【告知にて失礼します】
この度サンガ新社では、重度障害者のコミュニケーションをテーマとしたセミナーを開催します。
10月30日(月)19時から、國學院大學の研究者・柴田保之先生と、禅僧の藤田一照先生のご対談です。
■禅僧・藤田一照先生と同窓の後輩研究者・柴田保之先生
藤田一照先生は東京大学教育学部教育心理学科のご出身ですが、プラユキ・ナラテボーさんとの共著『仏教サイコロジー』のなかでこうおっしゃっています。
「実は僕はもともとヘビーな困難を抱えてる人とか、統合失調症の人たちへの関心が強くて……」
「でも、僕の想定していたよりも、現実ははるかに厚みも重みも射程もすごかったんです。それでけっきょく挫折したと言ってもいいです。」
その後、禅僧としての道を開拓した藤田一照先生と、福祉教育の道を突き進んだ後輩の柴田先生との同窓対談です。
■重度障害者のコミュニケーションの研究
國學院大學の柴田保之教授は重度障害とされる人々のコミュニケーションを研究してきました。その中でコミュニケーションのツールとしてパソコンや文字盤を使っての方法を開発してきた。そして現在、たどり着いたコミュニケーションの方法が「指筆談」です。
2018年には、柴田教授が事件後のやまゆり園で「指筆談」に取り組み様子が毎日新聞で取り上げられましたが、いまだ社会的に認知されるには程遠い状況といえるでしょう。
「津久井やまゆり園 柴田教授が取り組む「指筆談」広がりの兆し 職員手応え」2018/8/9 毎日新聞(https://mainichi.jp/univ/articles/20180802/org/00m/100/012000c)
今回は「指筆談」をテーマに、障害者福祉の現在地を確認したいと思います。
■重度障害の当事者の方も参加予定
また、当日の会場には全盲で重度障害の当事者の方もお見えになる予定です。
柴田先生に指筆談で通訳をいただくことも考えております。ぜひご都合のつく方は直接会場で、指筆談でのコミュニケーションを知っていただければと思っています。
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サンガ新社セミナー(オンライン参加&会場現地参加)
柴田保之先生×藤田一照先生対談
「指筆談:知的障害者、重度・重複障害者との高度な対話を可能にする技術」
【開催日】
2023年10月30日(月)
開場18:30/開演19:00(終演21:00)
國學院大學院友会館(東京・渋谷)
【参加費】
オンライン参加(見逃し配信付):3,500円
会場現地参加(見逃し配信付):5,000円(定員40名)
【チケットサイト】
https://peatix.com/event/3733957
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ご関心をいただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。
主催:株式会社サンガ新社
https://www.samgha-shinsha.jp/