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コロナ禍でも、生の音楽を届けたい!

コロナ禍による公演中止となった昨年のコンサートは、チェコと日本の交流100周年を記念したスメタナのピアノトリオをメインに予定していました。今年こそ、かながわアートホールより、ライブ配信の力も合わせて、満面の響きで音楽のエネルギーをお客様にお届けしたいです。

現在の支援総額

346,300

115%

目標金額は300,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/15に募集を開始し、 73人の支援により 346,300円の資金を集め、 2021/07/26に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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現在の支援総額

346,300

115%達成

終了

目標金額300,000

支援者数73

このプロジェクトは、2021/06/15に募集を開始し、 73人の支援により 346,300円の資金を集め、 2021/07/26に募集を終了しました

コロナ禍による公演中止となった昨年のコンサートは、チェコと日本の交流100周年を記念したスメタナのピアノトリオをメインに予定していました。今年こそ、かながわアートホールより、ライブ配信の力も合わせて、満面の響きで音楽のエネルギーをお客様にお届けしたいです。

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クラウドファンディングにご協力下さったみなさま、また、これからご協力くださる皆様、こんにちは!本日は明日土曜日の定期演奏会のプログラムにもある、サン=サーンスの生誕の国、フランスの話をしようと思います。私はご縁があり、若い頃フランスに留学していました。ナヴァラ、フルニエ、フラショー、トルトリエ、ジャンドロン・・・憧れのチェリストが数多く居ました。さらに遡ると、バロック時代はガンバのマラン・マレ、古典のデュポール兄弟、最近ではゴーティエ・カプソン、学校は違ったけれど僕とフラショー同門のジャン=ギアン・ケラス等々、数多くの優秀なチェリストを輩出しています。↑フラショーのクラスのコンサートチェロの話しはさておきフランスの話に戻りましょう。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、実はフランス、一部の人々は親日家の方が多いのです。黄金の国ジパング、東洋の神秘、と言った所でしょうか、日本の文化に興味を持っている方がとても多いです。宮廷貴族文化の延長線上の、上流階級サロン文化では、アジア、とりわけ日本に詳しい事が「鼻高々」なステータスであったようです。留学中のフランス人の友人なども「タタミゼ」(畳と仏語動詞のerをもじって、生活の中に日本文化を取り入れる事を表す仏語)と称して、どこで手に入れたか本物の畳を寝室に置いたり、急須で緑茶を入れて飲んでいたり。当時、オペラ座の斜迎えに三越デパートがあり、日本の価格の倍から3倍程度で日本食材などは手に入りました。最近では日本食ブームでスーパーの惣菜売り場ではお寿司が売られ、街中ではおにぎり屋さんやお弁当屋さんがあるようです。お互い全く相容れない、けど、いつの時代もお互い気になって仕方がない、共通の感性を持っている、こんな日本人とフランス人のイメージがあります。そうそう、ドビュッシーの仕事机の上にも信楽焼のガマの置物がありました。北斎の浮世絵にインスピレーションを得て作曲した「海」も有名ですよね。余談ですが、僕らの世代では「フランス人はプライドが高いから英語は絶対しゃべってくれない」という文句をよく聞きますが、これはかなり誤解があると思います。ちょっと考えたら単純な話ですよね、もしあなたが、顔が似ているからと言ってアメリカやヨーロッパから来た観光客からいきなり中国語や韓国語で話しかけられたら、あなたはどう答えますか?フランス人にとっても英語は義務教育の学校で勉強する「外国語」ですよね。ましてそれが100年間もの戦争をしていた敵国の言葉だとしたら? 色々な感情をお持ちの方がいらっしゃると思います。さて、話しを戻しましょう。留学中はパリ市内の14区、地下鉄4番線のアレジアという駅の近くに、それこそ「屋根裏部屋」に住んでいました。屋根裏部屋はいわゆる「住み込みのメイド」が寝泊まりする部屋です。トイレ共同、バスなし。なので家賃が安い。(笑)幸い公衆浴場が近くにあったので、ほぼ日本と同じ入浴ライフは送ることが出来ました。しかし入浴は時間制で、時間を過ぎると管理のおばちゃんがドンドンと扉をノックし、ドアを空けるのにはびっくりしました。そして同じ14区内にモンパルナス墓地があり、ここにサン=サーンスのお墓があります。入学した音楽学校(エコール・ノルマル)と並行して通ったフランス語学校、アリアンス・フランセーズの通学途中にあったのでお墓参りにも行きました。他にも、ペール・ラシェーズ墓地のショパンのお墓などにもお墓参りに行きました。フランスのお墓は日本のとはかなり違って、とにかく墓の装飾に「悲しみ」を表現したものが多かった印象があります。薄暗い曇りの日などに行くと、本当に何か出て来そうな雰囲気です。↑パリのアパルトマンのバルコニーでさて、サン=サーンス本人の話題にいたしましょう。モーツァルトと並び称される「神童」、パリのマドレーヌ寺院でオルガニストを務め、「オルガン付き」の交響曲で有名ですよね。僕らチェリストにとっては、エチュードコンチェルトを卒業して、一番最初に勉強する、プロのレパートリーであるコンチェルトの一つがサン=サーンスのチェロコンチェルトであり、とても馴染みのあるお世話になる作曲家でもあります。コンサートで演奏させて頂く「白鳥」も、チェリストには欠かせないレパートリーになっています。この曲は少々曰くがあり、この「白鳥」が入っている組曲「動物の謝肉祭」はその曲の性格からサン=サーンス本人が自身の生前は演奏禁止としたのですが、この「白鳥」だけは例外で演奏を許されていたそうです。彼はどれだけ辛辣な風刺を盛り込んだのでしょうね、この「動物の謝肉祭」に。フランス人の風刺といえば数年前の悲しい出来事、パリのテロ、シャルリー・エブド襲撃事件を思い出します。幼い頃、近所に住んでいた友達が今、コンセルヴァトワールで教授しているのですが、彼女はこの事件の数分前にこの事件現場を通りかかっていたそうで、生きた心地がしなかったそうです。話しはかなり飛躍しますがそろそろ地球規模でテロや中東問題、貧困問題などを考えていかなければなりませんよね。おっと、とりとめもなくなってしまいましたので、今日のお話しはこの辺にしようと思います。ありがとうございました。


演奏動画の紹介。
2021/07/08 10:33
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おはようございます!本番まであと20日をきりました。おかげさまで支援者は60人を超え、シェアもたくさんしていただき、本当にありがとうございます。これからもこの公演をひろめていけるように努めてまいりたいと思います。今日は2年前に演奏させていただいたシューベルトのヴァイオリンとピアノのソナチネD.408のライブ動画をお届けします。ライブ動画なのでいろいろと音が粗いところもあるかと思いますが、よかったらご覧いただけたら幸いです。


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こんばんは。(^^)毎日蒸し暑いですね。今日は今週土曜日公演のための初日リハーサルです。ショーソンの交響曲は私自身初体験ですが、周りの団員さんも初めての方が多いみたいです。ちなみに彼は自転車事故で44歳という若さで亡くなりました。彼のヴァイオリン作品では「詩曲」が有名で、私も以前リサイタルで取り上げた大好きな曲です。先月演奏したフランクの交響曲。ショーソンにとって大きな影響があり、実は彼の先生がフランクということで、やはり演奏していて通ずるものがあるなぁと思いました。←大雑把な解釈でごめんなさい…私は繊細な音の動きと切ないメロディがショーソン特有と思います!とてもロマンティックな作品なのでぜひ生で聞いていただきたいです。おまけリハーサルには毎日お弁当を持って行きます。昨日は1日家でたくさんの惣菜作りをしていたので、お弁当が賑やかで今日のリハも乗り越えられました。たぶんこのお惣菜シリーズは3,4日続きますね。笑


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みなさま、こんにちは!目標金額に達成しましたこと、私からも御礼申し上げます(T ^ T)コンサートが成功しますように精一杯努めさせていただきます!!さて今日は旅のお話です。スメタナの祖国チェコですが、私は大学2年生の終わりに首都プラハを訪れました。(10年以上前のお話です。笑)大学主催のヨーロッパ研修旅行で、教授の先生方と一緒にチェコ、オーストリア、ハンガリーと3ヵ国旅しました。今考えるとなんと贅沢だったのでしょう!スメタナホールカレル橋 後ろに見えるのはヴルタヴァ(モルダウ)川プラハは絵画のように美しい街で、比較的安全でとても気に入りました。このマグネットは、自由時間にたまたま入ったお土産屋さんにアップライトピアノがあり、私が演奏したら店員のおじさんがプレゼントしてくれました!今も実家の冷蔵庫に貼っています。他のヨーロッパの国に行っても感じることですが、日本ほどピアノを弾ける人が沢山居ないので、ちょっと弾くだけでとても良いリアクションをいただけたりします(笑)日本は子供の頃の一番最初の習い事がピアノ!という方が多いですが、ヨーロッパはご両親が音楽家でない限り、小さな頃からピアノを習うという習慣はないと思います。音楽を勉強することが気軽なものではなく、もっと特別なことなのかな。。日本で〝歌舞伎を習いたい〟と言ったらなかなか覚悟が必要なことだと思いますが、それに近いのかしら。クラシックを聴く文化はもちろんありますが、プレイヤーとしては慎重な気がします。おまけ!その当時に一目惚れで買ったマトリョーシカと香水瓶。マトリョーシカはロシアの民芸品ですが、この子には惹かれて買ってしまいました。。それにしても、普通に外国に行けるのは何年後になるでしょうね。。今行ったらまた感じることが違うと思うので、いつかまた必ず訪れたいです!!27日は、チェコ音楽の他に長南さんがフランスの作曲家サン=サーンスの楽曲を弾いてくださいます。今年はサン=サーンスの没後100年メモリアルイヤーです。楽しみですね〜♪【お知らせ】先日ご案内させていただいたFM戸塚でのインタビューですが、アプリをダウンロードしていただくとスマホで聴けるそうです!(残念ながら聞き逃し放送はありません)明日7/7(水)9:00〜 朝からクラシック→私の演奏が流れます9:30〜 グットモ!→インタビュー+私の演奏が流れます急遽、トイピアノの演奏も流していただきます。リアルタイムでお楽しみいただける方は是非お聴きください^ ^


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皆様、おかげさまでプロジェクト始めて三週間たらずで目標金額達成いたしました。本当に本当に本当にありがとうございます。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)このご恩は音楽でたくさん返していただきます!さて、先週の土曜日も素敵なコンサートで余韻に浸り、疲れをとりたい気分ではありますが、気をあらたに来週土曜日のカルッツ川崎での公演に向けて準備してまいります。HP引用↓色彩豊かなフランス音楽の午後横浜みなとみらいホールの改修に伴い、初めて川崎市でおこなう定期演奏会。「動物の謝肉祭」でサン=サーンスのシニカルな一面を垣間見て、プロコフィエフの「ピーターと狼」では松尾由美子さんの語りが物語の世界をイメージを拡げます。作曲を師事したフランクの影響を色濃く残しながら自身の特色である叙情性が表現されたショーソンの交響曲は、演奏の機会もまれな佳曲です!川瀬賢太郎のプログラムの妙を、音楽を持ってお楽しみください。ピアニストの津田さんと務川さんも楽しみだし、川瀬さんと奥様の松尾様とのコラボ「ピーターとオオカミ」も楽しみですね!詳細URLはこちら↓https://www.kanaphil.or.jp/concert/1689/おまけ私が今使用している楽器は今からちょうど2年前に出会いました。以前使っていた楽器は、12年ほど使っていたのですが、一度楽器の面板が割れ、補修しましたが、また派手にぱっくり割れたのが2年前!私は今後のことも考え、新たな楽器との出会いを探す決断をしました。炎天下の中、自分の楽器を探すべく楽器屋さんを何店か駆けずり回っていたことを思い出します。そして育休明けと同時に今の楽器に決まりました!最初演奏したのはショスタコービッチの交響曲第10番!今の楽器は華やかで細かい音もしっかり反応してくれて、弾けば弾くほど吸いついてくれるローマのRoazziさんの楽器です。今月27日に皆様に聞いていただけるのが今から楽しみで楽しみです。今後ともどうぞよろしくお願いします。