る。留学生が何に対して困っているのか、質疑応答でうまく言えない質問を拾い、代わりに自分が担当者の方に投げてみる。
それぞれのインターン大学生が与えられた場所でしっかりと自分の役割を担ってくれました。
クラウドファンディングの御支援を頂くために、国際交流シェアハウスやどかりの玄関に設置していた看板もインターン大学生が相談しながら作ってくれたものです。スタッフは見ていただけ。
1回生、2回生、4回生がチームとなってこのプログラムを動かしてくれました。
また4回生の2人は国際交流シェアハウスやどかりの日本語教室にも参加。コミュニケーション力をつけるための活動を考えて実践するという課題に取り組んでいます。
まったくキャラクターの違う2人だからこそ、参加している学習者には学びがあるのです。
今回の事業ではインターン大学生が大きな力を発揮してくれました。今や留学生達と友達です。留学生達にとって大きな存在です。
奨学金を得ると同時に、他プログラムにはない大きな学びの場だったと。そう感じてくれることを切に願っています。