
1300万円を超えるご支援、本当にありがとうございます!
クラファンをスタートしてから1カ月を過ぎましたが、今も毎日、ご支援が止まることはありません。そして昨日、まったく想像していなかった「1300万円」という大きな金額を超えました。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。
私たちが大切にしていることは、「みなさんがどのような想いで応援してくださっているのか」をしっかり汲み取ることです。そのために支援者のみなさんのコメントを、ひとつひとつ拝読しています。
サンガが作ってきた書籍を心の支えにしてくださっていたみなさん、ありがとうございます。旧サンガにおいて、スマナサーラ長老の著書をはじめとする様々な書籍で、仏教の智慧を皆さんにお届けできていたことは大きな喜びです。これからもお釈迦様の教えを、現代にしっかり伝えることが、私たちの役割だと考えています。
また、創業者・島影透元社長への思いを書いてくださっている方もいらっしゃいました。私も島影透元社長と毎日たくさん話をしてきましたので、その言葉はもう全身に染みわたっています。今でもその声を思い出す場面はたくさんあります。
皆さんの思いをしっかり受け止めて、サンガ新社の事業に取り組んでいきます。
読者のみなさんとお話しし、出版のアイデアをいただきました
先週6/23には、オンライン交流会「読者と一緒にサンガ新社の出版書籍会議」を開催しました。「サンガ新社にどんな書籍を刊行してほしいか?」について、読者の皆さんとお話することができました。
和気あいあいとした雰囲気の中で、様々なご意見をいただきました。
サンガ新社では、スマナサーラ長老の書籍を刊行することは、根幹の事業として決まっています。そこで、特にその他のアイデアということで挙げていただきました。
貴重なご意見ばかりで、直接、声を聞いてお話しするのは大切なことだと、あらためて思いました。
いただいたご意見のすべてを実現することはもちろん難しいですが、参加してくださった読者のみなさんの多彩なアイデアは、サンガ新社の未来を描く源です。以下に箇条書きで共有させていただきます。
■野中耕一先生翻訳の『ポー・オー・パユットー仏教辞典 仏法篇』を再刊してほしい。タイの上座部仏教の辞書だが、普通の辞書とは違って芋ずる式に読んで学ぶことができる。
■ リアル本が売れ残って在庫を抱えてしまうのは、事業体としてのアキレス腱になる。そう考えると、クラファンを活用した出版形態は非常に興味深い。
■継続していくことが大切。旧サンガがなくなったことは、一つの事業体がなくなるのではなく、「仏教を学ぶ機会がなくなった」ということとイコール。仏教書を出版する出版社がつぶれてしまっては困る。
■ 「リアル書籍」「電子書籍」「オンデマンド」を戦略的にポートフォリオを組んでうまく使い分けてほしい。
■ サンガ新社の魅力は「テーラワーダ仏教の書籍の専門店である」ということ。同時に、ニーズを開拓して、新しい人に届けることも大切なので、伝統部門と新進部門のような感じで、出版部門を2つに分けてもいいのでは。
■ 仏教やサンガの書籍は時代に求められている。企業においても「マインドフルネス」や「ダイバーシティー」が注目されているが、どちらも仏教の実践ともいえる。仏教は実用的だから、ビジネス書としても読めるような本だと間口が広がるのでは。
■ 「紙の書籍」と「電子書籍」をうまく使い分けるといい。クラウドファンディングのシナジーを出しつつ、コストや作業負担を下げる工夫をするといい。
■「クラファン」×「オンデマンド出版」で本をつくる。オンデマンド出版ならば、2種類の表紙をつくり、例えば、ファンディングに参加した人は、スマナサーラ長老のサインが入った表紙の本を選ぶこともできるのでは。
■ 込み入った勉強をするには紙の本で欲しいので、『ポー・オー・パユットー仏教辞典』や『ブッダの実践心理学』はオンデマンドで出版してはどうか。オンデマンドなら、リスクもだいぶ小さくなる。
■ サンガ新社のヴィジョン「仏教を中心に持ちながら、私たちが幸福に生きるためのコンテンツとコミュニティをつくる」が素晴らしい。書籍の最後にこのヴィジョンが掲載されていたら、サンガ新社の方がどのような気持ちで取り組んでいるのかが伝わると思う。
■「コミュニティとは何か?」を考えると、仏教自体が2500年続く最強のコミュニティであると思う。本に触れて、仏教ファンになった方がいるのならば、その方はすでにコミュニティの一員なのではないか。
■上座部仏教は難しい部分もあるが、『怒らないこと』を素晴らしいと感じて、上座部仏教と出会った方もいたので、そういう本もあるといい。「うつを克服」などのテーマで、一般の人が入りやすい本があってもよいのでは。
■ 瞑想実践の体験をまとめた本が欲しい。どのような学びがあったか、心を鍛えた人の日常生活はどう変わったか、実践によってどう変わったかを共有する本。普通に瞑想を頑張ろうとしている人たちの支えになる。
■ 日めくりカレンダー。大切なポイントが簡潔にまとめられているので、日々めくると気づいていける。「怒らないこと」の日めくりカレンダーでもいい。
■ タイトルに仏教が入っていなくても、読んでみると仏教だったという本も素敵だと思う。
■ アラビア語圏の文学をサンガから出すのも夢があって面白い。
■ サンガのコンテンツはウェブ媒体化していく。そのリテラシーについて、出版社側からのアプローチがあっていい。
■ 「WEBサンガジャパン」のベスト版を、年に1回ぐらい紙で出すとよいのでは。
■ スマナサーラ長老の経典解説シリーズは確実に手に取ってもらえる。また、それとは別に入門書もあっていい。コミュニティのみんなでアイデアを出して入門書を作れば、紹介もしやすくなると思う。
■スマナサーラ長老の「心の科学」という言葉で、読者の間口が広がっていると思う。
■ジャータカの本も出してほしい。
参加していただいたみなさん、たくさんのご意見をありがとうございました!
皆さんの意見を聞いて感じたことは、出版事業の難しさについて、読者の皆さんも理解してくださっているということです。サンガ新社の置かれている状況を分かっていただけているのは、とても心強いことだと思っています。
今、ご支援金は1300万円という大きな金額になっていますが、出版という難しい事業に取り組む上では、決して安心できる金額ではありません。
しかし、着実な事業を期待する読者のみなさんの支えを力にして、私たちも気を引き締めて、しっかり取り組んでいこうと思います。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。




